セブンのレビュー・感想・評価
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29年ぶりの劇場鑑賞
画質音質共に最高です、モーガン・フリーマンに感情移入してみるのが自分には合ってます。ラストの先の世の中がどうなるのか想像すると、、、
この辺りはカーペンターの映画のラストに共通している。特殊効果はロブボッテンだったとは。フルメタル・ジャケットのハートマンにプラトーンのオニールとベトナム映画の二人も好演してます。今回はラゾーナ川崎プラザ109で鑑賞、前回29年前は横浜馬車道東宝会館での鑑賞でした
あまりに前評判を信じ過ぎた
ブラッド・ピットの全盛期ってこの頃になるのかな?
現代に於いてバッドエンドは有効か?
ジョン・ドウは個人名ではない。名無しの権兵衛の米国版。匿名の犯人、身元不明の死体はみーんなジョン・ドウ。女はジェーン・ドウ。だから犯人の名前は分からない。何処かの誰かさんという呼称はスリラーには打って付けだ。
退職間近の老刑事は己の運命を呪った。七つの大罪に模した連続殺人がおきている。何故、今なんだ!
予見は当たるものの、後手後手に廻った現場で目にするものは、血塗られたおぞましい殺しの様式。犯人の警告に、ただ、ただ圧倒され、打ちのめされる。
しかし、予想だにしなかった“犯人自首”で事態は様相を変える。
雨続きの鬱屈とした空気に閉じ込められていた6日間が明けると、一転、映像空間は、広々とした荒野に展開される。
晴れの午後、鈍い光り、風の色。
ヘリコプターが俯瞰するデリバリーバンの疾走。そう、あの箱だ。ドクンドクンと胸騒ぎが止まない。カメラの視線が3人に収斂する。
箱を見やるミルズ、周到に仕組まれた、最後の罠の標的は自分だったと覚り
すさまじい葛藤に全身が震えだす
挑発する犯人、必死に止めるサマセット。
そして銃声…………
まんまと終わった。
ブラッド・ピット
不可避の状況を演じた、あの、内面をしぼり出すような表情は見事だった。モーガン・フリーマンとの軽重コンビも絶妙。
モーガン・フリーマン
いち早くサイコパスVSプロファイラーの形を印象づけるも、一介の刑事が『カンタベリー物語』や『神曲』を読み込んでいた、という設定には無理があるような……それでも、退職間近の老刑事はピタリとハマっていた。
ケビン・スペイシー
気味悪い毒虫のような気配を漂わせるサイコパス役。自身が信奉する教義を世に知らしめたいという強い欲求が動機なのかは不明だが撃たれる時の表情がいい。
グウィネス・パルトロウ
ビジュアルは良いものの、演技の印象はうすい。
デヴィッド・フィンチャー
エイリアン3がコケた直後とあって、会社側が無難な結末(フリーマンが撃ったことにする)に替えろというのも無理からぬこと。だが、それを突っぱねて、救いようのないバッドエンドを強硬。大ヒットにつなげた。
ノーキッキング
年齢不詳。レビュー投稿半年目のビギナー。恋愛系苦手、しみじみほのぼの系きらい、清く正しく生きる系ウ~ン。社会から排斥されないように、時々はフツーの映画も観るらしい。
30年ぶりに観たが、どの場面もいとおしい。重厚なクラシック曲のよう。コンプライアンスやらレイティングやら喧しいがこの作品が生き残り続けるのは、なんとも喜ばしい。
ホラーとかグロとか見るの嫌なんやけど…
4Kよね?これ
ブラッド・ピットがこの上なくカッコよくて羨ましい。
でもこの顔に産まれたら良い女をゲットした時の感動は薄い人生だろう。
何度もブラッド・ピットのラストシーンを真似した、かめはめ波と同じくらい。
最近日本では、子供の自殺者が過去1番だそうだ
裕福さと治安のバランスを考えたら世界一の国なのにだ。
核となるのは希望だと思う、そしてその原因は知識だ。
人間は自らの優位性である「知識」のせいでもう1つの特徴である「感情」を貶めている。
なんとも滑稽だ。
そういう意味では宗教が無くならないのも悔しいがある程度納得するしかない。
「知りたい」と思う反面、知れば「希望」が失われる
俺は自分が恵まれていると知識として認識しながらも、心の底から楽しめない。それは世の中はこういう物だと認識しているからだ。
好奇心は「ワクワク」から始まり「絶望」で終わる。
人間は自ら求めて自ら滅ぼす。
でも俺は、楽しめなくなった自分の事が好きだ。それは「遠慮」という「優しさ」だからだ。
自分より恵まれていない人の事を思えば、クラブで踊ったり集団でゲラゲラ笑ったりバカ話をしたりするのが滑稽な事になってしまった。寂しいことだよ。
ノーカントリーに出ている宇宙人と同じ気持ちだ。
実際どのくらい引き金を引くのにどのくらいの重圧があるのか想像すらし...
映画を観た当時から続く喧々諤々
デビッド・フィンチャー監督を昔は嫌いだった👎
「エイリアン3」は宗教臭くて説教臭くてどうにも馴染めなかったし「ゲーム」は早い話、金を掛けたドッキリ企画の映画だったので正直言うなら面白さを感じなかったのよ😑(ザックリな説明で申し訳無いが)
で、本作「セブン」は当時の彼女と映画館で観てきたのよね😅
帰る道中そして帰ってからも映画の内容で彼女と3時間くらい大喧嘩🗯️🗯️🗯️
二人の論点はラストシーンにあった😶
この映画は復讐を肯定している、と🥸
マ王のこの意見に彼女は真っ向から対立、以降二人の間でデビッド・フィンチャー監督の話は禁忌になった程である🌀
例えば自分の子供に「セブン」を観せてラストシーンの事を聞かれた時に親としてどう答えるべきか悩む😤
恋人や肉親が目の前で惨殺されれば自分は確かに加害者を殺したいが、果たして殺された恋人や肉親も同じ事を望んでいるのだろうか?
当時の彼女も明確な返答をぼやかして映画全体の評価を盾にした論戦を繰り広げてきたが、マ王は映画の評価をする以前にこの手の映画を何の指定も無しに(昔はR指定が付いて無かった)世に放つ恐ろしさを解ってほしかったんだが🤔
マ王の映倫に対する疑問はこの映画から始まってる💨
さて、マ王も何度か観直してるウチに作品としての評価が出来るようになり、星3つよりも少し上で着地しているが依然としてラストは眉を顰めてしまう😟
昔をフラッシュバックしてしまう映画になってしまった⤵️
デビッド・フィンチャー監督の映画には少しの毒が含まれている🤢
慣れれば煙草のように気楽に飲めるけど確実に傷が付いていく感じがするのよ(蛇足としてマ王はチェーンスモーカーだったけど禁煙に成功している)
健康に気を使うならデビッド・フィンチャーの作品はオススメしたくない💦
でもマ王も「ファイト・クラブ」で彼の魔手に堕ちた(要は面白かった)
本作は確かに映画として切り離せばマ王的には合格なんだけど、今も1800円程度でスクリーンから放たれる毒が存在しているのを観客は忘れてはならないと思う😬
更には進行形でオンデマンドという媒体が存在し、ネット空間では気軽にかつ簡単にモラルを刺激する映像へのアクセスが可能になってる😔
劇薬が身近にある世界に我々は生きている☠️
何も映像だけが毒ではないが、そういう意味では「セブン」という作品は教材的ポジションなのかもしれないわ🫤
映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆(教材として)
所謂、中毒度★★★★☆
復讐肯定度★☆☆☆☆(本当にアカンよ)
解釈が自由で楽しい
初めて劇場に何回も通うくらいどハマりした映画
4K・IMAX行ってきました!
劇場で観るのは30年ぶりって考えるとかなり古い作品なのに全く色褪せる事の無い名作なんですねえ💡
暗くて見えずらかったシーンがよりハッキリクッキリ見えるように改善されていて相変わらずの超絶特殊メイクで(遊星からの物体Xの特殊メイクやってるロブボッティンの職人技が炸裂してるんよな)リアルな死体のシーン(ミイラ化して生きてた人は40キロくらいの痩せた人に特殊メイク14時間かけてやったらしいしデブが死んでる場面の場所にはメチャクチャゴキブリが居たとかジョンドウが書いた日記のシーンも実際に本全てに字が書かれていたらしく細部までこだわり抜いて作られています🔥)突然自首してくる犯人(名無しのゴンベイのアメリカでの呼び名のジョンドゥ、女の人だとジェーンドゥ)からのあの壮絶なラストをあのIMAXの大画面と大音響で観るとか終始アドレナリン出まくりで頭がボーっとしている状態で瞬きすらほぼしていないくらい画面に釘付けで見続けたので 映画終わってからめちゃくちゃ疲労してグッタリです🔥🥹🫣🥺🔥(今回のポスターデザインカッコいいんよな! あのシーンを使うとかセンスが良すぎるわ🫡)
デビットフィンチャーの初期の衝撃作で斬新な部分が多くてまず殺人事件モノなのに殺人シーンが一切無いのは(ジョンドゥが〇〇されるシーンしか無いです)斬新だと思います🔪🩸❌(検視結果の話で想像させる手法が逆に恐怖心を上げていくんですよこれが😱⤴️)
それと本編では 最初からずーっと雨が☔降り続けて居てラストの大罪を告白する最後の日だけ晴れていて☀️🌇逆にそれがめちゃくちゃ不気味で(晴れが不気味に感じる構成ですが普通なら逆にしますよ)ラストの箱の中の正体が徐々に分かっていく時の絶望感やブラッドピットが許せないから殺したいけど犯人を殺す事によって犯人が勝つけどどうするん?って部分の展開など衝撃は相当でした!
箱の中を実際見せて無いけどイメージだけのほうが見せるよりエグいし(普通は中を見せますから)当時本当に衝撃的過ぎて1カ月半くらい毎週劇場に通い続けましたね!(自分のオールタイムベスト5に入る殿堂入り作品🏆🎉)
後に監督があの箱の中には頭ではなく頭と同じくらいの重さになるように重量物を入れてただけで ラストのあのシーンはかなり撮り直しが行われたそうですよ!(本来のラストはブラピが犯人に捕まって教会で儀式めいた殺され方をしていてモーガンが犯人を殺すシナリオで犯人の動機も教会で神父に幼い頃にレイプされた事がキッカケになっているやつとブラピ嫁が殺されるやつの2パターンあって間違って出演者に奥さんが殺される方のシナリオ送って訂正しようとしたけどブラピとモーガンがこのラストじゃないなら作品にでないって言って結局このラストになったという話で最後はブラピがジョンドウを撃った途端にエンドクレジットになって犯人が勝って地獄に落ちて終わるのと同時にエンドクレジットも上から下に落ちて行くという方法だったけど公開される前の試写会で非難が相次いで最後に少し付け足したという事らしいです)
あとこの作品一回目はブラピ目線で観るんだけど2回目以降の鑑賞だとあの結末が分かっているからモーガン目線での視聴になるんだよねえ🤡(お腹に子供が居るって話をブラピ嫁がモーガンにしてるシーンとか2回目以降はマジでキツい🫣)最後に少ししか出てこないケビンスペイシーの存在感が凄いし本当にイカれたやつっていう雰囲気やら話し方やら凄すぎるのよ👌
バッドエンディングに慣れて無かったのであのオチは相当ショックで(犯人がパーフェクトに完全勝利する作品て代表的なやつはオールドボーイとキュア🔥)そのあとフィンチャーを追う事になった作品です!(フィンチャー作品は自分の肌感では初期が特に名作揃い)記憶を無くしてもう一度あの衝撃を味わいたいと本気で思ってますよ🫡
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