劇場公開日 2024年3月22日

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戦場のメリークリスマスのレビュー・感想・評価

全159件中、61~80件目を表示

5.0稀有な傑作を観る最後のチャンスなのか

2023年1月26日
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鑑賞方法:映画館

新宿武蔵野館にて4K修復版を鑑賞。日本で映画館で上映されるのは版権の問題で最後のチャンスとかそうでないとか。
昔から何度か鑑賞したけれど、映画館では初めて。戦争という異常な状況の中での狂気や剥き出しの人間性や愛みたいなことことが、胸に突き刺さる。
大島渚監督作品について私が意見できることなど何もない。傑作をぜひスクリーンで。

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TK

3.0凡人の私には理解できなかった

2023年1月23日
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鑑賞方法:映画館

ラストシーンはよかったと思う。

あとは、なんだろう…
集団の狂気とか、戦争の悲惨さとかしか感じられず(汗)

きな臭い時代になってきている今だから、4Kリマスターで公開したのかな?

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ぷぷぷ

3.5理解はできないが、今もなお新鮮な映画体験

2023年1月19日
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鑑賞方法:映画館

4Kレストア版で初鑑賞

4Kで映像が綺麗になったものの、音声がところどころ聞きにくい。とはいえ、はじめは聞き苦しいカタコトの英語も慣れてくるとそれが味になってきた。

日本と外国の文化の違い、お互いのリスペクトとすれ違いが、交錯する様が現代にみても面白い。演出も印象的なものが多く、まさに異色というのがふさわしい。
ただ、坂本龍一の音楽もあいまって、神秘的な雰囲気が漂い、理解が追いつかなかったり、精神世界のセリフが多く、戸惑いはする。
だからこそ、何度見ても気づきがある作品なのかもしれない。

そしてラストエンペラーと続けみたが、坂本龍一は俳優としても、魅了される顔である。

2023年劇場鑑賞13本目

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ひでぼー

4.0疑いなく傑作!

2023年1月15日
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鑑賞方法:映画館

前に観たことはあるけど、4K修復版が上映されてると知りこの気を逃さず鑑賞しました。
全体的に美しさと哀しさが入り混じり、切ない映画です。
人におすすめする面白さではないんだけど、観た後も記憶に残る映画で私は好きです。

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AYK68

この作品にかぎらないが

2023年1月12日
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自分がつまらないと思った、理解できないと思った、そういう場合自分の感性がきわめて貧弱であることに思い至らない愚人のいかに多いことか。
あのキスシーンの力はなんど見てもすごい。いまの日本映画にこんな作品を作れるか?

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KIKI

4.0鑑賞側に解釈を委ねる今どきでは作れない映画

2022年12月31日
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日本軍の狂気に満ちた作品なのかと思いきや、途中から雲行きが変わる。
描いているものは終始捕虜との関係だが、そこに人間的な感情が挟まり始めたように感じた。
つまり、相手を捕虜ではなく人間だと思い始めたということ。
長くを共にすると友情とは違う感情も芽生える、と序盤にローレンスが言っていたが、果たしてそういった感情だったのか…

ヨノイ大尉、ハラ軍曹、ローレンス、レリアスそれぞれの心中を想像しながら観なければ訳の分からない映画になってしまいそうな、ファスト映画なんかが流行ってしまう現代では無理な映画だなと感じた。
賛否はあるにせよ、私はこういう映画が今の時代にも作られてほしい。

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あぶる

2.5ヨノイの台詞に字幕を

2022年11月16日
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鑑賞方法:VOD

初めて観ました。
高校生の頃に観た「御法度」も刺激的だったのだけど、自分が一歳の時に、もう世界観と言うかキャラの構図は出来上がってたのかと驚きました。
大島渚って凄いなと!

どなたかのレビューで低俗なBLとして見るなと
描かれてましたが、
やはりそれはBLに対する嫌悪から来るイメージで、
充分にBLだと僕は思いました。
昨今の盛り上がってるBLをすでに40年前にやってた
と言う先見の明、それが僕にはすごい事に見えました。

BLをどう捉えるかにもよるしBLの中にも様々な
ジャンルがあると思うのだけど、
男が男に惚れる。それがBLだと思うので、
2人の中に流れる空気。
ヨノイのウブな童貞感。
妖艶なボウイ。
BLとして素晴らしいと思いました。

ただテーマは反戦だと思うので、
そちらの観点から観ると何やってんだ?と言う感じは
ありました。

坂本龍一の日本語はほぼほぼ聞き取れず、
日本語にも字幕を付けて欲しかった。

あと1か月で2022年のクリスマスです。
メリークリスマス、ミスターローレンス。

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奥嶋ひろまさ

5.0ホモは知的なんだよ。

2022年10月6日
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鑑賞方法:VOD
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加藤プリン

5.0大島監督は何を伝えたかったのか

Mさん
2022年10月5日
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わからないままに見終えた。
今まで何度もテレビで見ていて、タケシも教授もデビィッド・ボウイも、なんか演技下手なんじゃないか、と思っていた。
しかし、歳を重ねたせいか、あるいはたくさんの映画を見てきたせいか、あるいは初めて劇場の大画面で見ることができたせいか、最後の場面のインパクトに思わず評価5をつけてしまった。
相変わらず、観客に何を訴えたかったのかはわからないままだが、今回、戦争の狂気を描きたかったのかなあということは感じ取れた。映画館で見れてよかったなあ、としみじみ思う。
この映画がなければ世界の北野、世界の坂本はいなかったんだろうなと考えると、この映画の大切さがよくわかる。

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M

4.0ミスター・ローレンス

2022年7月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジャワの日本軍捕虜収容所での話で、キャスティングがすべて、と言ってもいい程みんなハマっている。
所長の大尉が坂本龍一、伍長がビートたけし、英軍捕虜がデビッド・ボウイなど、素晴らしい演技を見せる。
坂本龍一の音楽も名曲で、大島渚の代表作の一本となった。

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いやよセブン

4.0大島渚だったら“南京大虐殺”をどう撮ったか?

2022年3月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

某軍事大国の隣国軍事侵攻問題もあり、
支配と裁きの状況逆転や、
相互理解や寛容性にも触れた
この録画ビデオを取り出して改めての鑑賞。

それにしても、何度観ても、
デビッド・ボウイのキスシーンと
たけしの顔がアップの
ラストシーンには泣かされる。

原作では、ヨノイ大尉は懲役7年の刑の後、
4年後に特赦になり存命だったりと
幾つかの違いがあるが、
映画らしくエンターテイメント作品として
上手な脚本化と優れた演出力で
見事にまとめあげられていると感じる。

今回の鑑賞で改めて認識出来たのは、
セリアズ少佐が確信を持って
ヨノイ大尉の心のバリヤーを
解くことが出来るとあの行為を行ったこと。
そして、ローレンス中佐が
どんな観点で粗暴なハラ軍曹の心底に
人としての純朴な素養を見出して
あのラストシーンに繋がっているかが、
より理解出来たような気がした。

ところで、大和魂を否定して、
あたかもキリスト教精神社会の優位性を
描いたようなこの映画を
民族意識の高い方々はどう受け止めたのか、
上映阻止の動きは聞いていなかったような。
作品そのものの完成度がそんな声も
封じていたのだろうか。

それだけに今回改めてこの作品を観て、
異なる国家感、民族意識、信仰心を
交えてもエンターテイメント化出来る
大島渚だったら、
日本では途轍もなく高いハードルで、
多分に永遠のタブーとして
捉えられていると想像出来る
邦画としての“南京大虐殺”テーマ作品を、
抵抗する勢力も排して
唯一彼だけが演出出来たのではないか、
結果、どんな視点での“南京大虐殺”映画が
完成していただろうかと想像すると
叶うことの無い現在を残念に思えた。

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KENZO一級建築士事務所

1.5セリフが聞きづらい(笑)、

2022年2月3日
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鑑賞方法:VOD

ボソボソ話すセリフも多く聞き取りづらい、で、ボリュームをあげようにもいきなり人をたたく怒号やら言い合いやらでボリュームを大きくはしたくない、見るのに困った映画。

名作らしくがんばって見たけど、「そこまでかなあ」という印象。
出てる人は確かにすごいし存在感もあるけど、ストーリーとか心情があまりよくわからんかった。

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みけい

4.0TAKESHI凄え

2022年1月15日
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shimeji's list

3.5 たけしの役柄がいかにも単純で熱血な日本人!って感じがして良い。怖...

2022年1月9日
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泣ける

 たけしの役柄がいかにも単純で熱血な日本人!って感じがして良い。怖いけど結構懐っこくて可愛げがあって、たしかに演技は上手くなかったけど名演だったと思う。
 坂本龍一の曲も素晴らしかった。
 結構ゲイ要素のある映画だけど、同性に向ける愛情がちょっとわかったような気がした。

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フェイ・ウォン

4.0メリークリスマス、ミスターロレンス。

2022年1月7日
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といぼ:レビューが長い人

5.0懺悔

2021年10月9日
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鑑賞方法:映画館

戦後しばらく日本を憎悪する、主にはヨーロッパ人が多かった。

仕方がない。戦時中に不慮収容所でこんなことがあったから。

こんな異常な世界を和らげるセリアズの存在と坂本龍一の音楽。
これのお陰で鑑賞するこちら側は正気を幾分か保ち静観できる。

また戦闘シーンが全くなくともヨノイの歪んだ信念とハラの暴力性で異常な世界を疑似体験できることから、正気を保つよう鑑賞するこちら側も必死に堪える。

心と感情と精神の拠り所は何なのか何処なのか。
いつ終わるか分からない異文化のぶつかり合いは、その時の弱者の処分で呆気なくその時は幕を降ろされる。

いつの時代もそれは変わらない無情と無力を体験するだけだ。

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見知らぬ世界を見聞きしたい

4.0ハラキリ

2021年10月4日
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日本人による作品にあって、過剰といってよいほどのオリエンタルな形式美や精神論を盛り込み、秩序を作り護ろうとする大尉の弱さ、遊離した不安や不信が際立つ。人としての幅を見せ、捕虜を赦したハラに実は救われ、他方、不安に駆られる。ハグされて後ろにのけぞり、髪を頂き、国に持ち帰って納めようとする姿に、気負うことに殉じた当時の若者への同情も感じる。本来あるべき日本人としての心をラストのタケシのアップに含ませる。
ハグした側が少しよく分からないところである。大尉にかつての自分か弟が重なる要素でもあれば、大尉に心を通わすのも理解できるが、英国での逸話は少しずれているように思える。
主題歌はこれまで色々とアコースティックなアレンジで慣らされてきたせいか、今聴いてみるとこんなにシンセが入っていたんだと驚いた。劇中の効果音にも機械的な音が入っていたが、この辺りは80年代なんだろう。

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Kj

3.0良く分からなかった

2021年8月22日
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鑑賞方法:映画館

殆ど予備知識無しで観たけど、何を伝えたかった映画か分からなかった。

それでも余り退屈しなかったのは、たけしや坂本龍一、デビッドボウイらの存在が大きかったのが理由なのかもしれない。

とはいえ、大物スターをこれだけ自分の映画に巻き込んでいく大島監督のエネルギーは凄いものだったのだろう。

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はなまる

3.0Powered by ATG

2021年8月8日
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鑑賞方法:映画館

 男しか出演していない、日本人が英語の台詞の時だけ演技の抑揚があって素晴らしいところ、確かにこの異端で孤高な演出は大島渚にしかできない作品である。

この歳(50代)に鑑賞出来たことを感謝したい 若造だったらこの作品の意義や意味が分らない筈だから。

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いぱねま

3.5デビッド・ボウイがカッコいい

2021年7月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

1942年、第2次世界大戦中のジャワ島日本軍捕虜収容所で、日本軍のヨノイ大尉、ハラ軍曹達と、連合軍捕虜ロレンス少佐、セリアズ少佐などとの、多少の信頼と愛情、捕虜の扱いでの衝突など、日本軍人と西洋人捕虜との関係を描いた作品。
テーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」は知ってたが、映画は初めてだった。いい曲だと思う。
捕虜をジュネーヴ条約に則って扱わないといけないのに、日本軍の戦況が良くなかったのか、条約違反をした上官の姿は海外に向けては恥ずかしい事だと思う。
とにかく、セリアズ役のデビッド・ボウイがカッコいい。
ロレンス役のトム・コンティは安倍総理に似てておかしかった。
坂本龍一、ビートたけしも良かった。
愛のコリーダに続き、大島渚監督作品を観れて感激でした。

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