マッハ!

劇場公開日:2004年7月24日

解説・あらすじ

リュック・ベッソンがヨーロッパ7カ国と南米の配給権を取得、フランスで「少林サッカー」「HERO」を超えるヒットを記録したムエタイ・アクション。CGIも早回しもスタントマンも使わない本物のアクションが展開。何者かによって盗まれた村の仏像を取り返すため、孤児ティンは寺院で学んだ古代ムエタイを武器に戦う。主人公ティンを演じるのは10歳からムエタイとスタントを学び、テコンドーや武術を習得したトニー・ジャー。

2003年製作/108分/タイ
原題または英題:Ong-Bak
配給:クロックワークス、ギャガ・ヒューマックス
劇場公開日:2004年7月24日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0 怒りに燃え盛る炎のタイキック!!!!!!!!

2025年11月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

驚く

2003年制作
2004年公開作品

監督は『トム・ヤム・クン!』『チョコレート・ファイター』『マッハ!無限大』のプラッチャヤー・ピンゲーオ
脚本はスパチャイ・シティアンポーンパン

粗筋
タイの奥地の片田舎ノンプラドゥ村の仏像オンバクの首が切り取られ頭部が盗まれた
犯人は密輸団のボスのコム・タンの子分のドン
災いを恐れた村人たち
村の若者でムエタイの達人のティンは立候補し取り返すためバンコクに旅立つ
同郷のジョージやその相棒のムエで出会い彼らと共にコム・タン率いる密輸団と戦うティン

元スタントマンのトニー・ジャーのプロモーションビデオ的な本格アクション映画
ノー・CG、ノー・スタント、ノー・ワイヤーが謳い文句
だがそれはトニーのアクションのみでジョージのシーンなどに関してはスタントやワイヤーも使っているらしいがそれは全くもって些細なことだ
確かにストーリーなんてたいしたこと無いがそれはまあいいさ
AVのドラマもののストーリーなんてどうでも良いのと一緒で肝心なのはそこじゃ無い
見せ物かもしれないがトニーのアクションは紛れもなく本物
そういえばジャッキーやブルースリーのアクション映画ってストーリー的にも秀逸だったかな

タイの原題を訳すと『オンバーク』
英題を訳すと『オンバーク ムエタイの戦士』
それなのに邦題は『マッハ!!!!!!!!』
ぶっ飛んでいる
「トニーのアクションがマッハのようだ」?
然もなぜかDVD化の際には「!」はたった一つになっている
反省したのか?
そのままの方が良かった気もするが
配給権料を1番多く払った国は日本だという
その日本の配給会社がクロックワークス=ギャガ・ヒューマックス
クロックワークスもギャガもヒューマックスも別々の企業だと思うがそこのところは詳しく無い
企業の垣根を越えての海外のアクション映画を売り込むプロジェクトチームなんだろう

ティンの両足が火達磨になっているなかでのアクションは圧巻
慌てて水が入ったドラム缶に飛び込むが続けて水飛沫をあげながらの蹴り
この流れがとても印象的
大好き大好き
ベストシーン

興味が全くなかったのかもしれないがトニーの身体能力なら体操でオリンピック金メダル取れてるよね

配役
ノンプラドゥ村の若者でオンバクの首を取り返すためにバンコクに上京するムエタイの戦士のティンにトニー・ジャー
バンコク在住ノンプラドゥ村出身でティンの相棒になるジョージ(ハム・レイ)にペットターイ・ウォンカムラオ
ジョージと手を組みイカサマで生活している孤児の少女のムエにプマワーリー・ヨートカモン
ムエの姉で娼婦のンゲクにルンラウィー・バリジンダークン
密輸団のボスのコム・タンにスチャオ・ポンウィライ
コム・タンの賭け仲間のペンにチェータウット・ワチャラクン
ノンプラドゥ村から大切な仏像オンバクの頭部を盗んだドンにワンナキット・シリプット
コム・タンの用心棒のサミンにチャタポン・パンタナアンクーン

コメントする (0件)
共感した! 1件)
野川新栄

1.5 比べてはいけなかった。

2025年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

一. CGを使いません
二. ワイヤーを使いません
三. スタントマンを使いません
四. 早回しを使いません
五. 最強の格闘技ムエタイを使います

とのことで観てみました。
ジャッキー・チェンが大好きな俺としては「それを超える!」というのをセールスポイントにしている作品は観てみたかったのです。

確かにすごいんですよ。やってることは。

実際にぶん殴ってるしスタントなしですんごいことをやっている。

ただ、そこには面白さがなくて「挑戦」みたいなことしか感じない。

ジャッキーと比べる作品ではないと感じました。
そもそもの映画に対する姿勢が違うので比べられなかったです。

アクションについてはその「すごいことをするためのシチュエーション」を用意している。
つまりはそのシチュエーションをつなぎ合わせた映画になっているためストーリーは当然なく不自然なことばっかり。

まぁストーリーはどうこう言うべきではない作品だろうがリプレイも多すぎてくどいかな・・・。

決定的瞬間!みたいなシーンのつなぎ合わせの感は否めない。

ということで次回作についても「ジャッキー」と比べるのではなく全く別の方向性を持ったアクション映画としては観ることになりそうです。

この映画を観たことでむしろ「ジャッキーのすごさ」を改めて実感できました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ノリ

4.5 マッハ!!!!!!!!←!×8って!付き過ぎ!!!!!!!! でも、タイトルに違わぬマッハっぷりでした。カッケーヽ(^。^)ノ

2024年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

久々の格闘系映画の鑑賞です。こちらでレビューを書いた作品としては『ハイキック・ガール』以来かな?
タイ映画としては『THE POOL ザ・プール』以来の二本目かな?
英題では『Mach』なんですが、英語ってほんっと難しい。どう見ても「マッチ」にしか読めないんですよ。
木曜日(Thursday)=「チューズデイ」じゃなくて「サーズデイ」ですし。欧米人絶対に頭おかしい。←自分の頭がおかしいwローマ字読みやめれ
と、まくらはこのあたりで。

本作は、ノー・CG、ノー・スタント、ノー・ワイヤー、ノー・早回しが売り物らしいですね。冒頭の木登りからしてアクションシーンが迫力満点です。木から落ちる人、めっちゃ痛そう(>_<)
「怪我人?そんなん出ても知らんがな」スタンスなの?人間の扱いが非常に雑。
「この映画の制作に際し、動物への危害は加えられていません」のエンドロールでのキャプションは昨今の映画ではちょくちょく見かけるけれど。「人間は動物にカウントされてないんかーい!」そんな感じ。

主人公・ティンが戦いに身を投ずる経緯、サブキャラクターとの絡みが、無理なく描かれていたと思いました。
初戦を電光石火の蹴りイッパツでキメるとか、かっちょよすぎます。
お荷物っぽかったジョージの見せ場も、きっちりありましたし。
ヒロインのムエかわえぇし(///ω///)←ちょっとうるさかったけれど(笑)
街中での追撃戦のキレッキレのパルクールアクションが、本当に爽快でした。
多用されるハイスピード撮影が、くどさを感じさせない、まさにマッハのアクションでした。
てか、スローモーションじゃなきゃ、何やってるのかわからないスピードです。人間の体ってあんなふうに動けるんだ。トニー・ジャーすげぇ!
格闘シーンも、ハンマーパンチや空中回転蹴り、肘打ちや膝蹴りとか、ガチで当ててるっぽいし。これぞまさに失神体感アクションムービー!です。刃牙のお株の前方宙返りからの踵蹴りまでありましたし。
アクション映画につきもののカーチェイスも、トゥクトクだと妙に愛嬌あるのね。自家用車に欲しいなぁ。
欲を言えば、ティンのムエタイファイト(試合)をもっと見たかったかな。試合前の独特の踊り(ワイクルーというらしいですね)も加えて。
エンドロールは、まさにジャッキー映画へのリスペクトが溢れていました。

トニー・ジャー、今まで観てきた格闘技映画の中でも、間違いなくピカイチのアクション俳優でした。
他のご出演作品も、とても観たくなりました。

ところで『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』でもそうでしたけれど。タイの信仰って、偶像崇拝が信条なの?知らんけど。
テーマは「仏様を大切にしろ! 大切にしない奴は死ぬべきなんだ! 」(by ハヌマーン)だったのかな?

コメントする (0件)
共感した! 4件)
野球十兵衛、

4.0 ただただ熱い。

2024年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

今まで観たアクションものの中では一押し。
もう、最初から体張ってて凄いのよっ!どろっとした部分も見せつつ出るわ出るわのアクション三昧。人間の身体能力って凄いんだねぇ。こんなん出来ちゃうの!?っていうまさにタイミングと呼吸が一致してないと出来ない見せ場がてんこ盛り。オリンピックの体操競技観てる場合じゃないよ。こっちの方が目が離せないって。あの、ムエタイの破壊力ってどの位のもんなんだろうね。想像するとえらく果てしない。
アクションものというと、父がジャッキー・チェンの出演作品が好きで昔一緒になって観てたけど、自分の中ではそれより上、です。トニー・ジャーがきてます。き過ぎてます。
後ろの席にに小学生が4人いていちいち反応して声あげてたのもあってか、自分もずっと「うおっ」「っがああっ」「しぇぇぇ!」と出ていましたね。。
吹替版だったがこれはこれで、ムエタイの型をきめるシーンなぞ日本語で台詞聞いていると盛り上がる。充分楽しめた。

う~ん、熱い。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
chargedpillow

「マッハ!」シリーズ関連作品