ソフィーの選択

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

第2次大戦後のニューヨークを舞台に、作家志望の青年の目を通して、アウシュビッツから生き延びたポーランド人女性ソフィーとユダヤ人の恋人の過酷な愛のドラマが綴られる。反ユダヤ主義の環境に育ちながらナチに人生を踏みにじられた女性をメリル・ストリープが熱演し、アカデミー賞主演女優賞を獲得。

1982年製作/151分/アメリカ
原題:Sophie's Choice
劇場公開日:1983年

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第7回 日本アカデミー賞(1984年)

ノミネート

外国作品賞  

第40回 ゴールデングローブ賞(1983年)

受賞

最優秀主演女優賞(ドラマ) メリル・ストリープ

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
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映画レビュー

3.5A Tale that Feels 100 Year Prior to Its Setting

2021年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

An Emily Dickinson poem recited at the end has this film feel anachronistically in all times at once. The film humorously beckons into a complex relationship that is abusive but can't be shaken off, because Streep plays an eternal refugee from the Holocaust. The disturbing traumatic drama in the flashback scenes are much more powerful than the New World love story. An all around depressing movie.

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Dan Knighton

4.0関心の領域と背中合わせなんだ!

2024年5月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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大阪ぶたまん

5.0この世界の殉教者

2024年3月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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sankou

5.0名演技と名演出による2つの究極の選択物語が私の意識を作品の外に出ることを許さなかった

2023年5月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

事前に「サラの鍵」という
ユダヤ人強制収容所関連作品を観て、
強いられた選択と自ら意思での選択、
この2つの究極の選択という意味では
同じ匂いを感じるこの作品を思い出し、
改めて鑑賞した。

結末が分かっている中での
何度目かの再鑑賞の今回、
特にネイサンがユダヤ人であることを
強く認識しながら観た結果、
たくさんのシーンがエンディングに繋がって
いることに改めて気付き、
心が締め付けられる思いだった。

そして、アウシュビッツで
究極の選択を強いられたソフィーが、
戦後に下した
自らの意思での選択に号泣させられた。

この、ネイサンがユダヤ人であること、
また、彼が精神分裂症であることも
全て承知の上での選択には、あたかも
彼女一人でこの歴史の汚点全てを背負った
かのようで、戦争の悲惨さを伝えて余りある
エンディングに感じられる。

私は、
俳優の演技力で鑑賞するタイプではないが、
この作品については、
メリル・ストリーブの演技に支えられた作品
と言ってもよい程、
特に彼女のモノローグシーンは、
本来はその台詞の中の場面を
映像化したくなるところだが、
それらを必要させない見事さで、
この作品を支えている最大要素と確信出来る
アカデミー主演女優賞に相応しい
名演技だった。

アラン・J・パクラ監督の、
観客の意識が映画の外に出ることを許さない
見事な演出共々、二人にとって
これ以上の作品は想像出来ない、
原作をも見事に凌いだ
名作中の名作ではないだろうか。

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