ティアーズ・オブ・ザ・サン

劇場公開日:2003年10月15日

解説・あらすじ

内戦下のナイジェリア、米軍特殊部隊ウォーターズ大尉は、難民治療にあたっている女医リーナ救出の任務を命じられる。しかし彼女は難民を見捨てて自分だけ助かるわけにはいかないと救出を拒否、ウォーターズと7人の部下は、リーナと共に28人の難民を救出することを決意する。が、非武装地帯までの60キロには、彼らの行手を阻む300人もの反乱軍兵士たちがいた。監督は「トレーニング デイ」のアントワン・フークワ。

2003年製作/118分/アメリカ
原題または英題:Tears of the Sun
配給:ブエナビスタ
劇場公開日:2003年10月15日

スタッフ・キャスト

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映画評論

映画レビュー

4.0ヒロイズムとリアリズムの狭間で揺れる

2025年8月25日
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鑑賞方法:TV地上波

怖い

興奮

戦争映画においてリアリズムを追求しているかという観点からは、否定的な評価は避けられないでしょう。
ナイジェリアの紛争という複雑な歴史的・政治的背景を、善悪二元論的な単純な構図に矮小化してしまっているからです。
ヒューマニズムもモラリズムも、詰まるところアメリカを偏重したものに過ぎません。
現実の複雑な国際関係や人道危機を単純化しすぎているという点で、批評的に見ることができます。

しかし、私は、この単純化こそが本作の魅力でもあると思っています。
一つの観方として、単純なヒロイズムに振り切ったことで、中途半端なイデオロギーを排除した潔さを感じるのです。
その起点となるのは、ウォーターズ大尉が命令に背くことにあります。
ブルース・ウィリスのキャスティングもイメージ的にハマっていて良かったと思います。個人的には、彼のキャリアの中でも屈指の名演技とも思います。
そして、物語(つまりフィクションとして)において大きな意味を持つ、殺されたナイジェリア大統領の息子アーサーの存在があります。
結局アメリカの軍事力がものを言うラストにおいても、アーサーの存在があってこそ、アメリカの軍事力こそ解決の唯一の手段というような身も蓋も無いことにはせずに、個のヒロイズムを軸にした物語の意味がしっかりと収束されたように感じました。

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marumero

1.0全てがいけません

2025年8月21日
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わしのネタを映画化せいや!

4.0必要な要素はしっかり詰まってて良作

2025年8月5日
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鑑賞方法:TV地上波

戦地から女医を救出する任務。結果的に難民達も救出しようとするが攻撃される。内戦時の悲惨さや隊員の内情もしっかり描かれている。シンプルな構成だが最後までハラハラさせられる。類似の作品は数あれど、本作は非常に面白く感じた。オススメです。

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RYO

3.0余計なことをすると死ぬな。

2025年8月3日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

ドキドキ

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カル―ステ・ガルベンキヤン