劇場公開日 2002年6月8日

「アルバイト店長にアッパレ! そこ?!」I am Sam アイ・アム・サム Elton Shinさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アルバイト店長にアッパレ! そこ?!

2024年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

観ている側からするとおもったより悲壮感ばかりが漂う物語ではなかった。
自分の現実問題なら寝れないくらいつらいだろうけど。
みんないい人ばかりだから。一生憲頑張っているSamが皆から愛されていて応援したくなる人物だから、観ている自分も応援しているし、だから里親には軽蔑じみた感情を持ってしまった。後で後悔することになるが・・・

ルーシーの気持ちがわかりにくかったが里親を納得させたのはルーシーの毎晩の行動だったのだろう。里親のルーシーがかわいすぎて手放したくない気持ちは理解できる。実際、とても大事にしていたと思う。

そしてもう一人忘れてならないのは「負けない弁護士」リタだ。
弱みを見せたシーンでは思わず涙が。

結局、どうなったのかよくわからなかったが一緒に暮すことになってもサム親子が本当にうまく暮していけるのか?ルーシーがヤングケアラーになることが目に見えていて幸せに暮していけるのだろうか?必要以上の苦労をするんじゃないか?
引き続き、いやそれ以上の応援をお願いしたい。アルバイト先の店長のように。

リタが弱みを見せてサムが優しく抱いてあげたときに、リタが離婚しサムと一緒になったらルーシーの問題は解決するのにと安易な答えを期待したのは自分だけだろうか?
まあ、そんな陳腐なストーリーでは映画にはならんか!?

あと一つ、裁判の場面で出てきたターナー、グッドドクターに出ている
グラスマン先生役のリチャード・シフだった。声でわかったわ。

Elton Shin