セブンのレビュー・感想・評価
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観たあと考察サイトを徘徊せずにいられなくなる
夜中にひとりで観賞。
この観賞後の「なんともいえない思い」の正体を掴むため、ネットを徘徊し考察サイトやレビューを読み漁る日々が続いた。
伏線や俳優の表情など、ほんとよく出来てる。
ブラビの表情が頭から離れない。。。
ラストについていろんな解釈があるようだが、願わくば少しでも救われる解釈の方であってほしい。
傑作です。
0333 グゥィネスパルトロウ可哀そうやけど好みの一人にイン!
1996年公開
ブラピ「早よこんな陰険な事件終わらそうぜ」
フリーマン「いやな気がする」
パル子「こんな都会は嫌なんだけど」
解決した時が最悪って、よくこんな物語思いつくわ。
ワタシなんぞ
いつも怒ってばかりやし
好みの子におっさんが話しかけてたらジトーってするし
ホンマは俺は凄いねん、と思ってるし
あかんけどしたいし
サボってばかりやし
おカネ大好きやけど入らへんし
医者からは食べ過ぎで死ぬぞ、言われてるし
当時おどろおどろしくCMが目立つほど流されていましたねー。
95点
最後から一つ前の殺人は腑に落ちない。
あと七日で引退の刑事サマセット(モーガンフリーマン)
転勤したばかりのミルズ刑事(ブラッドピット)
いわくありげなオープニング映像、雨が多い街
ワイヤーで拘束された肥満体の死体
オニールドクターの検死結果
バケツに吐かせて食事を続けさせる。腹を蹴って内臓破裂で死亡。胃袋からプラスチックの破片(床を削ったカス)、
冷蔵庫の裏の壁に、「大食」の文字、ミルトンの「失楽園」の文章を書いた紙。
イーライグールド弁護士の惨殺死体、「強欲」の文字、女の写真の目に血文字で8?、絵の裏の壁に指紋で「助けて」。
指紋はセオドールアレン(通称ビクター)のもの、前科者、弁護したのはグールド。
7つの大罪、大食、強欲、怠惰、憤怒、傲慢、肉欲、嫉妬 ふんぬ(ふんど)をふんとと吹き替えで言っている。
ミルズへの手紙、文献カンタベリー物語、ダンテ神曲、地獄の図解
図書館で流れるのは、バッハ 組曲3番 G線上のアリア?
奥さん(トレーシー)が家に食事の招待
アレンの部屋には、ミイラ状態のアレン、怠惰の文字、写真は1年前の今日のがはじめ。アレンは生きていた。
舌を噛み切っていた。
金曜日にトレーシーと朝会う。妊娠したという話。この街が嫌い。
UPIの記者?ジョン
FBIは特定の本を読む人の情報を得ている。ヘルタースケルター、神曲、カンタベリー物語、冷血、など
読んでいるのはジョン・ドウ、身元不明につける名前。住所に向かうと買い物から帰ってきて当人と遭遇、
撃ってくる。
追跡したミルズ刑事を倒したが殺さなかった。なぜ?
娼婦が、肉欲という文字がドアに書かれている部屋で死んでいた。
モデルが壁に傲慢という文字が書かれている部屋で睡眠薬を飲んで死んでいた。
ジョンドウ(ケビンスペイシー)が警察に自首してきた。血だらけで。
あと二つ死体があると言う。
次のターゲットはいつ決めた?住居を見つけられたから,こうしたのか?
最後の憤怒に繋げるのは初めからの計画だった?でも中には一年前から準備していたのもあるのに。
少し腑に落ちない。終わりの二つの殺人。
全体に少し暗い画面?コントラストははっきりしているけど。
午後ロード録画視聴にて。何度も止めて観た。
誰しも持ち合わせている醜い一面
最後の敵は自分
大どんでん返しみたいな映画ないですか?と塾の先生に聞いてみたところ、
「セブン」「ファイトクラブ」をオススメされました。
シックスセンスとかシャッターアイランドとか、その手の大どんでん返し映画には絶対に騙される自信があるので(良い視聴者なので)、楽しみにしながら模試の勉強に励み、結果は上々!いざ鑑賞!
セブン
モーガン・フリーマンとブラッド・ピットの、でこぼこコンビがたまらない。
7つの大罪に沿って巻き起こる殺人事件のさいごは、人間の奥深くまで切り込む衝撃のラストでした。
さいごの箱の中身をあえて見せなかったのは、いろんな可能性を考えてほしかったのかなと。
作中のセリフの至る所に「7」という数字が出てきます。こういうイースターエッグ的な要素、すごく好きです。
最後の敵は自分だったんだなと思いました。
理性に打ち負けて7つの大罪に名を連ねるか?
それとも…
ブラッド・ピットがかっこよすぎる。ハマってしまった。
★5?いやこの映画は★7くらいあります!
本当に救いがない。
公開から30年、この作品超えるサスペンス映画なし
公開から30年経過、初見は大学生
この作品を超えるサスペンス映画は
ないかなぁーー
当時、セブンを超えた…と煽る
キャッチコピーいっぱい見たよ
陰鬱中雨が降り続く街並み、
7つの大罪をモチーフにした連続殺人
急に晴れた日に自首する犯人
(この演出、個人的にお気に入り)
残り2つの大罪は?
全くラストの展開に予想出来ず
衝撃的な展開に唖然
犯人の行動心理に
理解できなかったけど、
犯罪計画は周到過ぎて驚愕です
最高のバディムービーは聞かれたら
ブラッド・ピット
モーガン・フリーマン
この二人を推しますね
余談、劇中で妻役を演じた
グウィネス・パルトロウ
リアルでブラビとお似合いだなって
思ったら、結婚したんだよなぁ
その後、別れちゃったけどね…
4K版購入したけど、IMAX版
見たかったなぁー
モーガン・フリーマンの顔芸と言うか眼の演技がすごく良い
観て強く思ったのは、ブラッド・ピットは、よくこの役を引き受けたよね、ということ。
汚れ役ですからね。でも、役にハマっていました。
人に進められて観たけれど、面白かったです。
最初から最後まで見入ってしまう隙のない物語。
ずっと人気がある映画であることに納得しました。
モーガン・フリーマンの度々の顔芸と言うか眼の演技がすごく良かった。
初見のインパクトは破壊的だった。
まだ今作を鑑賞してない人が今(30年後)見たらどう思うのだろう。
ミルズはサマセットと並ぶと見上げる様になる。ブラッド・ピットも180cmあるがモーガン・フリーマンが187cmもあるので小さく見える。今回観て気づいたのがミルズとサマセットの上司の警部が、アメリカ海兵隊を退役後に『フルメタル・ジャケット』でハートマン軍曹を演じたニックネーム「ガニー(Gunny)」ことロナルド・リー・アーメイだと気づいた。
なんと脚本は当時N.Y.タワーレコードで働きながら執筆したと言うアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーで、最近ならマイケル・ファスベンダーの『ザ・キラー』の脚本も。
犯人役の名前はオープニング・クレジットには入っておらず、代わりにエンド・クレジットで最初に名前が出る。
ふたりのタッグが良かった
バイブレーティングホーム、そんなに面白いか?
ナイフの刃を持つと危なくない?
若き日のブラッドピットかっこいいけど背が低いと思ったらモーガンフリーマンが188と巨人だった
子供身籠るのと朝妻からの電話をさらっと出ずに流してたし、後半奥さん出てなかったからやめてやめてと思いながらやっぱりだった
ドキドキで飽きないけど最後胸くそ
ユージュアルサスペクツか
6秒我慢したって無理なもんは無理。
正義の鉄槌、自らの死すら予定通りの無敵さん相手に空振り三振(七振?)。
結末は愚かな選択によるものだが、多くの人がそうするであろう選択だ。
人間の本質、わかっちゃいるけどどうしても縋りたくなる欲望七選。何だか見透かされた様な気分になった。
やっぱ2時間びっちりエンタメって良い。
タイトルなし(ネタバレ)
【今見てもOP、ED含め映画のルックがかっこいい】
映像がかっこいい!音楽もかっこいい!
【でも初めて観た時よりイマイチ】
初めて観た時は衝撃的だったし、
これを理解している自分カッコいい感があって高評価だったのを覚えているけど、
今回、初映画館で当時ほど面白く感じなかった。
セブンに影響を受けた作品・この手の犯罪サスペンスや面白殺人ものの映画やドラマを沢山見すぎたからかも…?
【主人公にあんまり強い目的達成欲が無い感じだったから
最後の後味の悪さもそこまでインパクト無かった】
流石に最後、宅配の車が来てからの下りはハラハラしたし面白かった。
でもなんだか犯人が何故そこまでやるのかよく分からないし、
ミルズもサマセットも目的よりもその時の感情に対応して動くようなキャラだったので、
犯人を殺すかどうかの葛藤が弱いと感じた。
最後の展開も素直にインパクトを受けるより戸惑ってしまった。
奥さん殺しちゃうと殺しのルールずれない?
怒りの罪がミルズなら一つ殺し失敗してる
ミルズが自殺すると予測したんだろうか
それならギリギリ警察の勝利…?
とか色々考えてるうちにモヤモヤして終わった。
でも観客がモヤモヤする事がフィンチャーの狙いなのかも…
おそろしい
ミルズ
彼は「何でこの町に来た」んだろう?
赴任早々サマセットにたしなめられる。
刑事でありながらも、足を突っ込んではいけない事件があるのかもしれない。
定年直前のサマセットも、「事件から降りる。まだ5件続くんだ」と声を荒げた。
刑事にとって最大の盲点が家族だろう。
あの3億円事件の犯人もそうだと言われている。
そしてこのように被害者となるケースもあるだろう。
当時、
事前情報など一切知らずに入った映画館でこれを見た。
恐ろしく気分が悪くなり、それ以来見ることはなかった。
でも頭の中で考えていたのは、ミルズがあの出来事を避けるにはどうすればよかったのかということだった。
それは、冒頭のサマセットの言葉にあった。
オフィサーからようやく刑事になれたこと。
だから、面白い場所、活躍できる場所を選んだこと。
血気盛んな若者。
そして、
トレーシーがサマセットを自宅に招きこう尋ねた。
「独身なの? どうして?」
ここにサマセットが定年まで生き抜いてきた秘密があった。
「守るべきものがあっては、この町で刑事なんかできない」のだ。
空恐ろしい設定
キリスト教7つの大罪
犯人のジョン・ドゥー
彼は死の直前にいた被害者を発見し、彼の犯行を阻止したミルズに焦点を当てる。
記者に成りすましていた。
しかし、
ジョンは、警察署で「サマセット」の部屋の文字を剥がす作業員にも成りすましていた。
恐ろしいほど計画的だ。
彼はいったい何者なのだろうか?
単なるサイコではないだろう。
まるで機械的な異常者だ。
洗練された工作員ともいえる。
しかし彼の命令権者は彼自身だ。
その根源は思考に他ならない。
その思考にあるのは、彼にとっての正しさだろうか?
徹底して人々に罪の意識を持たせること。
狂信的カルト的 絶対的…
彼のように狡猾で思慮的で残虐で、目標を定めると徹底してその達成を目論むような人物には、ミルズの様な浅はかな考え方では隙だらけだったのだろう。
さて、
作品として恐ろしいほど面白いが、何故ジョンは捕まることを選んだのだろう?
そこに計画されたのは「自分自身を裁かせる」ことだった。
つまり彼は、自分も相当な罪人だと考えていたということになる。
この点において、これ以上徹底したことはないように思った。
本当に、
彼はいったい何者だろうか?
彼は計画を変更した。
指紋を消してまで計画的だったジョン 捕まるつもりなどない。
暴食 色欲… 怠惰 この怠惰の男が生き延びた。
計画変更したジョンは、トレーシーを襲った。
そこにあったのが、彼らの幸せに対する「嫉妬」
そして、ミルズの「憤怒」を誘ったのだ。
もし計画通り遂行できたのであれば、最後に残った嫉妬と憤怒を、彼はどのように計画したのだろう?
この部分が知りたかった。
いや、知らなくてよかった。
今や“名無しさん“が世の中に一杯
30年ぶりに見た、と言っても前回はVHSのレンタルビデオで、今や名監督として揺るぎない地位を確立したデビッドフィンチャー監督の「エイリアン3」に続く2作目、この後に大好きな「ファイトクラブ」、「ベンジャミン・バトン」、「ドラゴンタトゥーの女」を撮るんだから物凄く大好きな監督です。
七つの大罪になぞらえて世に原罪を問う、と言っても被害者は利権政治家とか大富豪とか汚職警官とか大罪を象徴するような人選でもなく、ちょっと目についた犯罪を犯している訳でもないどこにでも居るような不快な者達、となると単に自分が犯した悪行を正当化する意味を自分勝手に後付けしただけなんじゃないの?というのが物語の中心、そんな不快な街に無関心を装うサマセット刑事、この街で犯罪者と戦い功を成そうとやって来たミルズ刑事、我慢ならず反社会的行動を起こしたジョーン・ドゥの三者の物語。“ジョーン・ドゥ“という日本で言えば「山田太郎」のような印象の薄い“どこにでもある“代表名。それって匿名みたいな、いわゆる“名無しさん“と同じような物、と言うことは簡単に言うと
「目に入った不快なものに我慢ならず大仰な理由をつけて過剰なまでに報復する匿名“名無しさん“」って、正に「現代のSNSの有り様」と気づきました。
国内上映が1995年、日本ではインターネットプロバイダが一般庶民向けに5千円程度で出始めた頃、掲示板といえば国内ニフティーサーブか海外ニュースグループがあり、当時からネットケンカやネットアラシやネットストーカーはおりましたがこの映画は当然そんなネット社会をベースに草稿した訳ではないでしょう。30年前見た当時はこの映画のことをどこにでもある不快さを罪として罰を与えるが如く猟奇的殺人に及ぶ「過剰な制裁」に対する恐怖と愉快犯でもない動機不明な「不気味な犯人像」に対する恐怖を感じさせる傑作だと思った訳ですが、匿名の人が「過剰な制裁」ではなく「妥当な制裁」を加える道具が発明されたら世の中はどうなるのでしょう。
インターネット上の数々のSNSサービスには「傲慢」「強欲」「嫉妬」「憤怒」「暴食」「怠惰」「色欲」に該当するような政治家、実業家、批評家や芸能人など山ほど居て、その何倍もアンチがどこのSNSでも“正義の鉄槌““不快の報復“の名の下に身勝手な「妥当な制裁」=アンチコメントを加えるジョーン・ドゥで溢れ返りエスカレートしては一線を超え誹謗中傷まで発展し訴訟沙汰になるケースもあり、苦々しく思いながらも「どうなのこの国?」と無関心を装うサマセット刑事が居て、「論破論破ハイ論破」の如く論客として功を成したいミルズ刑事が今日も現れる。この映画がネット社会を予見したものでないのならジョーン・ドゥは特異な人間ではなくどこにでも居る人、ただ行き過ぎちゃっただけと言う人間の本質論と警告の話だったのかも知れません。30年前は特異な犯罪者が社会を振り回すお話の印象、今見るとどこにでも居る一線を超えてしまったアンチ野郎の内の1人、見方も恐怖の捉え方も180度変わってしまいました。
私が日常で不快に思うのは駐車場の一方通行を逆走する車(強欲)とか挨拶もしない無愛想なコンビニアルバイト(傲慢)とか回転寿司のシャリが作り置きなのかパッサパサな時(怠惰)とかダイエット中で食べれない時にラーメンの行列を見かけた(嫉妬)とか、それでもまあ制裁や報復を与えることもないし、逆に不快を与えていると思えたのは電車にギリ飛び乗ったら女性専用車両でした(色欲)とかスパゲティはすすらないと食べれない(暴食)とかなどなど、結局“不快“は人から貰うし人に与えるしそこはお互い様、普通に有り得ることなら怒ってもしょうがないと憤怒を沈めるのがアンガーマネージメントの肝かなと思っています。新幹線で赤子が泣くのは普通に有り得ること、眠りたいなら耳栓は準備しておかなきゃですね。
ただし、映画館でカバンからお菓子の入ったビニール袋出してシャカシャカシャカシャカ、シャカシャカシャカシャカ言わしてる奴、アレだけは絶対に許せません!(憤怒)
師匠、申し訳ありませんでした。
公開時、忙しくて劇場鑑賞できない時期で、初見はビデオ鑑賞だった。
エイリアン3で散々な目にあったフィンチャーの起死回生の作品で、当時から評判だったオープニングが素晴らしく、クリエイターのカイル・クーパー(名前を聞くとツインピークスをどうしても連想する)の仕事に感嘆した。
その仕事に負けず本編も、細部までこだわった設定、美術、照明、撮影、演者と凄いクオリティーだった。
カイル・クーパー以外の情報を入れずに見たので内容も強烈だった。
もちろんその鬱的結末にやられた訳だが、
序盤から隙のない演出と映像を味わいながら鑑賞したなかで、私にとってこの映画が只者では無い認定をして興奮したのは、ジョン・ドゥの住居にたどり着いたミルズとサマセットに真っ直ぐ伸びた廊下の先で、買い物の紙袋を持った人物(ジョン・ドゥ)がおもむろに銃撃するシーンでした。
このショットの瞬間、傑作認定しました。中々出来ない演出と構図とタイミングだったので、SE7ENと言えばまずここを思い出します。
その後のジョン・ドゥの出頭シーンにも度肝抜かれましたし、ドラマ『アンナチュラル』のあるシーンで「おーSE7ENやん」と野木亜紀子氏を知るきっかけにもなってます。
今回の初の劇場鑑賞、おまけにIMAXでつくづく映画は劇場大画面で観るものと痛感しました。
DVDも持ってるし何度も観てる筈なんですが、やはり情報量が違っててはっとする事が多かったです。
映像の細部まで再認識させられたのは勿論ですが、演者の細かい表情のダイレクトな伝わり方は、やはり劇場でIMAXだからだと思いました。
ただ今回1番驚いたのは、エンドロールで流れるDavid Bowieの『The Hearts Filthy Lesson』で、いつも鑑賞時に本作内容のヘビーさに引きずられて聞き流してたのか、Bowieの曲と認識してませんでした。
確か収録アルバムの方を先に聴いてるにもかかわらず、全く今回まで結びついてませんでした。
おまけにアルバムコンセプトも猟奇殺人で、それも知ってる筈なのにです。
心の師の1人のDavid Bowieには空に向かって謝りました。
そんなこんなで、
やはり映画は映画館で観るべきだと本当に思いましたし、私の中のこの作品の評価も上がりました。
初見を劇場で観ておきたかったと後悔した次第です。
七つの大罪
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