千と千尋の神隠しのレビュー・感想・評価
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素晴らしかった
公開当時、宮崎作品はちょっともういいかな見たいな気持ちになっていたのに、見たら久しぶりの大傑作だと思って確認するために2回目見たほどで、今回改めてイオンシネマで見たらやっぱりすごかった。
以前に見た時は面白かったけど、ほんの2~3日働いただけで人間が成長するかと、何か月もやってこそではないかとも思ったのだけど、今回見たらまた印象が違う。仕事初日って、何は普段とは違うイレギュラーが起こりがちで、それが千の身に降りかかっており、あれだけきつい仕事を乗り越えたらそれはたくましくなるし、成長もするだろうと思う。ただ、釜ジイのところに最初に行ったところから千は、選択肢を一つも間違わないスーパーガールぶりを発揮していて、ちょっとできすぎな感はある。
湯ばあばは偉そうにしている割に何がしたいのかよく分からないし、判断ミスもあり、けっこう間抜け。ハクは川なのになんで魔法使いになりたいのか意味が分からない。
大人に観てほしい(映画館で)
散々テレビ画面で観たはずなのに期待以上のものがスクリーンの中から感じられた。
前半で働く勇気をもらったり、後半なぜが泣けてきて心が軽くなっていった。
子どもの頃映画館で観たかどうか覚えていないが、大人になった今ここで観てよかった。
柔らかい爽快感
もののけ姫とは打って変わって、ファンタジー色全開。
切った張ったもなく、最終的には夢物語から覚めて終わるというエンディングもさっぱりしてて良い。これなら、子供連れの家族からシニアまで安心して観られる。(千尋の両親のお行儀の悪さを除いては)
特に深いテーマがあるわけでもないので小難しい事も考えず気楽に観ていられる。というより、敢えてメッセージ性を薄めて押し付けがましさを避けたんだろうな。
そういう意味では、些かディズニーの世界感に寄せてるような気がしないでもない。
ジブリも会社規模が大きくなり過ぎて、商業ベースで外国ウケも考えざるを得なかったのかな?
改めてのいい作品ですな
一生に一度は映画館でジブリを、の声に誘われて、見てみました。いやまぁ、リアルタイムで見たんだけどね、、当時はおそらく高校生とかで記憶は曖昧。。
さて、改めて見ましたが、いい作品ですね。
アニメーションとして綺麗だし、ストーリーも見てて飽きない、訳わからない世界のはずなのにわかりやすくて、キャラもみんなたっていてだいたい素敵(ちひろの父さん母さんだけなんかバカなわりに厳しいから好きになれない、笑)
働かないものは豚にされ
大きな世界の中で名前を奪われ自分を見失い
金に目が眩んだものたちは痛い目に遭い
自分の大切なものが変わったことに気づかない
そんな不安な世界で懸命に頑張り成長する千
なんかそれぞれのシーンを様々な解釈で見てる人が考えながらも、ファンタジーの世界にも引き込んでくれる、そんな素敵な作品。
もののけとナウシカも見ようかな(ゲド戦記はやめとく、、)
流れがわかってるのに泣く
千の健脚さに驚く。特に顔ナシとの追いかけっこでよく走れるなと思ったけれど、ハクのまじないが継続していたと思えば納得。
神様のハクが魔法使いになりたいと思った経緯を考えると夜も眠れない。
名前を思い出しても、埋め立てられてしまったらどんな形で元の世界に戻るのだろう。
苦団子は自分や周りに素直になるまじないかもしれない。だから千やハクは怯えずに話せたのだろう。
魔法が使える世界から戻った時、ハクのまじないも記憶も何もかも消えてしまうのに銭婆の手作りヘアゴムだけは残る。本当に最高。
映画館で再度観れて良かった。
千と千尋の神隠しは不朽の名作
きっと私の孫の孫世代にもその孫世代にも受け入れられる作品
小学校3年生の時学童で見に行く日に熱を出して見に行けず…
今回初めてスクリーンで見れました。
なんだかお母さんが千尋の本物のお母さんじゃない気がした。
お父さんの再婚相手かな
夫は、油屋も風俗の事を言ってるんじゃないかって言ってるし
謎多き作品。
千尋は可愛いし他のキャラも魅力的
エンディングの呼んでいる胸のどこか奥で
もう最高
三本とも観ちゃうことに。迷っている方は、是非お運びください!
三本とも二回ずつ観てしまうとは、、、。
やっぱり、いい映画ですね。
この三本を超える映画って、ホントないてかもしれないな。
2回目が始まったとき、ラストの千尋の成長を思うと、おお頑張れって感じで、観ることができました。
数年後、また上映されることがあったら、是非観に行くぞ。
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ナウシカは、通算20回以上観たと思うんです。
しかし、もののけ姫、千と千尋の神隠しは劇場で1回観たきりだったんです。
ナウシカは、覚えてないシーンがないくらい鮮明に覚えたんです。しかし、後の二本は、内容を全く覚えませんでしたので、初めて観る感覚で観ました。
なぜか、刺さらなかったんですかね。
しかし、20年を経て、歳とってから観ると、感じ方が違うのか、また観たいという気持ちにさせてくれます。
今回、コロナの影響でリバイバルとなったかもしれないですが、たまには上映して欲しいです!
この三本を観て、自分の好きな映画がわかりました。
悪役でも真の悪人ではない。誰かにとっては善人かもしれない。みんな、生きてて良かったと思える映画が好きなんだなあと思いました。
好きなセリフは、
良き哉。
好きなシーンは、
ハクの名前
鎌爺がそっと布団掛けるところ
この歳になって、
りんさんの素敵だったことに気づいた。
観て良かった
大昔に映画館で観ました
DVDもありますが、今再びスクリーンで見て、千尋の成長するストーリーに引き込まれました 湯婆婆にノロマで、グズで、と言われた千が、ハクを助けるために行動する場面、両親を無事助け、元の世界に戻る場面
感動しました、個性豊かなキャラクター、
音楽、老若男女が楽しめる、観たあとは
心温まる作品です、まだの方はこの機会に
スクリーンで
久々に見たがこんなに傑作でしたっけ
10年以上ぶりに見ました。子供のころに見て「なんだかよくわからない映画だし、ラピュタやもののけ姫のほうが面白いや」なんて思ってましたが、いざ見始めると、導入のタイトルシーンだけでウルッと来てしまった。
そのほか、千が泣きながらおにぎりを食べるシーンや釜爺が寝ている千に座布団を掛けるシーン、電車に乗って銭婆に会いに行くシーンなど、久石譲さんの音楽もあいまって何気ないシーンで泣きそうに。そこでその曲は卑怯でしょ。
自分の言葉で話せないカオナシは現代の若者を、従業員を契約で縛り、モルタル製の温泉を経営している湯婆婆は資本主義に染まった大人たちを表しているのか、
この映画は一人の未熟な少女の成長を通して、僕たちが忘れかけている「生きるということ」を教えてくれているのかな、なんて思いました。
ガキの頃はジブリとかダサいと思ってた
ダサいのは俺だった
ハクみたいなカッコいい奴になりたい
大人になり誘われて映画館で鑑賞。
ジブリだからーとか、アニメだからーとか偏見をぶっ壊してくれた
楽しいのに色々と考えさせられるし、様々な考察があるのも納得出来る作品だった
「金ロー」もいいけど…
「一生に一度は、映画館でジブリを。」と題して、全国300館以上で¥1,100の激安価格にて再公開された本作。
私も本作は金曜ロードショーでしか見た事がなかったので(笑)、映画館にて再鑑賞。
結果、映画館での鑑賞体験は、TVとは全く別物でした♪
ハクにもらったおにぎりを、涙ながらに食べる場面でもらい泣き。
最後の、振り返ろうにも振り返れない、あの別れの切なさに涙。
で、こんなに泣ける映画やったっけ?!(笑)やっぱ映画館で見て良かった♪
他人から食べ物の施しを受けて、それを泣きながら食べた事ってありますか?若い頃の忘れていた思い出が蘇りました。
作家の頭の中の映像を実体験
言わずと知れた大ヒット作。映画館のスクリーンで観るのは初めて。
和風と中国風を混ぜたような飲食店街、湯屋ならぬ油屋の壮観、海の上を走る電車、カオナシ、釜爺といったキャラクターの造形などなど、宮崎駿という作家の頭の中に浮かんでいる映像を実体験している感じ。
テーマとしては、人間の欲(食欲、金銭欲など) 、環境問題(河川の汚染など)を背景に、働くことの尊さを描いているようだが、とにかく次々と面白いキャラクターが登場して、ぐいぐい物語展開していくので、一気に見入ってしまう。
あえて注文を付けるとしたら、銭婆が登場してからの大団円に向かう展開が、ちょっと性急で無理やり感があったところと、千尋とハクがかつて出会っていたエピソードをもう少し大事に描いてほしかったというところ。
見終わった後に、そういえば子供の頃の一番の恐怖は、親とはぐれることで、童話で読んだ「安寿と厨子王」はトラウマになったよな、とふと思い出した。
改めて見ると、深いストーリー!
アカデミー賞など、国際映画祭を
総なめにしたのもうなずける!
一人っ子で甘えん坊の千尋。
ひょんなことから、神の世界に紛れ込み、
両親は豚に変えられてしまう。
ハクの助けのもと、両親を助けるため、
湯婆婆の元で「千」として働くことに。
働いていく中で、礼儀正しく、
しっかりと芯を持った少女へと
成長していく様が素晴らしい!
窯爺や湯婆婆、青蛙、顔なしなど、
一癖も二癖もあるキャラクターは、
とてもユニークでおもしろい!
そして、湯屋や神々が集まる商店街、
海の中の電車など、
アニメとは思えない映像美!
ジブリの素晴らしさが満載です!
最後に「いつも何度でも」の歌が流れるとき、
神隠しにあった、あの時間には
もう戻れないんだな、と
ほんのり寂しさが込み上げる。
この余韻が良いですね!
素晴らしい
映画館で観たのは初めてだったが、とても面白かった。映像や音楽が素晴らしいのは言うまでもないが、千尋に降りかかる大きな試練と、取り巻く様々な人々(神々?)の優しさに心打たれる。知らない人ばかりの中でいきなり朝から晩まで立ち仕事、でもめげずに前向きに立ち向かい、周りの人もちょっとずつ助けてくれる、そして仕事に成功してみんなに認められ…最初は挨拶もできなかった千尋が成長していく姿に涙腺が潤む。そしてあの顔なし!好きな子にプレゼントしても相手にされず暴れて、怒られてしゅんとなって、うまく喋れなくて、見栄っ張りで強欲だが素直なとこもあって、あー見たことあるよ、この人(鏡で…笑)。千尋と二人でバスに乗っているシーンは、この映画の中でも1、2を争うベストショットと思った。
千と千尋の神隠し
今年31本目、千と千尋の神隠し。
「一生に一度は映画館でジブリを」
ジブリの粋な計らいで観に行きました。
言うまでもなく良作。言わずと知れた名作。
初めて観たのはいつだろうか。小学生?中学生?
映像の綺麗さと、圧倒的脚本に息を飲む。
最初は何にも出来なかった千尋だが、見事な成長っぷりを見せる。それは、出会った人が良かったのか、千尋の潜在能力なのか。
みるみる成長してく千尋に感動。
釜爺みたいな、おじいちゃんがほしい。
リン姉様。ハク龍の凛々しさ。血がリアルなところがまたいい。
カオナシかわいい。
ジブリの魅力はみてもみても、尽きない。
都市伝説とか、調べてみるのも好き。
また、年齢を重ねたら観たい作品。
※個人の価値観で書かれてます、ご了承ください。
地上での〝剣ヶ峰〟体験
過去に一度だけ富士山の、ということは日本の最高地点である〝剣ヶ峰〟に立ったことがあります。胸突き八丁と呼ばれる最後の800メートルほどの急坂を文字通り両手両足を使い、這いつくばりながらやっとの思いで山頂に着いた後、更に数キロ、火口に沿って登っていく〝お鉢巡り〟の先に、それはあります。
幸運なことに、天候と時間(休憩)と体力回復に恵まれたため、チャレンジする機会が得られました。
山頂でひと息、いや、ふた息以上ついてから更に1時間以上かけてやっと辿り着いたのが、かつての測候所付近にある日本最高地点、3776メートルの場所です。
その時、急に思い当たったのです。
うん?ちょっと待てよ。今この瞬間、日本の頂点にいるのは、もしかして私一人だけ⁉️
いわゆる富士山頂全体を通して考えても、その時、その3700メートルを超える高みにいるのは一億2千万人のうちの数百人程度の人たちだけです。
その高揚感たるや‼️
登山素人の私にとっては言葉にできないほどもの凄い感動体験でした。
『風の谷のナウシカ』
『もののけ姫』
『千と千尋の神隠し』
この三作品を短期間のうちに大きな劇場で連続鑑賞した直後の感情の高ぶりを表すのには、それしか思いつかなかったのです。
日本最高峰の三座(三峰)、富士山、北岳、穂高岳をひと夏のあいだに極めたとしたら……、
富士山以外の山を知らないので見当もつきませんが、
きっと、それぞれの頂きからしか見ることのできない景色は、これ以上ないような高揚感をもたらすことと想像します。
他の映画を挟まずこの3本を続けて観ることで、
なぜ豚なのか(マルコも豚を選んだ)。
なぜカオナシがヒトの欲望をいくら喰らおうとも満足できないのか、なぜ千尋に出会い導かれることでしか満たされないのか。
なぜ千尋やハクが名前を奪われ、取り戻すことが確固たる再生と成長の象徴になり得るのか。
そんな様々な命題について、あれこれ考える理屈より先に自分の中で、腑に落ちてくる感覚が生まれました。無論、初めてのことです。
宮崎駿監督がずっと思い続けていたことのほんの一部かもしれないけれど、もしかしたら感得することができたのかもしれない。そんな感覚にすらなりました。
(こういうおこがましいというか、独りよがりの幸福感、人によっては相当ウザいだろうな、と分かってはいるのですが、なるべく正直でいたいので🙏🏻)
今、この地上での〝剣ヶ峰体験〟は特別料金なので三本観ても3,300円。
感染防止対策が浸透しており、おしゃべりや飲食のガサつき音も少なく、いつも以上に集中して鑑賞できるのも今回の特長のひとつです。
よ・き・か・な。
普通の女の子の勇気
当然何回も観ていて、あまりピンときていなかった作品であったけど、この機会にスクリーンで一度観てみようと軽い気持ちで観てみたら、はまった!!!
千尋の気持ちにすんなりと入っていけたのが大きいかもしれない。
娘の行動原理から千尋ならこう動くだろうとストレスなく観れたのは今までと大きく違う。
この作品は普通の女の子が勇気を振り絞り行動して一人の人になっていくのを描いている。
キャラクターの描写はそのアニメーションの動き(転ぶ、つまずく、力が入らない、など千尋の要領の悪さ)で観客に伝わる。
湯屋のシーン、電車のシーン、魔女との対峙のシーン、一人の天才クリエイターの頭の中の様子を覗き見している感覚を味わう。
なんていう豊かな映像体験でしょう。
とにかくようやくわかった。
これは凄い映画だ!
一生に二度は映画館でジブリ作品を!
ジブリ第2弾を、またまたカミさんとレイトショーへ。
ちょうど子育ての真っ最中、次男と長男が幼稚園のときに、父(じいじ)と親子3代の大家族で観に行った映画館でしたが、始まって早々、千尋の両親がブタになったシーンで長男が大泣きし、全員退場で、時間が経ってまたみんなでレンタルDVDかりて何度も何度も観て、泣いた映画。
やっと最初から最後まで、夫婦2人になったけど、スクリーンで続きを観ることが出来ました。
テレビ画面でストーリーはばっちり知ってても、いろんなシーンから伝わる臨場感は劇場でないと味わえない。
わたしのなまえはニギハヤミコハクヌシ。
あんなに泣いたシーンは、意外とすんなり来て泣けなかったけど。
細かなシーンでいちいちぐっと来てよかったな。
あと2本残ってるけど、あと1本を次回の楽しみに!
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