セブンのレビュー・感想・評価
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映画を観た当時から続く喧々諤々
デビッド・フィンチャー監督を昔は嫌いだった👎
「エイリアン3」は宗教臭くて説教臭くてどうにも馴染めなかったし「ゲーム」は早い話、金を掛けたドッキリ企画の映画だったので正直言うなら面白さを感じなかったのよ😑(ザックリな説明で申し訳無いが)
で、本作「セブン」は当時の彼女と映画館で観てきたのよね😅
帰る道中そして帰ってからも映画の内容で彼女と3時間くらい大喧嘩🗯️🗯️🗯️
二人の論点はラストシーンにあった😶
この映画は復讐を肯定している、と🥸
マ王のこの意見に彼女は真っ向から対立、以降二人の間でデビッド・フィンチャー監督の話は禁忌になった程である🌀
例えば自分の子供に「セブン」を観せてラストシーンの事を聞かれた時に親としてどう答えるべきか悩む😤
恋人や肉親が目の前で惨殺されれば自分は確かに加害者を殺したいが、果たして殺された恋人や肉親も同じ事を望んでいるのだろうか?
当時の彼女も明確な返答をぼやかして映画全体の評価を盾にした論戦を繰り広げてきたが、マ王は映画の評価をする以前にこの手の映画を何の指定も無しに(昔はR指定が付いて無かった)世に放つ恐ろしさを解ってほしかったんだが🤔
マ王の映倫に対する疑問はこの映画から始まってる💨
さて、マ王も何度か観直してるウチに作品としての評価が出来るようになり、星3つよりも少し上で着地しているが依然としてラストは眉を顰めてしまう😟
昔をフラッシュバックしてしまう映画になってしまった⤵️
デビッド・フィンチャー監督の映画には少しの毒が含まれている🤢
慣れれば煙草のように気楽に飲めるけど確実に傷が付いていく感じがするのよ(蛇足としてマ王はチェーンスモーカーだったけど禁煙に成功している)
健康に気を使うならデビッド・フィンチャーの作品はオススメしたくない💦
でもマ王も「ファイト・クラブ」で彼の魔手に堕ちた(要は面白かった)
本作は確かに映画として切り離せばマ王的には合格なんだけど、今も1800円程度でスクリーンから放たれる毒が存在しているのを観客は忘れてはならないと思う😬
更には進行形でオンデマンドという媒体が存在し、ネット空間では気軽にかつ簡単にモラルを刺激する映像へのアクセスが可能になってる😔
劇薬が身近にある世界に我々は生きている☠️
何も映像だけが毒ではないが、そういう意味では「セブン」という作品は教材的ポジションなのかもしれないわ🫤
映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆(教材として)
所謂、中毒度★★★★☆
復讐肯定度★☆☆☆☆(本当にアカンよ)
解釈が自由で楽しい
初めて劇場に何回も通うくらいどハマりした映画
4K・IMAX行ってきました!
劇場で観るのは30年ぶりって考えるとかなり古い作品なのに全く色褪せる事の無い名作なんですねえ💡
暗くて見えずらかったシーンがよりハッキリクッキリ見えるように改善されていて相変わらずの超絶特殊メイクで(遊星からの物体Xの特殊メイクやってるロブボッティンの職人技が炸裂してるんよな)リアルな死体のシーン(ミイラ化して生きてた人は40キロくらいの痩せた人に特殊メイク14時間かけてやったらしいしデブが死んでる場面の場所にはメチャクチャゴキブリが居たとかジョンドウが書いた日記のシーンも実際に本全てに字が書かれていたらしく細部までこだわり抜いて作られています🔥)突然自首してくる犯人(名無しのゴンベイのアメリカでの呼び名のジョンドゥ、女の人だとジェーンドゥ)からのあの壮絶なラストをあのIMAXの大画面と大音響で観るとか終始アドレナリン出まくりで頭がボーっとしている状態で瞬きすらほぼしていないくらい画面に釘付けで見続けたので 映画終わってからめちゃくちゃ疲労してグッタリです🔥🥹🫣🥺🔥(今回のポスターデザインカッコいいんよな! あのシーンを使うとかセンスが良すぎるわ🫡)
デビットフィンチャーの初期の衝撃作で斬新な部分が多くてまず殺人事件モノなのに殺人シーンが一切無いのは(ジョンドゥが〇〇されるシーンしか無いです)斬新だと思います🔪🩸❌(検視結果の話で想像させる手法が逆に恐怖心を上げていくんですよこれが😱⤴️)
それと本編では 最初からずーっと雨が☔降り続けて居てラストの大罪を告白する最後の日だけ晴れていて☀️🌇逆にそれがめちゃくちゃ不気味で(晴れが不気味に感じる構成ですが普通なら逆にしますよ)ラストの箱の中の正体が徐々に分かっていく時の絶望感やブラッドピットが許せないから殺したいけど犯人を殺す事によって犯人が勝つけどどうするん?って部分の展開など衝撃は相当でした!
箱の中を実際見せて無いけどイメージだけのほうが見せるよりエグいし(普通は中を見せますから)当時本当に衝撃的過ぎて1カ月半くらい毎週劇場に通い続けましたね!(自分のオールタイムベスト5に入る殿堂入り作品🏆🎉)
後に監督があの箱の中には頭ではなく頭と同じくらいの重さになるように重量物を入れてただけで ラストのあのシーンはかなり撮り直しが行われたそうですよ!(本来のラストはブラピが犯人に捕まって教会で儀式めいた殺され方をしていてモーガンが犯人を殺すシナリオで犯人の動機も教会で神父に幼い頃にレイプされた事がキッカケになっているやつとブラピ嫁が殺されるやつの2パターンあって間違って出演者に奥さんが殺される方のシナリオ送って訂正しようとしたけどブラピとモーガンがこのラストじゃないなら作品にでないって言って結局このラストになったという話で最後はブラピがジョンドウを撃った途端にエンドクレジットになって犯人が勝って地獄に落ちて終わるのと同時にエンドクレジットも上から下に落ちて行くという方法だったけど公開される前の試写会で非難が相次いで最後に少し付け足したという事らしいです)
あとこの作品一回目はブラピ目線で観るんだけど2回目以降の鑑賞だとあの結末が分かっているからモーガン目線での視聴になるんだよねえ🤡(お腹に子供が居るって話をブラピ嫁がモーガンにしてるシーンとか2回目以降はマジでキツい🫣)最後に少ししか出てこないケビンスペイシーの存在感が凄いし本当にイカれたやつっていう雰囲気やら話し方やら凄すぎるのよ👌
バッドエンディングに慣れて無かったのであのオチは相当ショックで(犯人がパーフェクトに完全勝利する作品て代表的なやつはオールドボーイとキュア🔥)そのあとフィンチャーを追う事になった作品です!(フィンチャー作品は自分の肌感では初期が特に名作揃い)記憶を無くしてもう一度あの衝撃を味わいたいと本気で思ってますよ🫡
映画として完成している。
スリラー映画の理想形であり刑事モノの一つの完成形
退職直前のベテラン刑事と赴任直後の若手刑事。独身で孤独だがそれを受け入れクールに落ち着きのある男と直情的だが熱意にあふれた足で捜査する男。"静"と"動"が絶妙なバランスで移り変わる展開とプロット。画面も様々な対比で暗く湿った雰囲気がありながら騒がしく人が蠢く街は、捜査するに他ない絶好のビジュアルだ。
10年前ほどに何も考えず見たことがあり今さらながら見直したが、ラストの展開はおぼろげに覚えていながらハラハラしたしスリルがあった。
罪とはなんなのか、殺人犯への断罪に解はあるのか?
一時も飽きることなく観られる映画でありホラーやサスペンス、スリラーとジャンルに括ることのできない、それらを包括した映画の一つの完成形だと思う。
エンドにモヤモヤ
「七」つの大罪。衝撃の結末。
30年近く前の作品だが、これを超えるサイコスリラーは、生まれていない
1995年。
監督:デヴィッド・フィンチャー。
タイトルクレジットがともかく格好良い。
名前の字体、流れていくスピード、捩れていく画面、
全てが斬新。
ラストを見る。
エルドロール。
ジョン・ドゥ
とクレジットされて、
ケビン・スペイシーと出て逆回転して遡っていく。
歌が掛かる。
掠れ声のデヴィッド・ボウイ。
THE HEART'S FILTHY LESSONだそうな。
今そのミュージックテープを聴いた(見た)
アートだ!
ぶっ飛んでる、
ソドムの市、
のイメージしか浮かばない。
「セブン」を超える衝撃のサイコスリラー映画を
まだ私は知らない。
ラスト、
ブラッド・ピットの演じるミルズ刑事。
ジョン・ドゥーの挑発をうける。
七つの大罪の残り二つ
「嫉妬」
そして、ミルズによって完成させる最後のひとつ、
「憤怒」
サマセット刑事(モーガン・フリーマン)は言う、
「なんとかやっていくさ、」
ヘミングウェイは言っている。
「この世界は素晴らしい、闘う価値はある」
「お終いの方の言葉には賛成だ。」
と、サマセットは言う、
ミラー刑事が立ち直れるのか?
衝撃のラスト。
2025年IMAXにて再視聴
何度観ても名作中の名作!!!
スパゲッティ
絵にかいたような不幸
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