劇場公開日 2025年1月31日

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セブンのレビュー・感想・評価

全329件中、1~20件目を表示

4.5観たあと考察サイトを徘徊せずにいられなくなる

2015年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

夜中にひとりで観賞。
この観賞後の「なんともいえない思い」の正体を掴むため、ネットを徘徊し考察サイトやレビューを読み漁る日々が続いた。
伏線や俳優の表情など、ほんとよく出来てる。
ブラビの表情が頭から離れない。。。

ラストについていろんな解釈があるようだが、願わくば少しでも救われる解釈の方であってほしい。

傑作です。

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momokichi

4.5おそろしい

2025年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ミルズ
彼は「何でこの町に来た」んだろう?
赴任早々サマセットにたしなめられる。
刑事でありながらも、足を突っ込んではいけない事件があるのかもしれない。
定年直前のサマセットも、「事件から降りる。まだ5件続くんだ」と声を荒げた。
刑事にとって最大の盲点が家族だろう。
あの3億円事件の犯人もそうだと言われている。
そしてこのように被害者となるケースもあるだろう。
当時、
事前情報など一切知らずに入った映画館でこれを見た。
恐ろしく気分が悪くなり、それ以来見ることはなかった。
でも頭の中で考えていたのは、ミルズがあの出来事を避けるにはどうすればよかったのかということだった。
それは、冒頭のサマセットの言葉にあった。
オフィサーからようやく刑事になれたこと。
だから、面白い場所、活躍できる場所を選んだこと。
血気盛んな若者。
そして、
トレーシーがサマセットを自宅に招きこう尋ねた。
「独身なの? どうして?」
ここにサマセットが定年まで生き抜いてきた秘密があった。
「守るべきものがあっては、この町で刑事なんかできない」のだ。
空恐ろしい設定
キリスト教7つの大罪
犯人のジョン・ドゥー
彼は死の直前にいた被害者を発見し、彼の犯行を阻止したミルズに焦点を当てる。
記者に成りすましていた。
しかし、
ジョンは、警察署で「サマセット」の部屋の文字を剥がす作業員にも成りすましていた。
恐ろしいほど計画的だ。
彼はいったい何者なのだろうか?
単なるサイコではないだろう。
まるで機械的な異常者だ。
洗練された工作員ともいえる。
しかし彼の命令権者は彼自身だ。
その根源は思考に他ならない。
その思考にあるのは、彼にとっての正しさだろうか?
徹底して人々に罪の意識を持たせること。
狂信的カルト的 絶対的…
彼のように狡猾で思慮的で残虐で、目標を定めると徹底してその達成を目論むような人物には、ミルズの様な浅はかな考え方では隙だらけだったのだろう。
さて、
作品として恐ろしいほど面白いが、何故ジョンは捕まることを選んだのだろう?
そこに計画されたのは「自分自身を裁かせる」ことだった。
つまり彼は、自分も相当な罪人だと考えていたということになる。
この点において、これ以上徹底したことはないように思った。
本当に、
彼はいったい何者だろうか?
彼は計画を変更した。
指紋を消してまで計画的だったジョン 捕まるつもりなどない。
暴食 色欲… 怠惰 この怠惰の男が生き延びた。
計画変更したジョンは、トレーシーを襲った。
そこにあったのが、彼らの幸せに対する「嫉妬」
そして、ミルズの「憤怒」を誘ったのだ。
もし計画通り遂行できたのであれば、最後に残った嫉妬と憤怒を、彼はどのように計画したのだろう?
この部分が知りたかった。
いや、知らなくてよかった。

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R41

5.0今や“名無しさん“が世の中に一杯

2025年2月19日
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鑑賞方法:映画館
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鉄猫

5.0師匠、申し訳ありませんでした。

2025年2月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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かぼ

3.5衝撃のラスト的な

2025年2月16日
スマートフォンから投稿

興奮

触込みだったので構えすぎて途中で展開読めてしまって…あーあーあー
奥さん役、アイアンマンの奥さんのポッツの役者さん、この時代から色々出てたの知らなかった。そしてもっと若いのかと思ってたからびっくり。うつくし〜

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ぎょうざ

4.0七つの大罪

2025年2月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

久々に劇場で公演してるとのことで鑑賞。
殺人鬼と刑事の話
七つの大罪に沿って犯罪が行われていく

傲慢(Pride)嫉妬(Envy)憤怒(Wrath)怠惰(Sloth)強欲(Greed)暴食(Gluttony)色欲(Lust)
鋼の錬金術師のホムンクルスやんと、、

ラストはさすがだなと感じる。
初見は考察サイト確認は必須かな。

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nun.sk

5.0誰もが罪人の、この世界。

2025年2月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

現在IMAXで再上映中の映画「セブン」。名前くらいは聞いたことがある程度で、内容について何一つ知らなかった私は、「再上映されるくらいだ、名作なのだろう」という軽い動機でチケットを購入した。………上映後、あんまりにもあんまりなその結末に呆然とし、心にぽっかりと穴が空いたかのような虚無感に襲われた。

まもなく退職する刑事ウィリアム・サマセットと、新人刑事デビッド・ミルズは、とある殺人事件を皮切りに相棒となる。続発する「七つの大罪」をモチーフとした猟奇殺人事件。2人はその犯人を追っていくが…。

評価すべき点は沢山あるが、この映画を語る上で外せないのはストーリーだろう。
残虐な事件を数々引き起こす犯人を、新人とベテランの刑事コンビが追っていくサスペンス。これだけならごく平凡な刑事モノ映画だ。そう、これだけなら。
序盤は淡々と事件を捜査していくのみであまり大きな展開は無いが、終盤に至る伏線が数多く散りばめられている。犯人を特定した中盤からは、ストーリーが一気に動き出す。

特筆すべきは犯人の、常軌を逸した所業と狂気である。
刑事モノのお約束をとことん裏切り、全く予想のつかない行動を取り……そして映画史に残る悍ましい結末へとミルズ達を導いていく。
詳しいバックボーンは何一つ明かされず、動機も確固たる物があまり語られない。観客の解釈次第といったところだろうが、ケヴィン・スペイシー氏の熱演もありどこまでも不気味で恐ろしい犯人だった。
その犯人があぶり出すのは、「人は誰しもが罪の火種、『七つの大罪』を抱いている」という、残酷にして無慈悲な現実である。その計算し尽くされた計画の果ての結末には……心が抉られるどころではなかった。
犯人以外にも「こんな世の中で」等、世間そのものへの否定的な台詞が数多い。その果てにあまりにも絶望的な結末が待っている。メンタルが弱っている時にこの映画を観ようものなら、世界そのものに絶望してしまうかもしれないほどだ。

画作りにも惹かれた。私が一番気に入ったのはブルーがかった画面に大雨の中で繰り広げられる、ミルズと犯人の激しいチェイスアクション。緊迫感溢れるカメラワークに、マンションの中を突っ切っていくというシチュエーション。「絶対に逃さない」というミルズの意志が、カメラを通してこちらに伝わってくるようだった。
オープニング映像もオシャレでカッコいい。クレジットにはタイプライター的フォントと、書き殴られた文字のようなフォントを巧みに織り交ぜ、バックの映像にもこだわる。観終えた今思い返してみれば、犯人と刑事達の戦いをネタバレ抜きで表現しているのではないか。ハードボイルド感溢れる編集もあり、かなり私のツボに刺さるオープニングだった。

音楽も効果的だ。ダークでハードボイルドなこの映画の世界観を十二分に表現している。中でもエンドクレジットで流れる主題歌、デヴィッド・ボウイ氏の「The Hearts Filthy Lesson」は素晴らしい。ダークな曲調で映画を締めくくってくれるのは勿論だが、何よりも観たあとに是非、歌詞の和訳を調べてみてほしい。「ヤツ」の心そのものを表現した、恐ろしい歌詞だということが分かるはずだ。

勿論役者も超一流。バディの刑事2人を演じるのは、モーガン・フリーマン氏とブラッド・ピット氏。正義感、熱さ、冷静さ……主演2人の演技が、ストーリーをよりドラマチックに彩ってくれる。中でも雨のシーンのブラッド・ピットにはシビレた。これぞ「水の滴るイイ男」である。

ほぼ笑いどころの無いシリアスなストーリーに加えてグロテスクな表現も数多いが、ダークな世界に浸りたい、後味の悪い映画を探している、ハードボイルドな刑事物を観たい……といった方にはこれ以上無いオススメ映画だ。題材が題材なので、観た後の解釈や考察も捗るだろう。知的でビターな映画体験を楽しんで欲しい。

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しゅわとろん

4.0いや〜色褪せないゎ。

2025年2月12日
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鑑賞方法:映画館

前に観たのは覚えているし、それも一度ではなく二度三度は観てるはず。そのうえ肝心な内容も(確かに2、3回は観てるから普通かもだけど)しっかり覚えてるという"忘れる"が得意なあたしにしては非常に珍しい映画なんだけど4Kリマスタるというから再鑑賞。

いや〜色褪せないゎ。
今観ても好き。
でもふと、若い世代が観てたらポケベルでの呼び出しを不思議に思ったり、『七つの大罪』について調べるのに『え?図書館?Google先生は??』と疑問に感じたりするんぢゃないかと時代の変化に伴い移り変わるもののおかげで老婆心ながら作品の良さが伝わる前に阻害されてしまうのでは?と気になってしまった……

個人的には今回が作品全体について一番キチンと理解した気がしてる(←成長✨)そしてブラピは今も昔も大好きだー(ドーデモイーんだけどちょうどこの頃だよね、映画きっかけで付き合い始めたグウィネスとの休暇中に滞在先のテラスで全裸になってるところをパパラッチに激写されたの。あれは衝撃だった……)

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らまんば

4.0映画の記憶

2025年2月11日
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SIETE

4.0しっかり終わらせてくれる

2025年2月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

七つの大罪をモチーフにした連続猟奇殺人事件。
この様な作品にありがちな消化不良は無く、しっかり終わらせてくれます。
終わった後満足感を感じる作品でした。

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Kei6

4.0グロいの苦手な方は要注意

2025年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

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ふわり

4.0インパクトの為のこの結末じゃない

2025年2月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

もしかしたら無理があったり矛盾してたりするのかもしれないけれど、何も気にならないくらい丁寧なストーリーでした。設定や小道具なども細かく作り込まれていて、映画の世界観と登場人物の感情に惹き込まれました。そして全て踏まえての結末、もう1回は見れないです。

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夕べレン夕

4.0傑作は時を経ても傑作

2025年2月11日
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鑑賞方法:映画館

10代で観て衝撃を受けたが、今映画館で観返しても素晴らしい映画。
結末を知ってるからこそ泣けてくる場面などあり昔とは違う観方ができる。
是非映画館で観てほしい作品であり、サブスクなどでテレビ、パソコンで観ると半減する作品

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るい

4.5IMX、音から伝わるreality

2025年2月11日
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鑑賞方法:映画館

サンシャイン池袋の巨大スクリーンで楽しみました😊
ブラッドピットの家が地下鉄通るたびにうるさい音で悩まされているシーン、3人で笑いが止まらずw大好きなシーンです!
モーガンフリーマンの家も酷いなーってことが、IMXの音からリアルに伝わってきました!
雨の音、街の声、床のきしむ音、不安なBGM、
内容がわかっていても、IMXの音・映像から全く新しい映画と言っても過言ではないです❗️

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あき

4.0とうとう観てしまったよ、SE7EN

2025年2月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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Mr.C.B.2

4.025-020

2025年2月9日
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鑑賞方法:映画館

30年ぶりの鑑賞、しかもIMAX。
七つの大罪になぞられた猟奇殺人事件。

結末は承知の上ながら、
なんとも言えない感情に襲われる。

若きブラッドビット、いいねぇ👍
可愛らしい奥さんの記憶はあるものの
グウィネスパルトロウとは😳

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佐阪航

4.0IMAXの必要あったか?

2025年2月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

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セイコウウドク

4.0音響効果も改善したのか分からないが、クリアになり音の数が増えてる気...

2025年2月9日
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音響効果も改善したのか分からないが、クリアになり音の数が増えてる気がする。
建物外でのワイドショットが意外と少なく、それが閉鎖的な街・閉鎖的な空間を感じさせてよかった。きっちり予算を節約して使うべき所に使った、という印象。細かいディテールとか物凄く凝ってるし。

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Mk.plass

5.0体感

2025年2月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

役者、監督、脚本、音楽すべて非の打ち所がない映画。何度も観てるけどIMAX上映のおかげで「観る」から「体感」へ。アクション映画の迫力目的でなく周囲の雑踏や不気味なノイズなどセブンの世界を体感出来ます。この映画が好きな方はIMAX上映の鑑賞はオススメです。

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グレート遠州

4.5IMAX上映に感謝

2025年2月8日
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鑑賞方法:映画館

有名なフィンチャー作品と言うことしか知らず。
前知識なしで臨みました。
ストーリーが秀逸でめちゃくちゃおもしろかった。
はからずして、初見が劇場(IMAX)となった巡り合わせに感謝…
たぶん、最も好きな映画の一つになったと思います。

デヴィッドフィンチャーは、ひと癖も二癖もあるマニア向けというイメージ(ゴーン・ガールとザ・キラー鑑賞済み)だったのですが、いい意味で覆された気がした。

Netflixで復習したら、
高慢の罪からの、ミルズ宅でトレイシー殺して首の配送手配して自首するまで仕事早すぎない…?!などとツッコミたくなってしまった

ジョン・ドゥがレクター先生とは違った知的サイコスリラーで。
(羊たちの沈黙にはなんかエロティックな空気が流れてますよね)

いやー再上映してくれてよかった
面白かったなあ〜

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Rui