ラスト サムライのレビュー・感想・評価
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真田広之さんおめでとうございます!
真田広之さんのエミー賞のニュースを観ていたら、ラストサムライの映像があり、懐かしくなって視聴しました。アマプラで配信していて良かった。真田広之さん主演男優賞、作品賞、多々受賞おめでとうございます! 公開当初観に行ってかなり好きだったなぁと思い出した。今回はそのころより大人になったからか違和感も感じることもあったけど、アクションはみんなカッコイイ!トム・クルーズさんや渡辺謙さん、真田広之さんは言わずもがな、老武士から子役まで脇役にも無駄がない。なかなか合作でここまで和合された作品はないのではないでしょうか。 さすがに、ラストがあまりにも切なすぎて悲しい余韻を引きずってしまった。積み重なる遺体が今の世情を考えると辛い。
寓話なので、リテラシーを持って鑑賞すべき
『オルグレン大尉は、大日本帝国の富国強兵にやって参りました』って事か?富国強兵はアメリカじゃない他の国の力を借りて、まんまと成功する。しかし、成功しすぎる。挙句の果て、大義名分掲げて、清国を侵略する。そして、露軍にたまたま勝ってしまう。そして、とうとう、最後はオルグレンの母国にまで反旗を翻してしまう。驚きだネッ。だがしかし、その美国にコテンパンにやられてしまう。
しかも、大日本帝国の開戦時の作戦は真珠湾奇襲攻撃と言う超付け焼き刃。
この映画で言うサムライではない。そして、
この映画のラストサムライって、一体誰の事か?
ベトナムはアメリカに誇りを持って勝った。ある意味、ベトナムにこそ、ラストサムライがいるのでは?
911はサムライがやる攻撃じゃない。テロだ。つまり、ハワイ奇襲攻撃はテロだ。
外国人が外国人のために日本の映画を作った。 外国人の思っている日本...
外国人が外国人のために日本の映画を作った。 外国人の思っている日本のイメージで映画を作った。 サムライが何を意味しているのか、ラストが何を意味しているのか、伝わってこない。
子どもの頃の見え方と大人になってからの見え方
当初、映画館で見たのかTV、DVDで見たのかはっきり覚えてないがめちゃくちゃかっこいい時代劇。そして小雪が超絶美人。という印象だった。あとIWGPの小雪とのギャップ萌えしたのを覚えてる。ちなみにどっちの小雪も好きだ。
その映画を10数年経って見返してみて、いい作品で小雪が超絶美人だってのは変わらなかったが、どうにも違和感を多く感じた。
細かい違和感が沢山あってここでは割愛するが、最後の決戦前。未亡人である「たか」が旦那を殺した外の人である主人公と長く時を過ごす事で気を許し旦那の鎧を来て欲しいと着付けを手伝い接吻する。というシーン。んーーー。どう考えてもそうはならんやろ。って思ってしまった。戦場で死ぬのは武士の誉れとわかってはいるが、愛する旦那を殺した人と接吻をする?どうしても軽いラブシーンを入れたいご都合主義に見えてしまった。
それと決戦最後のシーン。勝元とオルグレン、「武士とは死ぬことと見つけたり」精神で突撃するのにオルグレンのみ生き残る。っておい。そしてなぜだか敵みな頭を下げての土下座。
勝元の生き様へ向けてのたむけだと理解しているが、いやちょっと待って。生きとるやん反逆者。。。って思ってしまった。まぁまぁ死んでもしょうがないくらいの重症負ってませんでした?なんで生きとるん?ってやっぱアメリカの主人公は不死身か。っていう偏見の目でみてしまった。まだ終わりません。一番の違和感。反逆者オルグレンが天皇と面会するシーン。日本の天皇決意のお言葉。なんで英語?天皇だろ。日本を思う言葉がなんで英語?
エンドロールまで見ずに消してしまった。
「近代化」と「武士道」は、二律背反ではない。
2003年12月日米同時公開。 トム・クルーズが製作と主演を務めたアメリカ製サムライ映画。 アカデミー賞4部門(助演男優、録音、美術、衣装デザイン)でノミネートされたが、いずれも受賞は逃している。 主な配役は、 ネイサン・オールグレン大尉:トム・クルーズ 勝元盛次:渡辺謙(アカデミー賞助演男優賞ノミネート) 氏尾:真田広之 たか:小雪 勝元信忠:小山田真 サイモン・グレアム:ティモシー・スポール 大村松江:原田眞人 飛源(ひげん):池松壮亮 明治天皇:中村七之助 見てわかるように、明治天皇を除いて実在しない人物ばかりとなっている。 維新期の日本を舞台に、西洋化の波に抗うサムライに加担し、日本人よりサムライらしく戦い抜くのが、トム・クルーズの役どころだ。 ロケの大半はニュージーランドで行われているが、エキストラの大半(約500人)を日本から送り込むこだわりを見せたらしい。 また、屋内の場面は姫路のお寺を使用するなど、細部まで作り込んでいる。 そのような努力を踏まえても、 残念ながら、維新期の日本の空気感を再現するには至っていないというのが偽らざる感想だ。 劇場公開時にも、何か言い表せない「違和感」を感じたが、その正体を言語化できなかった。 最近、改めて本作を観て思ったが、 明治維新期にストーリーをもってきたがために、 ◆「国の近代化」と「武士道」がまるきり相容れないもの として話が進んでしまうのが違和感の元だと気付いた。 勝元(渡辺謙)を、旧来の武士の象徴とするのは許せるとして、 大村(原田直人)は、その対極の価値観を有する日本人ではなく、ただの手段を選ばない悪者でしかない。 結局、この作品はサムライという日本独自の存在を脚本に落とし込もうとしながら、 よく見ると、単なる「非力で旧式装備の善」対「豊富な物量を誇る新式装備の悪」の対決でラストを迎える。 現代にも「侍」はいる、 と信じたい私は、 勝元やオールグレンがラストサムライだった と認めたくないのだ。 最後にはなるが、映像美、殺陣の美しさには完全に脱帽していることを付け加えて、☆3.5
もしも幕府側が、と想像してしまう
日本の風景やスピリットが思った以上に日本らしく描かれていて観やすかったです。もしも幕府側が勝利したら歴史はどうなっていたのかと、いまさらながら想像してしまいました。当時は侍がマゲを切るのが屈辱な時代でしたが、今や短髪(西洋スタイル)が普通ですし、人間の価値観なんてコロコロ変わりますしね。渡辺謙や真田広之など、侍は良かったですが、結局は欧州に支配されたんだなと、昨今の日本政治を思いながら妙に納得した自分がいました。でも、オススメですよ。
ウエスト・ミーツ・イースト‼️
異文化に魅せられた男の物語‼️インディアンに魅せられた「ダンス・ウィズ・ウルブス」と同じく、日本の侍に魅せられたアメリカの軍人の物語‼️トム・クルーズ扮するオールグレン大尉が侍、そして日本の文化に魅了されていく様が丁寧に描かれ、好感が持てます‼️トム・クルーズは甲冑姿も様になっており、刀捌きもなかなか‼️真田広之さんのカッコ良さ、原田眞人さんの憎たらしさ、小雪さんの美しさも言う事ナシ‼️ただ勝元を演じる渡辺謙はミスキャストかな‼️オーディションを辞退したという役所広司さんの方が、リアルな勝元を演じてくれたと思う‼️ラスト、一人生き残ったオールグレンが、小雪さん演じるたかの元へ帰ってくるシーンで幕切れなんですが、インディアンに育てられた "白人" と結ばれる「ダンス・ウィズ・ウルブス」よりは、ちゃんと日本の女性と結ばれる今作の方が世間体は良いかと‼️
美しく作られている侍になりたい実現映画
山が日本の山じゃない…テレビの地上波放映時にふと思った。良くてきた日本映画フェイクの様な気がして…見ないでいた作品だが、今回WOWOWで字幕版で鑑賞。
真田広之の鎧を見た時違和感を感じたが、これは映画で十分日本の鎧らしく作られている、むしろその他多くは非常によく再現されている映画だと思いました。
全般にちゃんと日本人の力量のある役者を使っており風景も美しく成功した映画だと思います。
真田広之が目立ちすぎて立ち廻りをカットされたという逸話を聞きましたが、本来なら真田広之が若く元気な内に彼を主演に良い時代劇を作れたはずなのに日本では中々そんな作品は作れなかった。そんな中この様に美しい映画を作るのは良い事だと思います。
アメリカ作品で日本を描いた作品としては「硫黄島からの手紙」があり、あれは非常に素晴らしい作品ですが、本作は侍賛美的な映画で侍になりたかったアメリカ人の夢実現映画で、最後はカッコよく本物の侍と共に理解し合って共闘し天皇にも拝謁し人知れず日本の山里で侍として生きて行くというファンタジーです。
「シン・仮面ライダー」の主演をした池松壮亮が子役として演じており、そこにビックリしましたが、しっかりとした演技をしています。渡辺謙はメッチャ、西欧の思い描くザ・サムライだし、小雪は日本女性らしいく、トム・クルーズに着付けする場面がとても美しかった。
天皇を演じる中村七之助も良く、彼が決着を納めるのが演劇作品的ではあるがそれはそれで納得。渡辺謙の息子役の小山田真には何となく違和感があったがアメリカで活躍する日本人俳優。
ハリポタでネズミに変身するピーター・ペティグリューを演じるティモシー・スポールが通訳としてトム・クルーズの味方として出ているがしっかり存在感を感じる。
トムを米国まで訪れて招聘した大臣兼通訳の大村役は原田眞人、英語に堪能そうに見えたがなんとスター・ウォーズ日本語版の翻訳監修等を務めた人で、ロスで修行した映画監督。演技がうまいというよりとても自信に満ちた感じを受ける。
エセ日本じゃなくて美しくファンタジックな日本を描いてくれてありがとう、とは思うけど、「トム、素晴らしいセットの中で真のサムライになれて良かったね〜」という感想です。
「切腹」という怪作を知っていると名作とは思わないのですがハリウッドのエンタメ映画としては多分良い作品なのだろうなと思います。
日本をどう捉えているかを知るのに肯定的に描かれ日本人を美しく描いてくれた好意的作品です。
一つ、戦闘シーンで何度も馬が横倒しになる場面があるのですが、あの馬骨折していないかしらと可哀想に感じました。動物虐待反対を唱える者ではないのですが、本当に迫力があるので。
多くの女の子がプリンセスに憧れるように、多くの男性(特に日本人以外...
多くの女の子がプリンセスに憧れるように、多くの男性(特に日本人以外)でサムライになりたい人たちの欲求を満たせる作品なのでは?と感じます。 この作品で真田広之さんは日本語しかしゃべっていませんが、彼はあの役で最適だったと思います。
サムライのリーダーシップについて感じれる作品
トムクルーズの演技に感動! 日本の古き良き文化、「サムライ」について感じれる映画。 武士の統率力から、リーダーシップについて学べることも多かったです。
完璧
ダンス・ウィズ・ウルブズの日本版といった感じ。古き良き日本文化を違和感なく描いている。日本人役者も子役を含め皆良い仕事をしてる。日本語セリフもちゃんと日本語の言い回しで喋っている。字幕の英訳はどうしても素っ気無くなるが外人はどの程度機微を理解できるのやら。字幕版を見てるのに、英語字幕で日本語で喋ってるというややこしいことになってる。トム・クルーズも日本語英語チャンポンでしゃべってるなど面白い。これ吹替版でどう表現するのか謎やけど、字幕版での視聴を強くお勧めする。映像もきれいだし戦闘は迫力がある。舞台になる村の風景は美しい。他の方のレビューを見てると寡黙な侍の福本さんは名切られ役らしく、それも熱い。トム・クルーズは大量の日本人に囲まれながら、程よい違和感でしっかり存在感を出しつつ、徐々に日本に傾倒していくさまは感情移入せざる得ない。情緒あふれるシーンでは音声が抑えられてることが多い様で、外部スピーカーが無音検知で何度か落ちてしまうのが面倒だったのが、唯一の欠点か?
日本に対するリスペクトを感じられた。
トム演じるオールグレンが、日本で暮らしていくうちに、内面的に日本人をも超える日本人に変わっていき、最後には日本人に対して、日本人として忘れてはいけないことを教える。 胸が熱くなった。
日本人俳優が…
ここまでハリウッド映画で、しかもトム・クルーズ相手に主役を食う位の演技、見せ場を作った映画は無いのではないか。渡辺謙の本作に懸ける並々ならぬ意気込みを感じる。ハリウッド映画によくある変な日本、時代背景や風景を描くこともなく、日本人監督が撮ったと思うほど、自然な形で丁寧に描かれ、すんなりストーリーが入ってきた。渡辺謙だけでなく、凄味のある真田広之の殺陣は素晴らしい。小雪とトム・クルーズが心通わせるシーンは若干やり過ぎだと思うが、全体的に見応えあった。
見た
はるか前に映画館で見た。
トムクルーズが戦争で日本側の捕虜みたいになるが、
日本人達は悪い奴等ではなく、トムは理解を深める。
そして最後は日本人の味方として戦う・・・だっけ?
最近はあんまり見なくなってしまったけど、
この頃は本当にトムが好きだった。
その意味で楽しむことができた映画ではあった。
まあこの手の映画は事前の宣伝が派手すぎるので、
実際見たらどっかがっかりしてしまう部分はあるけどね。
約150年前の世界を美しく格好良く映画にしてくれました。 当時の出...
約150年前の世界を美しく格好良く映画にしてくれました。 当時の出来事を正確に残した資料は残念ながら殆ど表に出ていないと思っています。当時の高度な技術も途絶え、豊かな資源も封印された現代は、絶賛中身がスカスカの教育を受けています。 鱗のような鎧、日本刀などを見ると考えさせられます。
日本の風景にトムクルーズ!
殺陣がとてもかっこよくて良い!トムクルーズが、侍たちに受け入れられていく描写が1番好きです。外国人と自国の交流って、なんだか微笑ましくてずっと見てられる。 この映画のメインは明治時代の廃刀令。やはり争いは避けられないわけで…… 私からしたら、争いなんかやめて平和に暮らそうよって感じですが……己の刀を捨てるくらいなら侍として散る……生き様カッコいい… 最後まで観て映画タイトルの本当の意味が分かり、心打たれました。
何回目かの再見・・。
何故かWBCの感動と被ってしまって、明治天皇のカッコよさに思わず涙してしまった。3時間近くあったにも拘らず本当に映像もコンセプトも美しいの一言の作品。最初の時と随分と印象が違った。
「死に様を聞きたい」「生き様をお話ししましょう」
すごくアバウトなレビューになるのですが良くも悪くも日本という国に中立な作品であると感じました。
侍の武士道とはなんたるやを表現する一方で日本政府、天皇の迷走、葛藤を表現していたり、色々と考えさせられる部分ではありますがそれ全てを差し置いてとりあえずトムは死なない(笑)
小雪が素晴らしく光ってましたね。日本の古き良き女性を体現されていました。
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