シャイニングのレビュー・感想・評価
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これがニコルソンちゃんですか。
こっわ!!
ニコルソンこっわ!!
それ以上に撮影技法がこっわ!!
人はシンメトリー(対照性)に恐怖を抱くということを知った稀有な作品。
あの双子しかり、廊下しかり、シンメトリーがあらゆるところに配置され
独特の不気味さを放つ。
そして今なお議論されるほどの意味深なストーリーとクセのある音響効果。
ジャックニコルソンの怪演と相まって
視聴者を凄まじく不安な気持ちにさせる
まさに傑作…いや怪作か。
見事!見事なりスタンリーキューブリック!
名作と呼ばれるには理由があるものだね
…ただし満点ですか?と問われると難しい作品。
正直内容は完全に把握してないし…シャイニングは結局何だったんだ?妖精?
かなり癖が強い恐怖だから、トラウマになる人もいるかも?
散々映画見てきた私でも怖いからね
ホラー好きを自称する人なら見ておくといいのでは。
考えちゃいけない、感じることにこの映画の答えはある。
なかなか深い…。
考えるな感じるんだという、新しいエンターテイメント作品って感じでした。
キューブリック監督が『シャイニング』を映画化するとこうなるのか…。
原作のスティーブンキング氏曰く、作品の映像の完成度は高いけれど、自分の考える原作とは似て非なるものだったとのこと。
この作品の後に、スティーブンキング氏が自ら監督したドラマがあるから、納得いかないところが多々あったのでしょう。
まあ、それはそれとして…。
映像から見せるホラー映画って凄い!
冒頭で超能力を持った少年が、頭の中に見える映像が全てラストに繋がっていたというのに感動!
少年の超能力は、この事件の全てを予知してたってことか!?
ジャックがどんどんホテルのあっちの世界の深みにハマっていく姿がすごく怖い。
そのうち、どっちが現実でどっちが彼方の世界なのか訳分からなくなっていく…。
気がついたら鏡に映る文字が反転していて、もう完全にあちらの世界に行っちゃってるんだから怖い。
ラストショットの写真から推測するに、この怪異は何年も何年も続いているような気がする。
あの写真に写る人たちは皆、このホテルに呪われた犠牲者なのではないか⁈
そんな恐怖を感じるラストでした。
明日の『ドクタースリープ』がますます楽しみになった!
凄く意味深な映画でしたが、面白かった!
人怖濃いめ
続編のドクタースリープが見たくて、その予習の為観賞。
心霊、人怖、超能力。色々と要素はあるけど上手くまとめてるし、どんどん引き込まれる。あんまり怖くなかったので点数低めだけど。人怖濃いめだからかな?
主演のジャックの狂気に染まっていく演技は見事としか言えないが、それよりも妻の恐怖におののく顔が怖く感じたかな。
最後の写真だが、あの人物の生まれ変わりがジャックってことだよな?ってことはバーで飲むシーンは前世の記憶?生まれ変わってはあのホテルで凶行に走ってんのか?
うーん、わからん。
映像美
ドクタースリープの予習として久しぶりの観賞
冷たさを感じる非常に美しい作品。
間延びしたり唐突だったり不可解だったりと色々ありますが家族三人の顔芸の凄さとキューブリックの映像美で満足です。
定期的に観返したい作品
All work and no play makes Jack a dull boy. 分かりやすく不気味!
シャイニングの舞台となったホテルはネイティブ・アメリカンの墓地の後に建てられたらしいです。今日たまたま「2020年のオリンピックの為に建てられた新国立競技場には人骨が187人分埋まってた」というニュースを見ました。新国立競技場は昔墓地があった場所・・大丈夫?オリンピック大丈夫?選手達ジャック・ニコルソンみたいになったりしない・・・あ、それはそれで見てみたいかも?
そんなこんなでシャイニングです。恐らくこれは元祖なのではないでしょうか?理由や原因を全く説明しない不気味演出だけで推すホラーの大元祖。もう演出は分かりやすく不気味なのに、内容は何が何やら全く持って分かりにくいという作品でした。ジャック・ニコルソンあっという間におかしくなっているので「んん?どうした?どうした?」ってなってしまいます。
まぁ、キューブリックがやりたかったメインはストーリーがどうこうより不気味なヴィジュアル撮りたかったっという所ではないでしょうか?そういった意味では大成功ですね。ジャック・ニコルソンの顔芸、流石です。そして、シェリー・デュヴァルの顔芸。個人的にはこっちの方が怖かったです。シェリー・デュヴァルって目にしろ口にしろ顔のパーツがひとつひとつ大きいんですよね。ホラー向きの顔立ちです。
結局ダニーの超能力?は何だったのでしょうか?トニーの設定も途中から殆ど活かされてなかったですよね?あの指曲げてやり取りする描写好きだったんですけどね。そして、あのジャックの最後は迷路で迷子になった挙げ句に凍死・・・いや、かなり寒そうでしたし、そりゃ凍死もするよねってのはわかるのですが、あの「作品を観てなくても誰もが知ってる映画史に残る名悪役」の最後が迷子で凍死だったって・・・ちょっと衝撃でした。
と色々とツッコミながらもインパクトはあるシャイニング。様々な映画に影響を与えた映画史に残る一作として観ておくべき作品でした。
邪悪が棲む老舗ホテルの惨劇!
レンタルDVDで鑑賞(インターナショナル版,字幕)。
原作は未読。
スタンリー・キューブリック監督ならではの映像美と迫真の演出で描かれる、目の覚めるような真の恐怖がそこにある。
「最も怖い映画」に選ばれるだけのことはありました。なんとそれは、数学的にも証明されていることなんだそうです。
不安を煽る音楽や些細な現象の積み重ねが生み出す不気味さが巧みでした。特に音楽の効果は凄まじい。「サイコ」のそれに通じるような不穏な戦慄が不安を掻き立て来ました。
豪雪に覆われた老舗ホテル。そこには底知れぬ何かが棲んでいました。その悪意に囚われ、次第に呑み込まれていく男をジャック・ニコルソンが鬼気迫る演技で表現していて鳥肌が立ちました。顔芸の賜物。正真正銘の狂人みたいでした。
妻と息子に襲い掛かる男。身近な存在に殺されかける。これ以上の恐怖は無いんじゃないかと思いました。執拗に追い掛けて来るから堪ったもんじゃない。ドアを斧で叩き割り、割れ目から顔を出して叫ぶ「お客様だよ!」が強烈過ぎました。
このホテルに棲んでいた悪意とは、いったいなんだったのでしょうか。明確な答えは示されず、「分からない」と云うことから来る理不尽な恐怖の真骨頂だと思いました。
ラストの写真も意味深。おそらく創業間も無い頃の舞踏会で撮られたものでしょうが、そこにジャック・ニコルソンも写っている。ホテルに取り込まれたと云うことなのか?
[余談1]
「レディ・プレイヤー1」でもネタにされていた場面を観ることが出来て、大・大・大満足でした。
[余談2]
ダニーの超能力「シャイニング」。タイトルにもなっているのに、いまいち活躍しませんでした。テレパシーでコックに助けを求めたはいいが無惨にも殺害されてしまいましたし、原作ではどうなっているのかが気になりました。
[余談3]
ジャック・ニコルソンが閉じ込められた倉庫のドアを開けたのはダニーなのでしょうか。それともホテル自身かしら?
[以降の鑑賞記録]
2023/02/05:Ultra HD Blu-ray(北米公開版,字幕)
※修正(2023/08/29)
ホラー映画なのに映像が綺麗。
親があんなに2人とも怖い顔なのに、子供がすごくかわいい(笑)
3人ともすごく演技がうま過ぎて、怖かった。
あんまりホラーは観ないので、終始ハラハラドキドキ。
電車の中でこの映画を観ている時、コックさんが殺され時は身体がビクッとしてしまって恥ずかしかった(笑)
結局、被害者は正義感のある黒人のコックさんだけ。雪上車を現場に持ってくるという重要な役割があるのはわかるけど、ちょっとかわいそう。
だんだん狂っていくリアルな狂気。
だんだん狂っていくリアルな狂気。
キューブリックらしいの映像美と音楽の中、実質3人しかでてこない登場人物、それもまた恐怖になる。
1980年の映画とは思えない。
来年公開の続編を観たくなった。
レビュー
あらゆる場所で存在と評価は知りつつ初見🦊
原作とかなり違うため、題名の意味含め説明不足感は否めない💦
しかし…!!この音楽とシンメトリックな構図を観せられたら、納得の傑作✨
ホラーの金字塔も頷けます😇
怖い
まず登場したときから母親ウェンディの顔が怖くて、それにビビってしまった。
映画を見てる間はもうずっと怖い。BGMが不安を煽る曲で、ビビりな私はずっと構えてしまった。
ダニーくんが三輪車をこぐシーンが印象的で、キコキコキコっていうタイヤの音が頭に残る。
見終わってから不明点が多く、いろいろな考察を読んでなるほどと考えさせられた。
ただ、ウェンディが逃げているシーンで一瞬出てきた、スーツの男とクマの着ぐるみの2人組は本当に謎。
怖い中突然"?"になってしまった。
怖がりな私にはダニーくんがかわいいことだけが救いでした。
共感してしまったら怖い。
冬の無人ホテルの管理人としてやってくる家族。
売れない作家のパパ、ごく普通のママ、不思議な雰囲気はあるけど無茶苦茶可愛い息子。
冬の間だけでも大きくてあんなに素敵なホテルを占領できるなんて、私なら大喜びで引き受けてしまう仕事です。しかもギャラまで出るなんて最高じゃないですか。
私が物書きだからかもしれないけど、ああいう非現実的な空間で本職も進められるなんて、パラダイスだなと思いながらワクワクして観てました。
タイトルにつけた「共感」を誰にしたかと言うと、私の場合は奥様です。
仕事に行き詰ってキレるタイプは厄介ですね。
誰かに対して声を荒げることで仕事が進むならいいけど、別にそうでもないらしいし。
周囲にあの手の人がいるので、旦那さんにキレられている時の奥様の顔は見るに耐えませんでした。
けど、その人が嫌いなわけではないし、出来ればこれからも上手くやっていきたいと思っていれば思っているほど「しばらくしたら、元の穏やかな性格に戻るから」と、言い返さず耐えてしまうんですよね。
わかるわ……
そんな人間じゃないと、誰よりも信じていればこそ。
作中のジャックは、作品の解説で「呪われたホテル」の悪意のようなものに取り憑かれて発狂してしまう、というような文言を読んだ気がするのですが、どちらかといえば、彼が取り憑かれたのは自分自身の中にある創作上(或いは空想上)の殺人鬼であったような気がします。
物語の冒頭、
以前、同じホテルの管理人をしていた男性が、閉所恐怖症によって狂い、妻と二人の娘を惨殺してしまい、自分も銃で頭を撃ち抜いて自死してしまったという過去の話をジャックが聞くのですが、
ジャックはこの話を聞いた時から、その話を、自分の作品の素材として使いたくなっていたのではないかと感じました。
迷路の模型を眺めているジャックが、途中からその模型の中に、妻と息子の姿を見るというのも、何となくその感じを示唆している気がしたので。
頭の中では、もうそのホラーの話を元に、プロットを作り始めているんだなぁと。
自分の書きたい理想の殺人鬼に取り憑かれた、憑依型作家の話。というのが私の感想です。
散々考察されているようですが、改めて鏡の使い方や見せ方はとても印象的です。
個人的には、パーティー会場で出くわすグレーディーとトイレで話をする際に、グレーディーが鏡に映っているかどうかを目で確かめようとするジャックの描写は確実にあるのに、肝心の鏡を受け手には見せてくれないあたりの意地悪さ加減に痺れました。
人間は、自分の中の不穏な想像に一番怯えるものだと思うので。
だからこそ、あそこで明確にグレーディーの存在を確かめさせないのは素敵ですね。
そのほかにも、明確に「これはこうだ」と説明的でないシーンが多いからこそ、この作品の怖さは増しているのだと思います。
だからもしかしたら、この作品の何が怖いかが分からないという人は、想像力が落ちているのかも? もしかしたらです。悪意はないです。
てか、怖くないなら怖くない方が疲れなくていいのかもしれないし。
ラストのあたり、ジャックがウェンディを追い込み始めて明確に殺意を口にし、更には斧で追い回すシーンあたりから、もうあまりにも怖くなってしまって、
「やっぱり、理由もないのに怒鳴り散らすような人間を野放しにするんじゃなかった!!」
的な、現実の自分としても反省し絶望したような気分になり、斧でドアをガーン! ガーン! バキバキ! とぶち壊され、恐怖に慄くウェンディに
「もうやるしかない! これは正当防衛で勝てます! いっちゃいましょう! やっちゃいましょう! そんな、手なんかちょっと切ったってどうしようもない!! 首行こう! 頸動脈行っちゃおう! 旦那だけど、もうこれは仕方がない! 今までありがとうさようなら! 殺して良し! ママがモタモタしてたら子どもまでやられるよ! 早く! 頑張れ!!」
と、まあまあのボリュームの声で大応援していました。
更に、
「うるせーーなさっきから! デカい声出せば女子どもはビビると思いやがって!! その声のデカさが、お前の男としての弱さなんだよ!」
的な感じで、ジャックに対していちいち言い返すということをしていないと怖くて見られないので、とにかくテレビ画面から出来るだけ離れて、私は私で応戦していました。
雪上車にウェンディと息子のダニーが乗ってからも、そのエンジンが止まるのではないかとハラハラして、でも一旦時間を見たらもうすぐエンディングだったので(これは良くない癖ですね。本来は時間なんか確認してはいけない。野暮だなー)これはおそらく逃げ切れた! やったーー! と、すごく喜びました。
ラストの写真に関しては色々な説があるようですが、まぁ、インディアン達を迫害したり冒涜したりしたツケで、呪いとしてずっと輪廻転生してる、というのが個人的には一番腑に落ちるかなと言う感じです。
ただ、私はAmazonプライムで観たので、140分くらいあるバージョンではない短いものしか観ていません。
そのため、合計およそ20分もカットされたシーンがあることを知らず「ジャックが壁に向かってボールを投げているシーン」で、その壁画がインディアンだとは明確に分かっていなかったということもあり、その他のカットシーンも含め、
何故そんな重要なシーン切るの??
と、非常に不思議でした。
じゃなくても不可解なシーンが多いのだから、せめてそれくらいは見せてよ。と言いたい。
星を4.5にしたのは、そのカットが不満だったからです。そのほかは何の文句もないし、ダニーの可愛さだけで星5でもいいくらいなのですけどね。
あと、ジャックニコルソンの虹彩が綺麗。
綺麗だからこそ、雪遊びをする妻と息子を見ている時の表情が怖すぎました。
シェリー・デュバルの顔が怖い
①全然怖くないんですけど…
②ふと思い付いたのだが、本作は正しくはスティーブン・キングの『シャイニング』の映画化ではなく、スタンリー・キューブリックが映像と音楽とを駆使して壮大なスケールでリプートし『ハウス』ではないかと。
面白いが家族で見るのには向かないかも
淡々と進む映画は息を飲むように面白く引き込まれていきますが、途中女性のヌードが映画に登場します。そのような映画ではないですが、家族で見るのはちょっと…
1人や心の通じ合った友と見ることをおすすめします。
REDRUM
初めて観たのはいつのことだか。
その時はとにかく怖くて、血の洪水と双子と腐った老婆のイメージしか頭に残っていませんでした。それらシーンのインパクトが強すぎて、内容は全く理解していませんでした。
改めてじっくり観たら…そんなに怖くないかも?
特に序盤は、もし恐怖を煽る音楽がなければ、ホームドラマと見紛うほど明るい映像です。
殺人をそそのかすのは…
地下深くに眠る先住民の呪いか、
ホテルに棲みつく悪霊か。
それとも単に、ペンが進まない作家のスランプが引き起こしただけなのか…。
いずれにしても、その「効果」は1ヶ月滞在しないと出てこないようですね。
“A month later” 以降…
↓
“Tuesday”→(そのまま Wednesday 朝?)
↓
“Saturday”
↓
“Monday”
↓
“Wednesday”
↓
(Thursday) “4pm”→(Friday 朝)
これが実はシャッフルされているのではないかと思って観直したのですが、積雪と髭と服装で上手く当てはまりませんでした。
(2度目の)水曜日、237号室が開いてから、一気に事が進みます。
おぞましきDonner Partyについての言及、Jackが非白人バーテンダーに言う”white man’s burden”、アメリカ国旗を思わせる鮮やかな赤・青・白の服装、先住民風の装飾や色合い…などなど、色々とヒントはあるのですが、いずれも断定的ではありません。
CharlesとDelbert、2つの名前で出てくるGradyも…仮説を読んで、分かったような分からないような。
Jack Nicholson、発狂する前から顔が怖すぎ
(^_^;)。Shelly Duvallの恐怖に引きつった顔を見て、「カメラを止めるな!」の怖がり方はやはり作りものだったなぁと思い直しました。比べたら酷か。
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