シャイニングのレビュー・感想・評価
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演出面がいちいち怖い。
「シャイニング」字幕版 Amazonプライムで鑑賞。
*概要*
スティーブン・キングの小説をスタンリー・キューブリック監督が映画化した名作ホラー。
*主演*
ジャック・ニコルソン
*感想*
ホラー映画はあまり観ないのですが、この間「レディ・プレイヤー1」を見てからどうしても気になってしまったので鑑賞。
これが「シャイニング」か・・・。
エレベーターから溢れ出す大量の血、双子の少女、237号室のバスルームにいる裸の婆さん、ジャック・ニコルソンの狂気に満ちた恐ろしい表情で片手に斧を振りかざす所が凄いし、怖かった。。
「演出面がいちいち怖い」というのは、他のホラー映画にもあるのですが、この「シャイニング」雰囲気、音楽、キャスト、舞台、全てが怖い。上記の通り、主演のジャック・ニコルソンがだんだんイカれてくる様が上手いし、物語後半がなんともおぞましい。。
妻・ウェンディーの悲鳴や恐怖の表情がリアルだし、劇中で間に入る息子ダニーのカットシーンは最初シュールで独特だったんですが、あとで解ることなのですが、超能力「シャイニング」の演出面を指していることを意味しているんだなって、途中で理解しました。レッドラムも最初は意味不明だったのですが、意味がわかった瞬間、ビビりました。。普通に怖ぇ~w
総じて、シンプルに怖かったです。演出面がいちいち怖かったな…(^^; あ~「シャイニング」見てから「レディ・プレイヤー1」見とくんだったなw
名作ということで、ストーリーの大体の展開は知っている状態で観ました...
最後は怖くない。それまでがほんとに耐えれない怖さと不気味さがある。...
らしい、映画
独特なホラー
ジャック・ニコルソンが素晴らしい。
でも奥さん役のシェリー・デュバルさんもいい味出してて、
怖がるシーンとかすごい真に迫っていて素晴らしかった。
斧でドアを叩き割るジャック(ジャック・ニコルソン)の傍にいた奥さんの顔がもう「アナタの顔(も)怖いー!」と観客に思わせるほど。
顔細長くなってる!
その顔が恐怖を2倍にしている。素晴らしい。。
(本気であの変態なジャック・ニコルソンが怖かった部分もあったんじゃ^^;)
怖い要素とか何というか「不気味」な要素がいっぱいで楽しかったのですが・・・
唯一の難点は「伏線が張られ過ぎて後で回収するのが大変だよー。ちゃんと覚えておかないと」
と、怖いのを楽しむより、せっせと場面を覚えたりひとつひとつ頭の中で気になった場面などを整理整頓して、、
という作業をさせ「やすい」こと。
それくらい意味不明な要素が各地で出ていて、それが怖さを薄らげさせている。
結局、何も説明されずに物語は終わるのですが・・・
もっとベタなホラーかと思っていたのですが上質な怖さというか、丁寧に作られた不条理な怖さとか不気味な怖さとか
そういうのが出されているもので、良かったです。
どこかに芸術の香りも。
世界最高の変顔おじさん真骨頂
コロラド州の山頂にそびえ立つオーバールックホテル。小説家志望で職探し中のジャックトランスはホテルが閉鎖される一冬の間の管理人として採用され、妻のウェンディと息子のダニーとともにそのホテルにて生活を始める。
曰くつきのホテルによる怪奇現象に蝕まれて行くトランス一家を描いた史上最高のホラー映画との呼び声の高い一本。
ニワカ映画オタクの自分だがやはりホラー映画といったらコレ!となってしまう。
それくらいに初見の衝撃は強かったし、当時の映像技術もあってか映像の質感が粗く、それが逆に怖さを増幅させている気がしてある意味古さも踏まえて完璧な出来上がりになっている。
キューブリック映画はほぼ全てがホラーみたいなモンで、その上でホラー映画を製作したんだからそりゃ怖いに決まってる笑。
個人的に1番今作で怖いと思うところはダニーが人っ子一人いないホテルの廊下を三輪車で爆走するシーン。
目線と視界をダニーに合わせたまるで自分が三輪車をこいでるかのような感覚にさせる撮り方が上手い。
このシーンいくつかあるのだが観るたびにいつ出て来るんだいつ出て来るんだって自然と顔と身体が強張る笑。
ホラー映画は恐怖の原因が分かると急につまらなくなるのが定石だが今作は多くの点で謎のまま終わる箇所が多い。
ジャックがおかしくなった原因は?ラスト前にウェンディが見た人々は?237号室の女の正体は?
挙げるとキリがないがあえての余白が恐怖を煽る。何度観ても飽きない要因の一つでもある。
かといって一度観ればラストは分かるし、怖いポイントも掴めてしまう。
ではなぜ自分は何度も観たいと思ってしまうのか?
それはもちろんジャックトランスを演じる大名優、ジャックニコルソンの演技力だ。
愛を持って今作を称するなら
年端もいかない息子と非力な嫁を1mmも傷つけ(られ)ない超紳士な変顔おじさんの奇行録だ笑。
初見は恐怖が勝って気付かなかったが、このジャック氏、実際には大したことはしていない笑。
執筆のスランプでイライラが頂点に達し、酒を求めて彷徨うとあるはずのないBARに出くわし、良い気分で酒を飲んでいたところに、前任の管理人に出会い、あなたは頑張っている悪いのはあなたの家族だと煽られ、完全におかしくなってしまうだけだ笑。
その過程をもはや顔芸に見えるほどの豊かな表情で見事に狂った様を魅せつけるジャックニコルソンの存在感が強烈過ぎて彼を目当てに何度でも観たくなってしまう。
ウェンディに倉庫に閉じ込められてしまったのに、車をオジャンにしたことを伝えた優越感で勝ち誇ったかのような変な顔で狂ったように笑うシーンが超好き笑。まったく開かないドアノブを指先でチロチロとイジる姿に耐えきれず爆笑。
ラストのダニーに出し抜かれて凍死するシーンまで来るともはやコメディ映画にすら見えるが今作が世界最高のホラー映画であることをどっかの大学が証明したらしいからこれは立派なホラー作品だ笑。
何度目かの鑑賞の後に映像特典を観てみるとあのキューブリックが喋って動いている映像が残っていて驚き笑。なんかもはや偉人みたいな存在で2000年代手前で亡くなった人ってのがどうしても信じられなくて新鮮に感じた笑。
完璧主義者だというキューブリックとウェンディ役のシェリーデュバルがものすごくギスギスしていて現場が終始険悪な雰囲気でそれを必死にジャックニコルソンが取り持っていたということで有名な今作。
まあそうはいっても映像特典に収録されるくらいだし、そんなシーンはないだろうと思っていたが、キューブリックとシュリーデュヴァルの会話がとてもなくケンカ腰で、ジャックニコルソンは終始愉快なおじさんを演じていて噂は本当だったってなった笑。
あと驚いたのはダニー役のダニーロイドが自身が人気者であることを自覚し自慢していてて、めっちゃオラついている印象受けた笑。
またタクシードライバーに次ぐいろんな作品のオマージュの元が詰まった作品ではないかと感じた。
なのでタクシードライバー同様にそれらを羅列して締めにする笑。
・Here's Johnny!
ジョジョの奇妙な冒険第3部
キングスマン
IT THE END
マーベル/ジェシカジョーンズ S1 11話
・血のエレベーター
RADWIMPS 「五月の蝿」MV
クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
→押し寄せるトロロの津波笑
・双子の少女
クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
→演者が関ジャニの村上と大倉笑
・その他
Arctic Monkeys 「Four Out of Five」MV
→本作というよりかはキューブリック作品へのオマージュ色が強い
→模型を見つめるAlex Turnerや2001年宇宙の旅ライクな雰囲気のトンネル
クレしんはぜひ観ていただきたい大爆笑間違い無し笑。
あとはトイストーリーとかもあるそうですがちゃんと観てから追加します笑。
他にもあったら教えてください笑。
2014年09月09日(火)1回目
2015年04月05日(日)2回目
2017年10月28日(土)3回目
2019年12月06日(金)4回目@Netflix
抜群のセンス
大好きなホラー映画
本と内容が違うと初めて知りました
ホラー映画と言うよりも
サスペンス?ミステリー?寄りか。
観る前から“恐ろしい殺人者を描いた作品”としてイメージされ過ぎるのがこの作品の最大の難点ではないだろうか?
かといってこの作品が観るものに与えるものは軽くない。
あの寒々した、だだっ広いホテル。
原色の赤いトイレと白い壁。
息子のシャイニングでほの視える過去の惨劇。
仕事ばかりで遊ばない…ジャックは今に気が狂う…で埋め尽くされた偏執的原稿。
そして、迷路。
個性的でガチャピンみたいな眠い目の奥さん(まぁ美人だよね)
犬男(奥さん見えだしたから、奥さんもヤバい)
冒頭からかかわり合うのが不安になるニコルソン(笑)
聴いてるだけで、苦しくなるBGM。
何か気持ち悪い。
何か起こりそう。
とかく、不安感を煽り通し。
見事な作品になってる。
同居人が狂うって恐ろしいね。
妄想も幻聴も狂った人には現実だから、質が悪い。
ニコルソンの表情はブチキレた患者様そのもの。
思った以上に
よく分からない。
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