I am Sam アイ・アム・サムのレビュー・感想・評価
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ペンさんの演技に引き込まれる
再鑑賞。小さな子どもの作品にはめっぽう弱いので、わかっていても号泣してしまう。ペンさんは恐ろしいマフィアのイメージが強いけど、それが覆される演技力。ダコタちゃんは本当に天才子役でしたね。可愛いペンさんを観たい方にお勧め作品。
心が洗われる
観る前は「ただただ悲しいお話だったらどうしよう?」と危惧しておりましたが、登場人物みんなサムの人間性に心奪われていてすごく暖かい世界観となっております。
現実はそうじゃないと思う方も居るとは思いますが、ビートルズの美しい曲と美しい世界がマッチしてとても芸術的で煌びやかなのです。
心をリセットしたい方におすすめです。
観るのに神経を使うが良作
知的障害を持つ主人公が周りの支えに助けられながらも、必死にもがく姿が描かれ続ける。
ただ、その演技力が故に、周りの言うことが理解できない主人公や、言うことが伝わらない周囲の負の感情も感じられてしまい、感情移入するほどに辛くなってしまう。
映画の中での問題の答えは明確に答えは出されず、観賞後もスッキリできるかと言えばそうでもないが、この映画について誰かと意見を交わしたくなる、そんな一本であった。
また、ダコタファニングの演技は圧巻。
子役の完成度としては今まで見た映画の中で群を抜いていた。目線だけでこれほどまでに感情を表現できる子役がこれまでいただろうか。
一見の価値あり。
ショーン・ペンの演技はさすが!
サムとルーシーの家族の繋がりがすごい!この映画は感動できる映画だし、名作と言われるのも納得できる映画だと思った。
ダコタ・ファニングがめちゃめちゃかわいいし、ショーン・ペンの演技はさすが!
何度観ても泣いてしまう
・15年くらい前、20歳の時にテレビ放送を録画して何度もサムの尋問の後、ルーシーが里親との生活を遠巻きに観た後、一人部屋にこもった後、弁護士のリタが部屋に入ってきて説教するシーンだけ何度も繰り返して観てはサムに感情移入していた。改めて観ても泣けてきた。
・サムに皆がとても優しくて良かった。
・ルーシーがとても魅力的だった。ワンハリの役柄と違いすぎて驚いた。
自分も、似たような気持ちになった事がある。
私は、なかなか人の気持ちに気付けなくていつ間にか傷つけてしまったり、グループの輪に入れなくて高校生の時に苦労をした。その時は、自分は何か心身に障害があるのでは無いかと思っていた。
記憶するのが下手だから、頭の働きが遅いから皆んなと仲良く出来ない、話が上手くいかないと思っていた。
だけど、この作品をみて問題は自分が持っていない頭の能力の問題ではなくて、人をきちんと愛する事なんだ。と気づかせてもらった。
どれだけの知識があろうが地位があろうが、愛があって人に接しなければ人は動かないし、幸せになれない。
私は、毎年七夕には「私の周りの人が、健康で幸せに笑顔で過ごせますように」と書いている。
でもそれは書く事がなくてただ単純に何も考えずに書いているだけなのでは無いのか⁇
普段の生活の中でも愛を感じる事が出来たらいいなと思った。
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自宅(CS放送)にて鑑賞。色々な意見や難もあるのだろうが、好きなシーンも多々有り、ビートルズの隠し味も利いており、単純に良かった。意外な事に父娘よりM.ファイファー演じる“リタ・ハリソン・ウイリアムズ”とS.ペン演じる“サム・ドーソン”の遣り取りにグッときた。“アニー・キャセール”のD.ウィースト、“ランディ・カーペンター”のL.ダーン、“イフティ”のD.ハッチソン等の好演に混じり、“ターナー”のR.シフが印象的だった。久々にサントラを聴いてみようかと思った一作。80/100点。
・マドンナと仲が良かった頃の若いS.ペンは嫌いだったが、本作を観て印象が変った。犬のシーンやレストランのシーン等、アドリブがその儘、使われてる事が多かったらしい。また二歳時の“ルーシー・ダイヤモンド・ドーソン”を演じるのは、撮影当時三歳だった(実際の叔母に障害者がいる)D.ファニングの実妹エル·ファニング。
・鑑賞日:2012年11月30日(金)
人生は障害だらけ
冒頭、女性ホームレスの逃走に驚く。
両親と比べてかなり知能が高そうな娘がそれでもサムを必要とする姿と出来ることを精一杯やって娘に愛情を注ぐ父親。
昨今の日本ではすぐに悪いイメージのニュース沙汰でサムにバッシングが集中しそうだが、作品では裁判になる。
作品としては、甘く作られた感はあるがその甘さこそがこの作品の良さと思う。
この内容でただただ厳しい現実を突きつけるだけの内容なら誰が観たいと思うだろう。
出てくる様々な問題を抱えた人たちが、それでも「こう在りたい」と支え合う姿は、心の琴線に触れる。
ビートルズの歌が流れてくるだけで、つい思い出す作品になります。
最高
サムとルーシーの絆が良かった。
結局、人と人を本当に結び付けているのは愛だと思う。
それ以外の関係は仮初めの物で、誤魔化しに過ぎないと思った。
今の時代に必要なのは、愛と真実。
その為に金とかが必要になってくる。
愛することが全てなのかもしれない。
愛、父とは、普通とは
今まで見た映画の中で1番良かった
2時間ほどで150回くらい泣いた
7歳くらいの知能しか持たないサムには、成長していくルーシーの教科書も理解できなくなっていくし、同じことを繰り返したり、パニックになったり、場違いな場所で騒いでしまったり、関係ないことを言ったり、、、上げればきりがない、問題の多さ
客観的に見ても、サムにルーシーを親として育てる能力があるのかと言われれば、ルーシーが今後社会に出ていくために教えなければならないことを、普通のことを常識を身につけさせられないと思ってしまう
検事たちは社会的視点から、ルーシーを思って裁判でサムにひどいことを言ったりまくし立てる
しかし個人の問題として、ルーシー自身がそれで幸せなのか、それは違うと思う
現実世界だとサムは裁判で負けてしまうかもしれない
ルーシーは最初は悲しむがサムを後々忘れてしまうかもしれない
この映画では2人の執念により周りの大人の「普通」をひっくり返した
そこに2人の愛があると思う
イギリスっぽい
この程度の事にそこまで時間を使って裁判をするかは疑問です。
そういったツッコミは無しにすれば、とても面白かったです。主役の方の演技が本当に素晴らしかったです。
いざという時に芯を穿つ様な事を言う非現実的な障害者ではなく、現実の、ただ真っ直ぐな彼らをとても良く描いていると思いました。
ただ、どうしてもとても周りの人たちに恵まれた、物凄く幸運なケースだと言う感想は拭えません。
ショーン・ペンの演技がうますぎる!!!本当に障害を持った人なのかと...
ショーン・ペンの演技がうますぎる!!!本当に障害を持った人なのかと思って観れた。子役の女の子も可愛くてサムのことを思う気持ちが伝わってきて最後は涙が止まらなかった。子供のことを考えると複雑な気持ちになるが、愛が勝つとはこのことだなと思う。この映画は何回見てもいい映画だと思う。
現代の家族像
「チョコレート・ドーナツ」同様、
家庭がストレートでない人たちがこんなにいっぱい出演。
サムとルーシー親子がもちろんストーリーの中心なんだけど、
助演のメンバーたちのほとんどが成人した大人として、また親として、弱さと傷の歴史を負いながら生きているという設定。
そこに気づいてからはサム親子がかすむほどに"群像劇"としての厚みがグッと増して迫って来ました。
ー裁判で証言してくれた知的障害の母親と祖父母に育てられたという女性。
息子の薬物事件に泣く法廷指定医。
夫が出て行ってしまった主任弁護士と息子。
里子が居着かない悲しいフォスターペアレント。
DV里子縁組みが上手くいってない児童相談所職員。
さらにはサムの子を産んだホームレス女性、
売春をしかける笑顔の素敵なお姉さん、
サムの友人を心配して迎えにきた母親、
そして外出恐怖症のお向かいさんー
みんな一生懸命だー!!!!
大変な人生だから、こんなファンタジー作品で泣き笑いしながら、夢と希望を捨てない熱いストーリーを見せてもらって、僕らも励まされるんだよ。
僕自身の上手くいってない人生を省みつつ、そう思いました。
・・・・・・・・・
付記:
サウンドトラックもとっても素晴らしいんですよ。
この映画に惚れ込んだミュージシャンがどんだけ気持ちを入れて演奏をしたのか、特典映像を見れば感動は倍増です。
久しぶりに見て良かった
なんとなく久しぶりにみたら、最初から涙が止まらない。
歳を経てわかるこの映画の素晴らしさ。
ショーン•ペンがアカデミー主演男優賞にノミネートされるのも納得の演技です。
知的障害のある主人公が働いている設定のカフェがスターバックスだったとは。当時はスタバの存在を知らなかった。
ストーリーの中で大人達が対立するが、それぞれの立場で主人公サムの娘の幸せを考えてのことだけに、見ていてせつない。
娘役のダコダ•ファニシングの演技は完璧で文句のつけようがない。
人生で出会ってよかったと思える作品です。
ただ感動するだけじゃない
主人公のサムはもちろん、強く生きるルーシーにも惹かれました。
障害についてただ深く考えさせられる映画だと思っていましたが、親子の愛、そして友情の大切さも描かれていてたくさんの要素を含んだ作品でした。
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