ショート・カッツ

劇場公開日:

ショート・カッツ

解説

群像劇を得意としてきたロバート・アルトマン監督がレイモンド・カーバーの短編小説をもとに数々のエピソードを描く。息子が交通事故に遭い、悲しみに打ちひしがれる夫婦の物語を筆頭に、様々な事件がオムニバス風に展開。ロサンゼルスの郊外を舞台に、20人以上に及ぶ登場人物が織り成すひとつひとつのエピソードは他のエピソードと絡み合い、やがて衝撃のクライマックスへと向かう。

1994年製作/189分/アメリカ
原題または英題:Short Cuts
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1994年10月8日

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映画レビュー

4.5そこかしこに断片がある

2022年8月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前々から観たかったのをようやく鑑賞。 何があっても人生は続く終わることをカラッと爽快に3時間で描き切る。 お見事。 これだけストーリーが混ざっても混乱せずに見られるのは凄いな。 ラストの地震で何かが起こるのか、と期待させて何も起こらない、酔っぱらいは酔っぱらい、悲しみは悲しみ、一時の休息は休息。 素晴らしいなっ!

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あした

4.0スクリーンに観客の私達の姿を写し出す鏡

2018年11月17日
Androidアプリから投稿

バラバラの多数の登場人物が次第に絡みあううちに、彼らの沢山の人生を垣間見ていく 立派な人生なんてない、多くはゲスだ それは本作を観る私達もまた何かしら心当たりのあることでもある つまりスクリーンが鏡となって私達の人生を写しだしている映画なのだ 大した起伏もなく、それぞれのお話が進行するだけのお話なのだが、そのそれぞれのお話が絡みあい出すところに妙味があり、3時間もあるが観ていて飽きない そこはやはりロバート・アルトマン監督の力量なのだろう 人生は長くだらだらと進む その為に映画としての句読点として地震が終盤に発生するのだ そして映画が終わった時、それぞれの登場人物は映画が始まった時とは何かしらマインドセットが変わっていてラストシーンを迎えているのだ そうこの構造は数年後にポール・トーマス・アンダーソン監督の名作マグノリアにそのまま継承されることになるのだ ショートカッツとは、それぞれの近道のこと だらだらとこれからも果てもなくグダグダと続くそれぞれの人生はこの映画の中で結論への近道を辿ることができたのだ それぞれの物語とは、つまるところそう言うことであったのだ

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あき240

2.5とても退屈な映画

2018年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

昔観た時は興奮したのですが、改めて観たらとても退屈な映画でした。最後まで観るのに相当な根気が必要でした(笑)。

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hide1095

4.0総勢22名が絡み合う人間ドラマ。

2017年2月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

「ショートカッツ」字幕版 DVDで鑑賞。 〈あらすじ〉 ロサンゼルスを舞台に総勢22名が絡み合う群像劇。 ◎良かった所 ・僕は群像劇が大好きで、色んな群像劇の映画を観ましたけど、この映画は登場人物が特に多い!序盤は登場人物が多すぎて何じゃこりゃと思いましたが、若いロバート・ダウニー・Jr.や、ジュリアン・ムーアなど豪華俳優陣が出てるので、徐々に関係性が分かってきます。さて、どんな22名が登場するのか、ざっくり記したいと思います。 TVキャスター、妻、息子、TVキャスターの親父、ケーキ屋の男、ファミリーレストランで働く女性、アルコール中毒の夫、ジャズシンガー、その娘、不倫をする警官、その妻、警官の愛人、画家の妻、医師の夫、ヘリコプター操縦士、釣り仲間の三人組、ピエロの出張サービスをする女性、メイクアップアーティストの男とその妻、プール清掃業の男とテレフォンセックスのバイトをする妻 といった登場人物がいつの間にか繋がってたり、リンクします。よく作ったな~って感心しました!スゴいですw ・約3時間は結構長いですが、あっという間に観てしまいました。盛り上がるところはあまりなく、ド派手なシーンやアクションではなく、人間ドラマの映画でした。 ・人間模様が凄いリアル。 ◎気になった所 ・登場人物が多いので、途中混乱する。 ~まとめ~ ・面白かったです。(^^)まだ釈然としない所が数ヶ所程ありましたけど、登場人物同士が繋がった所とかリンクする所とかが良かったですw

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ひろっぴ