善き人のためのソナタのレビュー・感想・評価
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ラストが良い
集中して観ないと置いていかれる
作品内の状況下、立場は敵と味方の関係ですが音楽によって心を通ずるという、物語の核となるストーリーが素晴らしい…のですが、肝心のピアノ演奏があまり印象に残らないというか、感動出来なかったよぉ〜!
ただ、主人公の葛藤、そして重苦しい雰囲気の中、進むストーリー展開は良かった!
何より、最後のさりげないニクイ演出。最高でした!
バンドオブブラザーズ以来の傑作
壮大な歴史の渦中に於ける、小さな一個人の革命
ドイツについて考える
映画のあるべき姿
大人の映画。
恐怖政治の下で関係のない人をかばうということ
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 80
ビジュアル: 75
音楽: 70
恐怖政治が支配する東ドイツの秘密警察のヴィースラー大尉。党には忠実であるが非常に寡黙で孤独な男がある危険人物の監視を命じられ、それを通じて芸術や自由に触れる。それは彼の生活にはない想像もしなかった新鮮なものだった。
それが彼を少しずつ変えるのだが、当時の政治体制を考えれば彼の行動は本当にきわめて危険な行為である。そして実際に彼は多くを失い、ドイツ統一後も孤独にほそぼそと生活をしていく。最後の出版された本に書かれた彼への伝言が、本当に彼の行為と人生を救ってくれたのならばいいが。
ソナタだけが
イイ!
長く、内容も難しい映画だが、長さを感じなかった。
主人公の葛藤がよくわかる作品である。
良い現実も理不尽な現実も淡々を受け入れ、自分のなかで懸命に消化しようとしている心の変化が丁寧に描かれていた。また、時間の経過も加味して描かれていたので、現実味があって非常に良かった。特に、ラスト・シーンは、いい意味で、何ともいえない気分になる。
客電点灯後、しばらく席を立てず
しばらく感動の涙が止まらず、
放心状態におちいってしまいました。
それくらい、素晴らしかったです。
どうしても知りたいことが一つ。
「ドイツの方々は、この映画を見てどう思ったのか?」
私達は遠く離れた国の人だから、映画の中に描かれた世界は
ノンフィクションに近いのだろうが、フィクションにしか思えない。
しかし、実際に東ドイツにいた人々は、この作品を見て、
「ただ感動した」で終わることができたのだろうか?
もっと深く重いもの感じたのではないか?
ドイツ人の目から見た感想を、ぜひ聞いてみたい。
なお、主演のウルリッヒ・ミューエは、
『わが教え子、ヒトラー』を撮影後、病気により
お亡くなりになられています。御冥福をお祈り申し上げます。
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