I am Sam アイ・アム・サムのレビュー・感想・評価
全119件中、1~20件目を表示
涙が止まらない
名作として有名な作品、なぜか観てなくてやっと鑑賞
何回も泣きました
ストーリー、登場人物、それぞれのキャスティングまで全て良かったと思います
主演のショーン・ペンもミシェル・ファイファーももちろん素晴らしいけど、なんと言ってもダコタ・ファニングです
演技と思えない演技にあの可愛らしさ、ホント天使の可愛らしさでした
ストーリーはいろいろ考えさせられます
傷付く事の多い世界に悲しくもなりましたが、優しい人もいっぱいいてくれる世界でもあります
実際には子供にとって何が正解かはわかりませんが、自分は愛されていると思える環境で育つのが一番幸せなのだと思います
優しい人がいっぱい出てくる作品って観終わって優しい気持ちになれるし、観て良かったと心から思える作品でした
再度見る価値あった
公開時に見たきりだったので。覚えてなかった。
父と娘の話、以上に裁判だったりの話が多く。
かつては誰かの子であり、今は親である世代に響くか。
子を思う愛情は、知識ではなく、その心の深さ。
それに悩む人々が、サムの周囲にもいる。
それを邪魔する人はいない。
泣くほどじゃなかったけど、スッキリじんわり。
アルバイト店長にアッパレ! そこ?!
観ている側からするとおもったより悲壮感ばかりが漂う物語ではなかった。
自分の現実問題なら寝れないくらいつらいだろうけど。
みんないい人ばかりだから。一生憲頑張っているSamが皆から愛されていて応援したくなる人物だから、観ている自分も応援しているし、だから里親には軽蔑じみた感情を持ってしまった。後で後悔することになるが・・・
ルーシーの気持ちがわかりにくかったが里親を納得させたのはルーシーの毎晩の行動だったのだろう。里親のルーシーがかわいすぎて手放したくない気持ちは理解できる。実際、とても大事にしていたと思う。
そしてもう一人忘れてならないのは「負けない弁護士」リタだ。
弱みを見せたシーンでは思わず涙が。
結局、どうなったのかよくわからなかったが一緒に暮すことになってもサム親子が本当にうまく暮していけるのか?ルーシーがヤングケアラーになることが目に見えていて幸せに暮していけるのだろうか?必要以上の苦労をするんじゃないか?
引き続き、いやそれ以上の応援をお願いしたい。アルバイト先の店長のように。
リタが弱みを見せてサムが優しく抱いてあげたときに、リタが離婚しサムと一緒になったらルーシーの問題は解決するのにと安易な答えを期待したのは自分だけだろうか?
まあ、そんな陳腐なストーリーでは映画にはならんか!?
あと一つ、裁判の場面で出てきたターナー、グッドドクターに出ている
グラスマン先生役のリチャード・シフだった。声でわかったわ。
吐くほど泣いた
いつも感動ポルノは冷笑しながら俯瞰して観てるのだが、「はい感動ポルノどストレートパーンチ!」って感じではなく、押し付けた感動ではないジャブやフックをいつの間にか喰らってる、みたいな感覚に陥る。
リタが自分の気持ちをサムに打ち明けるシーンとか、ルーシーに手紙で気持ちを伝え「あの歌のように愛してる」と読むシーンとか、吐くほど泣いたけど「感動ポルノアッパー!」みたいなのじゃなく、泣かせよう泣かせようみたいな思惑が感じられないのがいい。
サムは「不変であり愛してること」を親の理想として挙げたけど、サムは一貫して変わることなく自身の父親としてできる限りのことをルーシーに与えようとしてきた。例えばリタのように不倫され怒りを子にぶつけるという"環境によって変化してしまう人間としての弱さ"を超えて、決して知能が高くなく周りと違う父親だとしても"サムという父親像"は決してルーシーにとって変わらないものであるようにい続けた。絶対に不変の愛を与えてくれる存在であることが、ルーシーにとって何より大切なことだと。
そしてその姿勢が、健常者であるはずのリタを救った。障がいのあるなしなど関係なく、愛が人を支え合うものだということを、決して言葉が闊達ではないサムが表現しているからこそ、嫌味なく素直に受け取れる。ビートルズの曲を引用して自分の気持ちを伝え代弁してもらうシーンこそまさにそれを表現していると言えるだろう。
とにかく全員の演技も上手くて(特にサム)、音楽も素晴らしい。いい映画に出会えてよかった。
ビートルズ
作品の随所にビートルズが見え隠れしてなんだかうれしい
時にはサムの行動がもどかしく思えたり 協力してくれる人たちに感謝したりほっこりする作品。
ストーリー展開は予想通りだけどハッピーエンドで良かった
こんなに良いのに、なぜ本国で低評価なのか?
わかり易い感動作を、ど真ん中直球のグイグイ演出で押し通しましたね。
山下画伯を思い出したけど。
・神がかりのペーン選手
・妖精のような娘
・ファイファー選手の体当たり演技
切なくて泣きそうです。
しかしどうしてアメリカで評価低いのか?Tomatoesで支持率33%です。この数値はとんでもない駄作です。これがダメでなぜクレイマーがオスカーなのか?そこそこヒットしたのに謎ですね。
知的障害者目線で描いた心温まるファミリー映画。 サムは、ルーシーと...
知的障害者目線で描いた心温まるファミリー映画。
サムは、ルーシーという赤ちゃんを授かって(そして仲間たちと一緒に育てて)本当に良かったと思いました。
ルーシーもサムがお父さんで本当に良かったと思いました。
恐れ入ったショーンペンの演技力
ショーンペン扮する知的障害があるサムドーソンは、スターバックスで働いていた。ダコタファニング扮するルーシーと名付けた娘が産まれたが母親は消えてしまった。
以前観た事がある作品だったね。知的障害がありながら子育てなんてね。サムの友人も知的障害なんだな。周りの協力もあってルーシーは順調に育ってしかも賢い子だったね。ダコタファニングが可愛いな。
サムなりに一生懸命なんだけど、すでに子供の方が賢いのは辛いね。それに当局によってルーシーと引き離されてしまった。ミシェルファイファー扮する弁護士リタハリソンも素敵だね。ショーンペンの演技力には恐れ入ったな。
得した気分
そりゃ難しい役柄もこなせるでしょ、ショーン・ペンなら。脇役もミシェル・ファイファー、ダイアン・ウィースト、ローラ・ダーンといった疑いようのない実力派で固めてる。ストーリーも知的障害を持ったシングルファーザーとかわいらしい娘さんの心のふれあいっていう鉄板の超お涙頂戴もの。そして全編には誰もが知っているビートルズの名曲を散りばめる。
感動を強要する映画には拒絶反応があるからか今までノーマークだったこの作品。今回、なんとなく、でも斜に構えながら観たところ・・・
良いです、とても。仕上がりにそつがなく、ここまでやられたら感服って感じでした。
難解な作品がいい映画とされがちな風潮の中、この作品はすべてが直球でむちゃわかりやすい。これが映画の本来あるべき姿かな、って思わせてくれる作品でした。そして、恥ずかしながら、観た後に気づいたのですが監督さんは女性の方だったんですね。偏見があるわけではないですが、良い意味で納得。やさしい気持ちにしてくれました。気づきも色々あって、今更ながら、なんだか得した気分を味わえました。
これぞ名作!素晴らしい映画
開始15分で涙が出ました。
知能の遅れを持つサムと、その愛娘ルーシーとの物語を描くヒューマンドラマの超名作。
子を想う親、親を想う子、それをサポートする人たちに胸が温かくなる。
“普通”なんか関係ない、親子の愛は“特別”なんだから。
ショーン・ペンを筆頭に、他のキャストたちも演技が本当に素晴らしすぎます。
ほんのちょっとした表情の変化が凄く気持ちの表れを感じられるんです。
皆それぞれにエピソードがあって、その度に心が動かされる。
映画を彩る曲や印象的なシーン、台詞に重要な役割を与えるビートルズの存在も良かった。
特別な愛情じゃなくていい
400レビュー書いてる中でTOP5に入れたい一本。
数年おきに観ている大好きな映画。
小説も出ているので、ぜひ観て欲しい!!(土下座)
映画では時間の都合上、省いてしまった出来事も知れるのでより深く楽しんで欲しい。
親になれば、どの親もどうすればこの子を幸せに出来るのか苦しむもの。
それは自閉症のサムも同じ。
サムは娘のルーシーにたくさん愛情を注いでいて、観客も幸せな親子に目尻が下がる。
娘のために給料を上げようと難しい仕事を覚えようとし、周囲の応援に心が温まる。
このままルーシーは健やかに育つかと思いきや問題が。
ルーシーがサムの精神年齢を追い越してしまい、パパより賢くなるのを嫌がるように。
役所は子供のためにサムから引き離す、サムや友人はサムの深い愛情を知ってるので二人が一緒にいるのを諦めない。
奮闘する中で運命の出会いが。
非情な女性弁護士がイメージアップのためにサムに協力することに。
二人が深く関わることで変化が…。
子供を育てるにはお金や知識もなくてはならない。
でも、愛もとても大切なんだと。
それは何も特別な愛ではなくていいんだと思わせてくれる映画です。
愛
知能障害をもつサムと健常者でありながらも母として苦悩するリタ。障害の有無ではなく、2人がおなじ人間としてそれぞれの苦悩を抱えながら生きている姿が印象的だった。
2人の会話のなかで「私が悩んでないとでも思う?!」とリタが発した場面には特に共感した。
人には人それぞれに悩みがあって、自分だけが苦しんでいるわけではない。
人という字は人と人が支え合って…というセリフがあるが、まさにそのとおりだ。
弱いのに苦しむ人間だからこそ、互いに支え合うのだと。
また、いろんな人物をとおして、 愛情というものが深く刺さる作品でもあった。
障害をもちながらも子育てや仕事にまっすぐなサム
幼くして誰よりも父のことを想うルーシー
おなじ境遇の仲間たち
支えてくれる隣人アニー
サムの愛を汲み取った里親?のローラ
生きていくうえで現実的な理屈も大切かもしれないが、最後の最後には愛情が勝るということ。
素直に良い作品。
Daddy
スターバックスコーヒーのホールスタッフとして働きながら、一人娘のルーシー( ダコタ・ファニング )を育てる知的障がいのあるサムをショーン・ペンが好演。
敏腕弁護士リタをミシェル・ファイファーが魅力的に演じる。才色兼備のリタが、サムと出逢い自身の生き方を見つめ直す。
サムとルーシーの養母( ローラ・ダーン )が本心を語り合うシーンが切ない。
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
題名は知っていたが、初鑑賞
50代男ですが、不覚にも泣いてしまった。
愛だけでは育てられないのは、わかっているが、
障害者だけに愛情もストレートで嘘はなく、愛の深さ、子供を思う真摯さ。
そこが泣けた。娘ルーシーがサッカーでゴールを決めた時、サムは娘を
抱き上げ走り回る。子供にとっては親に愛されてるという実感が何よりも
大事なのだ。ということを思い起こさせてくれた。
感動の名作ですが・・
知的障害者の父と娘、仕事にかまけて息子との関係は冷えつつある女弁護士の、親としての生きざまを対比して親とは、人とは、どうあるべきかを観客に問うヒューマンドラマ。俳優陣の熱演もあって感動の名作に仕上がっています。
劇中で頻繁に登場するビートルズの楽曲エピソード、世の中は「愛こそ全て」と言えるほど単純でないことは分かりますし、それ故の人生の応援歌、映画の裏テーマなのでしょう。
残念ながら自覚のない親たちの悲劇報道も時々耳にします。また、望んでも子宝に恵まれない人たちもいますから答えの難しいテーマです。
優生保護法などはもってのほかですが、新自由主義の台頭など社会的弱者が家庭を持つことが難しいとも報じられており、少子高齢化が進む日本の将来が危ぶまれます。
十分、考えさせられましたが、ダコタ・ファニングちゃんが健気なだけに観ているのが辛い一面も・・・。
"LucyintheSkywithDiamonds"
今は亡き弟のクリス・ペンも知的障害では無いが子供の心を持ったまま大人になった役を『キス★キス★バン★バン』で演じていたのを思い出す。
本作の出来不出来に関係は無いけれど正直、こんな役でのショーン・ペンは個人的には望んでいない、公開時に観た時も少しガッカリしたのは今も同じながら、違和感を感じないショーン・ペンの演技には感動させられる。
ルーシーがローラ・ダーンの家を繰り返し抜け出す場面はホッコリするし、ミシェル・ファイファーを単なる助演にはせずに彼女の人生にもスポットを当てる演出に好感が持てる。
にしてもこんなショーン・ペンは嫌だ、作品自体を否定する気にはならないけれど!?
初公開時、MOVIX仙台にて鑑賞。
ショーン・ペンとダコタ・ファニングの演技が、凄すぎる!!
2001年(アメリカ)監督は女性でジェシー・ネルソン。
7歳の知能しかないサム(ショーン・ペン)が、サムより賢い7歳の娘ルーシー
(ダコタ・ファニング)を養育出来るかが、問われる映画です。
冒頭、ショッキングでした。
7年前。病院に駆けつけたサム。生まれたのは女の子。
ルーシー・ダイヤモンドと名付けられます。
その翌日、ホームレスだった母親は姿をくらますのだ!!
この時点で、福祉関係者はサムからルーシーを取り上げると、
思いませんか?
どうやって生後間もない赤ちゃんを男手ひとつで育てるんですか?
お金はどうするの?
家賃、光熱費、ミルク代、オムツ、おむつカバー、下着に着替えの洋服や・・・
洗濯、炊事・・・サムの食事などなど。
赤ちゃんって信じられない位、お金がかかるんです。
サムのスターバックスのアルバイトで足りるわけないもの。
アパートの隣人・アニーおばさん(ダイアン・ウィースト)が助けてくれた?
それは「赤ちゃんは二時間おきにお腹が空くのよ」と教えてくれた。
(ダイアンの引きこもりのピアニストも名演でしたが、母親代わりに奮闘したとは思えない)
7歳の知能だから、サムを超えた知能の娘を育てられないって??
新生児の方がよっぽど育てられないでしょ!!
清潔で神経質の極み・・・みたいなダコタ・ファニング。
普通こんな清潔に育たないですよ、この環境で。
ちょっとした警察沙汰に巻き込まれたサムは、リタの親としてふさわしいか?
問われて裁判になります・・・法廷ものですよ、皆さん大好きな!
敏腕弁護士のリタ(ミシェル・ファィファー)が、サムの親権争いの無料弁護を引き受けてくれます。
ミシェル・ファィファーのキャラクターがまたまた魅力的。
息子ウィリーの愛し方を、サムより分からない才媛です。
この映画は配役がとても良い。
サムの友達は本物のダウン症の青年やら、知的障がい者の方々が演じているのも
素敵です。
(ここだけはリアルですね)
ショーン・ペンは顔中の筋肉をすべて緩めたのかしら?
今にもヨダレが垂れてきそう!!
全身で「アイアムサム・・中身は7歳!!」と、主張している。
7歳なら、いや7歳で、もっと知的な瞳の少年は幾らでもいるから、この演技は
かなりやりすぎ。風刺漫画を見てるみたいだ。
ショーン・ペンが真顔になった瞬間が一瞬ある・・・それはリタから夫の背広を借りて、
ピシッの着込み鏡をのぞいたその一瞬・・知的でかっこいいショーン・ペンがいた。
名作との評判は届いてましたが、なぜ今に至るまで、観ることを
ためらっていたのか?
一言で言えば「勘」です。
映画の宣伝ポスターを見た私は、この映画を観たいとは思わなかった。
「嘘」とか「イミテーション」の匂いがした。
その勘は当たった!
(障がい者の性とかは、上手にオブラートで隠されている)
いいお話だけど、それ以上ではない。
口当たりの良いラムネ菓子・・主食にはならない・・そんな映画だった。
前までは感動作かなというイメージだっただけど、観返してみるとけっこ...
前までは感動作かなというイメージだっただけど、観返してみるとけっこう酷な感じだった。
頭がいい親だから子供を育てられるのではない。
どれだけの大きな愛情が注がれて、それを子供が感じとれていたか。
この映画の親子は普通の親子とは形は違えど、きちんとお互いに愛情をもって支えあっていた親子だったのだと思う。そんな親子愛がよかったし、心温まる。
ショーン・ペンの演技はさすがだったし、小さい頃のダコタ・ファニング可愛かったなぁ。
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