I am Sam アイ・アム・サムのレビュー・感想・評価
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自分も、似たような気持ちになった事がある。
私は、なかなか人の気持ちに気付けなくていつ間にか傷つけてしまったり、グループの輪に入れなくて高校生の時に苦労をした。その時は、自分は何か心身に障害があるのでは無いかと思っていた。
記憶するのが下手だから、頭の働きが遅いから皆んなと仲良く出来ない、話が上手くいかないと思っていた。
だけど、この作品をみて問題は自分が持っていない頭の能力の問題ではなくて、人をきちんと愛する事なんだ。と気づかせてもらった。
どれだけの知識があろうが地位があろうが、愛があって人に接しなければ人は動かないし、幸せになれない。
私は、毎年七夕には「私の周りの人が、健康で幸せに笑顔で過ごせますように」と書いている。
でもそれは書く事がなくてただ単純に何も考えずに書いているだけなのでは無いのか⁇
普段の生活の中でも愛を感じる事が出来たらいいなと思った。
人生は障害だらけ
最高
愛、父とは、普通とは
今まで見た映画の中で1番良かった
2時間ほどで150回くらい泣いた
7歳くらいの知能しか持たないサムには、成長していくルーシーの教科書も理解できなくなっていくし、同じことを繰り返したり、パニックになったり、場違いな場所で騒いでしまったり、関係ないことを言ったり、、、上げればきりがない、問題の多さ
客観的に見ても、サムにルーシーを親として育てる能力があるのかと言われれば、ルーシーが今後社会に出ていくために教えなければならないことを、普通のことを常識を身につけさせられないと思ってしまう
検事たちは社会的視点から、ルーシーを思って裁判でサムにひどいことを言ったりまくし立てる
しかし個人の問題として、ルーシー自身がそれで幸せなのか、それは違うと思う
現実世界だとサムは裁判で負けてしまうかもしれない
ルーシーは最初は悲しむがサムを後々忘れてしまうかもしれない
この映画では2人の執念により周りの大人の「普通」をひっくり返した
そこに2人の愛があると思う
イギリスっぽい
現代の家族像
「チョコレート・ドーナツ」同様、
家庭がストレートでない人たちがこんなにいっぱい出演。
サムとルーシー親子がもちろんストーリーの中心なんだけど、
助演のメンバーたちのほとんどが成人した大人として、また親として、弱さと傷の歴史を負いながら生きているという設定。
そこに気づいてからはサム親子がかすむほどに"群像劇"としての厚みがグッと増して迫って来ました。
ー裁判で証言してくれた知的障害の母親と祖父母に育てられたという女性。
息子の薬物事件に泣く法廷指定医。
夫が出て行ってしまった主任弁護士と息子。
里子が居着かない悲しいフォスターペアレント。
DV里子縁組みが上手くいってない児童相談所職員。
さらにはサムの子を産んだホームレス女性、
売春をしかける笑顔の素敵なお姉さん、
サムの友人を心配して迎えにきた母親、
そして外出恐怖症のお向かいさんー
みんな一生懸命だー!!!!
大変な人生だから、こんなファンタジー作品で泣き笑いしながら、夢と希望を捨てない熱いストーリーを見せてもらって、僕らも励まされるんだよ。
僕自身の上手くいってない人生を省みつつ、そう思いました。
・・・・・・・・・
付記:
サウンドトラックもとっても素晴らしいんですよ。
この映画に惚れ込んだミュージシャンがどんだけ気持ちを入れて演奏をしたのか、特典映像を見れば感動は倍増です。
愛を語りたくなる
あったかくなる
初めて観た題材
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