イルマーレ

劇場公開日:2006年9月23日

解説・あらすじ

01年製作の同名韓国映画を「スピード」以来12年ぶりとなるキアヌ・リーブス&サンドラ・ブロックの共演でリメイクしたタイムトラベル・ラブストーリー。湖畔に建つガラス張りの一軒家に住む女医のケイトは研修を終えて新たな勤務先のあるシカゴへ引っ越すことになる。手紙の転送をお願いするために、次の住人に郵便ポストに置き手紙を残したケイトだったが、次の住人であるアレックスから奇妙な手紙を受けとる……。監督はアルゼンチン、オランダを経てハリウッドに辿り着いたベテラン映像作家アレハンドロ・アグレスティ。

2006年製作/98分/アメリカ
原題または英題:The Lake House
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2006年9月23日

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(C) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda (C) 2006 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories

映画レビュー

4.0 ハッピーエンドを望んだが

2025年7月22日
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ジョニーデブ

4.0 【”2年の時を越えて。そして”運命”を変える程の恋心。”今作は、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックならではの気品溢れるファンタスティックSFラヴストーリーである。】

2025年7月10日
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鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

ドキドキ

■市内の病院に採用された事で、気にいっていた湖畔の一軒家から引っ越すことになった女医のケイト(サンドラ・ブロック)は、新しい家の主に郵便の転送を頼む手紙をポストに残す。
 そしてこの家に引っ越してきた建築家のアレックス(キアヌ・リーヴス)はケイトの手紙を発見するが、二人の住む世界にはなぜか2年の隔たりがあった。ケイトは2006年。アレックスは2004年・・。

◆感想<Caution!内容に触れています・・っていうか、皆知っているよね、粗筋。ゴメン。>

・今作及びオリジナルもそうだけど、恋に落ちる男女が生きる時代がたった2年の違いって所が絶妙なんだよね。

・そして、冒頭にケイトが友人とバレンタインデイの2006年2月14日の公園に居た時に観た交通事故。彼女はその男を介抱するのだけれども、亡くなってしまうのである。そして、その際に男の顔は映らないが、来ていた服はアレックスが良く来ていた茶のラフなスーツ・・。
 ココに気付いていると、その後の展開が更に気になるんだよね。

・ケイトとアレックスはその後も、ポストに届く相手からの手紙を読んで、自分と嗜好が似ている事や、手紙の字が綺麗な事や、文章の書き方などに惹かれて行くところの描き方も上手いのである。ケイトのお気に入りのジェーン・オースティン著「説得」のことをアレックスも良く知っている所や、その後、「説得」のペーパーブックが二人の絆を深めていくところも。

・二人は、一度はケイトの当時恋人だったモーガン(ディラン・ウォルシュ)が、勝手に出会ったばかりなのに、盛り上がってしまって多くの友人を呼んだパーティで出会っていたシーン。
 ケイトがモーガンを見限るきっかけになっている所が、モーガンには可哀想なのだが、ケイトとアレックスは二人でポーチに座って話をしている時に、自然な流れでキスをするシーンも、気品が合って良いのだな。
 気品があるといえば、この映画の中では、”ニック・ドレイク”の日本人好みとされる”ピンクムーン”が効果的に使われている事も良かったな。

<そして、ケイトが自分が助けられなかった男がアレックスだと知った時に、彼に必死の思いで書いた”公園に来ないで、湖畔の一軒家で待っていて・・。”と言う手紙。
 その前に一度、二人は2年先まで予約の取れないレストランで、アレックスが予約を入れたはずなのに来ないシーンを観ているので、とてもハラハラするのだが、湖畔の一軒家の前で舞っているケイトの所に車でやって来るアレックスの姿を見ると、ヤッパリ感動するのだよ。そして、二人は仲良く湖畔の一軒家に入って行くのである。
 今作は、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックならではの気品溢れるファンタスティックSFラヴストーリーなのである。>

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NOBU

4.0 カタルシスから最後で一気に開放される気持ちよさ 時間軸が違うモノに...

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

カタルシスから最後で一気に開放される気持ちよさ

時間軸が違うモノにしては壮大さは無いがシンプルにまとまっていて最後に綺麗に終わるので心地よかった

内容的にはシンプルだが、時間軸の見せ方が登場人物でしか判断できないので、よく観ていないとどっちの軸なのか分かり辛いところがあるのも確か

90分にまとまっている作品だが、序盤中盤とかなりゆったりしていてニアミスばかりなので少し長く感じた
感じたが、最後はハラハラできたのでそれだけでも価値がある

登場人物の掘り下げが多いのに対して活かしている場面があまりなかったのでならばもっと二人の時間軸の部分に時間割いてほしかったかな と

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高い坂

4.0 愛は、全ての隔たりを超えられる

2024年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画「スピード」で共演した
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが

湖畔の家の郵便ポストを通じ
2年の時空を超え

手紙のやりとりをするという
ロマンチックなラブ・ストーリー。

二人が、心を通わせる「文通」で
ノスタルジーを感じられるのも良かったです。

劇中歌の数々もステキで
ケイトとアレックスの二人が
ダンスするシーンやエンドロールの曲

「This Never Happened Before」
ポール・マッカートニーのラブ・ソングが
印象に残りました。

リメイク作品のようですね。
見逃していたので
鑑賞できて嬉しかったです。

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LaLa