私の頭の中の消しゴムのレビュー・感想・評価
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借りた❗️観た❗️泣いた‼️
こんな〝ご都合主義〟なら大歓迎です。
病気の進行途上には、〝まだらボケ〟と呼ばれる時期もあります。だから、いいじゃないですか。
あのシーンもこのシーンも。
愛の力を真正面から描き切る潔さがあまりに真っ当なので、照れたりよけたり斜に構える隙はありません。
すべてそのまんま受け止めました。
最低でも3回は号泣必至です。
消しゴムとはまったく縁のなさそうなSF映画『インターステラー』でも、アン•ハザウェイ演じる科学者が言ってました。
宇宙の原理の中に〝愛がなし得る力〟があってもおかしくない、解明されていないことでは重力の理論と何も変わらない(というように私は解釈してます)
偶然ですが、つい最近観た『佐々木、イン、マイマイン』でもバッティングセンターがとてもいい役割を果たしています。コロナ禍で色々なものが失われていきますが、この先もずーっと生き延びて欲しいと切に願っています。
タイトルが好き
韓国で一番高い山はペクトゥサン(白頭山、2744m)と言っていたけど、実は中国と北朝鮮の国境に位置している。言いかえれば「朝鮮半島で一番高い山」なのだ。これも南北統一への夢の表れなのだろうか。
調べてみると、北朝鮮側ではこの山の標高を2750mと言ってるらしい。そして、中国では長白山と呼ぶらしい。南北分裂前には当然国内最高峰のこの山に、郷愁の思いをよせて中国側から登山する韓国人も増えているらしい。などと調べているうちに、バイクでのひったくりが韓国でも問題になってるんじゃないかという点や、その犯人に車のドアをぶつけて転倒させたことの事故責任についての疑問は吹っ飛んでしまいました。本来ならば車が悪いのだが、犯人を捕まえる目的だとすれば事故責任がなくなるのか・・・果たして日韓の違いは?と序盤にこんなことを考えていると、映画にのめり込めなくなるので注意しましょう。
この年公開された映画は記憶に関する内容が目立ちます。中でも『きみに読む物語』『いつか読書する日』のアルツハイマーものには満点をつけましたが、この映画は老人の認知症ではなく、若年性アルツハイマーを扱っています。今までも、日本においては老人の“ボケ”を扱った映画は多かったのですが、ここのところ若年性アルツハイマーも激増しているらしく、今後も映画において描かれていくであろうと思われます。2012年で、日本でも約460万人の認知症患者。そのうち数パーセントは若年性アルツハイマーらしいのです。気をつけなきゃと思っても、はっきりした原因は解明されていませんので、EPAを多く含む魚を食べるとか、趣味を持ち続けるとか、ちょっとした心がけを守っていくしかないようです。
さて、この映画は日本のドラマ「Pure Soul~君が僕を忘れても~」が原作らしいのですが、どこまで忠実にリメイクしてあるのかオリジナルが未見なのでわかりません。ただ、実際に認知症患者が身近にいる者からすれば、納得いかないところが多いのです。健忘症がアルツハイマーに直結するのではないということ、徘徊の症状まで出るのなら文字を綺麗に書けるハズがないこと、匂いは絶対にわからないこと等々。さらに、右脳の働きはしっかりしているので、相手の喜怒哀楽に対して直観が働くのです。こうした疑問点はあったものの、夫チョン・ウソンを包丁で傷つけてしまったり、かつての恋人を現在の恋人だと勘違いしてしまうところでは、思いっきり感情移入させていただきました・・・
ソン・イェジンがめまいを起こしてしまうところや、記憶がなくなるところなどの細かい演技や演出は良かったし、チョン・ウソンの怒りが爆発するシーンは良かったです。冒頭ではケバいイェジンも見られ、彼女の七変化も楽しめます。翌年の邦画で『明日の記憶』のほうがリアルで好きです!
【2005年10月映画館(試写会)にて】
おうち-268
한번도 날 사랑한다고 말한 적이 없지만 난 알아요.
당신도 날 사랑한다는 걸.
※以下、らしからぬくさいレビューとなります。
最近、引っ越しました。
新居第1回目のゲスト、私のレビューでちょくちょく登場している仲良しの韓国人お姉さんと、おうちで『私の頭の中の消しゴム』。
お姉さんは何回か見てると言っていたのに、開始20分くらいでもう泣いとるがな、と思ったら、ほどなくして初見の自分も泣いとるがな!
『タイタニック』と同じ、序盤の幸せ泣きってやつです。
ラストは、、、いやラストよりだいぶ手前からむせび泣き。
二人の愛ももちろん素敵ですが、寛大な心を持ったスジンのお父さん、愛する妻を同じ病気で失ったからこそ冷静に支えてくれるお医者さん、何十年ぶりかに会っても変わらぬ態度で接してくれるチョルスの育ての親など、この映画には愛が詰まっている。
この人たちが発するセリフが素敵。
セリフっぽくなく、個人が歩んできた歴史から自然に出てきた言葉だと感じられる。
一つ一つ、聞いて、感じて、覚えておきたい。
心に光が差し込まないときがあったら、思い出したい。
キャラクターがまた素敵なんですよね。
チョルス&スジンは、お互いの足りないピースを補うかのような存在。
「愛ゆえに」取ってしまう行動に、心が締め付けられる。
ドラマらしさを演出しない静かな音楽が、心に染み渡る。
すさんだ心に、ぱっと光を与えてくれた「空がくれた宝物」は、チョルスだけでなくスジンも。
人を好きになるって素敵だよ。それを、こんな真正面から見たよ。
ハリソン・フォードのアドリブ(「愛してる」に、「知ってる」)は、ただただかっこいいセリフと思ってましたが、、、。
冒頭のセリフのシーンを見て、わかりました。
自分が愛しているということ、愛する人のためにしてきたことがちゃんと伝わっていることが信じられる、幸せな、優しい言葉なんだな、、、。
悲しいけど優しくなれる内容でした
【”許しとは心の一部屋を空ける事” 啼泣必死の作品。】
◆感想<Caution 内容に触れています。>
- 冒頭の、駆け落ちする筈だった相手が現れず、荒んだ姿の社長令嬢スジン(ソン・イェジン)と作業者風の男、チョルス(チョン・ウソン)の”コーラ”の出会いが印象的だ。
そしてこのシーンが中盤、後半に効果的に使われる。-
前半は、二人があっという間に恋仲になり、夫婦になる幸せなシーン満載。
だが、スジンの病(若年性アルツハイマー)が進行していく後半は、観ていて辛い。
そして、スジンを懸命に支えようとするチョルスの姿が切ない。
取り分け、スジンが且つての不倫相手(で、駆け落ち現場に来なかったソ・ヨンミン室長)をチョルスと間違えてしまう場面。(間違いに気づかない・・)
そして、実に切ない表情を浮かべながらも、笑顔で”そうだよ・・”と答えるチョルスの表情・・。
更に、”このままではチョルスを不幸にしてしまう・・”と思ったスジンが姿を消した後にチョルスが見つけた手紙に書かれていた言葉。
”ごめんなさい・・。本当にごめんなさい。
一度も愛してると言ってくれなかったけれど、私を愛してることは分かっている。だから、我儘を許してね・・。”
もう、涙を堪えるのは無理である・・。
そして、奇跡のように美しい二人のラストの幸せそうなシーン。
<今作は、“家人”の強い希望で鑑賞した。当時は恋愛映画が苦手であった私はじぶしぶ付いて行った記憶がある。
だが、客電が灯ったら大泣きしているのは私の方で、かなり恥ずかしかった作品でもある。>
<2005年11月2日 劇場にて鑑賞>
久々に観た
800作目。DVD250円ゲットシリーズ。ソン・イェジンに会いたく...
切ない
同じような設定で、同じような展開のストーリーはよくあるが、ここまで感動したのは初めて
畳み掛けるように病気が進行していく様子と、それを受け止めようとするチョルスの姿に、涙が出ました
消しゴムでも消えないもの
若年性アルツハイマーの話ですが、それよりは愛を知らない男が本当の愛を知る物語という方が強いかな。
愛、家族、人間関係でトラウマを抱えた人におすすめ。
人生変えるとは言わないけど、心に残るセリフがあるはず。
本題に入るまでが長い…!ですが、主人公ふたりのキャラクターや出会いが丁寧にかかれていると捉えることも出来るかな?
いかにも韓国!って感じの恋人同士が浮かれてる映像多し!ですが、その分だけ病気によって引き起こされる悲劇が辛くなりました。
昔の恋人と間違われるのは辛さを実感がするシーンでした。主人公の本当に自分を愛してるのか?と苦悩するのを見て支える事は並大抵の事じゃないのが分かりました。
また、家族の愛を知らない人は知らない人同士より、家族の愛を知ってる人と一緒になる方が幸せなんだなと感じました。
チョルスを捨てた母親の話で、ふたりが喧嘩になった際にソジンが話した言葉がよかったです。
「心にひとつ部屋を空けておくといい。憎しみはそこに入れておいたら外で人を憎まずに済む」だったかな…?
その言葉でチョルスは辛い過去を克服し、病気が分かり自暴自棄になったスジンを助けたのは、その時の言葉だったのも素敵でした。
人を助けた自分の言葉が自分を助けるって、より心に入って来ると思いました。
チョルスの仕事に対する姿勢やワイルドなキャラ、そして何より顔がカッコイイ!
人生何があるか分からないからと結婚を拒否してた男が本当の愛を知るストーリーは定番だけど、胸が熱くなりますね。
当たり前の幸せを大切にしようと思えた映画でした。
<ノーカット 字幕>
切ない
気になっていた作品で観てみました。
一言で言うととても切ない作品です。
記憶を失っていって、昔の恋人の名前を呼んでしまうシーンは観ていて胸が苦しくなりました。
二人の絆が強く感じられるシーンが多々あり、とても感動しました。
観なければもったいない作品です。
韓国人はこうやって、ロマンチックになっていくのか。
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