スワロウテイルのレビュー・感想・評価
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完璧に独立した世界観に圧倒される
円が世界で一番強かった時代。
円都と呼ばれる街にやってきた、円盗と呼ばれる外国人らを描いた作品。
完全に独立した完璧な世界観で邦画では類をみない空気感を持った作品に仕上がっていると思う。
初見の感想は邦画版ブレードランナー笑。
だいぶジャンル違いと言われそうだが、それくらい独創的な世界観と感じた。
日本語、英語、中国語、さらにはそれらを混ぜ合わせた独自の言語での会話が連続的に繰り出されるが、理解が難しいわけでもなく、むしろその会話劇の中での役者たちの言葉の使い分けが素晴らしく見入ってしまうほどだった。
内容的にはイェンタウンと名付けられてるだけあってか金に関する話とそれに伴い歌手という夢の実現へと向かうグリコと複雑な感情で彼女を見守るアゲハやグリコの恋人のフェイホンらとの関係性を描いた感じ。
寡黙ながらも頼れる存在のランを演じる渡部篤郎がすごいカッコよかった。
ずっと気になってた岩井俊二監督作品の自分的デビュー作として大成功だと感じた。
自分の中で勝手にあった岩井映画苦手意識が解消されたのでその他作品も観ていきたい笑。
当時見た時は今までの日本の映画にはなかった素晴らしさが詰まっていて...
立派な映画
圧巻のエンディング曲を、映画の中身が越えてくれなかった
自分の原点
私はあんまり…
グロい人にはグロイ??
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