花とアリスのレビュー・感想・評価
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突然終わる
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女子高生のハナとアリスの物語。
記憶喪失の先輩が自分にコクったことにして交際を既成事実化するハナ。
そして会話の流れ上、元カノがアリスということになる。
先輩は記憶がないが、むしろアリスの方を好きになる。
アリスも先輩に惹かれるが、ハナのことを思って身を引く。
やがてハナも先輩に全てを告白し、アリスに譲ろうとする。
でも先輩はハナのことを好きになっていた。
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徘徊型映画。日常を描いただけの映画って苦手。
まあつまらんわけではないが、オチもなく急に終わるし。
蒼井が魔性になる前の時代で、可愛らしかったわ(場)
桜吹雪が映画の頭。物凄く発想が貧困で日本的だ。
使っているPCは『アップルiMac G5』だ。iMac最後のあがき。
金額は25万円。大卒の初任給が20万円位貰えていた時代だが、それでも物凄く高価な品物。
競合するWindows2000系が15万円位で
10万円位安かったと記憶する。また、インターネットが暴走しだす時期で、今では違法なファイル交換ソフトが大流行。2001年以降、世界は尋常な時代ではない。さて、ご多分に漏れず、
この映画の内容もマニアな話で、ロリ●タコンプ●●クスの残党の様な映画と記憶していた。
しかし、
バブルは弾けていたが、円高が進行し、1ドル110円にもにも満たない時代。つまり、日本が世界的にまともだった時代なのだろうが、それがこの映画では。
一方、アニメは『千と千尋の神隠し』の時代。だから、アニメ大国日本と言われるのだろう。つまり、実写の監督にまともな演出家が育っていないと言う事かと思う。
花とアリスのアリスはアリスガワテツコが本名。なぜアリスか?アリスコンプレックスだと私は思っている。
追記
『ライオン・キング』の着ぐるみを使って、『ジャングル大帝』として演ずる。さて、一瞬たが、許されるのか?また、『ライオン・キング』は『ジャングル大帝』から影響を受けていないのか?その他に『ROCKY』は『あしたのジョー』から影響を受けていないのか?
追追記
『ミッドナイト・スワン』のあの女優さんは元気なのだろうか?バレーを見せるなら、きちんとそれをテーマに見せて貰いたい。
我爱你
記憶喪失の偽装とか、なかなかファンタジーなことやってるのに、日常の一部を切り取ったようなワンシーンが続く中、違和感もなく見えた。
駅のホームで足をダラダラしながら恋愛話したり、車内でヒソヒソ話したり、高校生ならではの行動がたくさん!
岩井俊二監督気持ち悪いほどJKのこと捉えすぎじゃない?笑
終盤の蒼井優の制服のまま、オリジナルバレエシューズをつくって踊るシーンは美しすぎるし、あんなの蒼井優を好きになるに決まってるじゃん
顔をグッシャグシャにして号泣する杏ちゃん
劇場公開時鑑賞。
バレエを踊る蒼井さん。二人以外ほぼ記憶にない。大丈夫か。恋愛要素も印象にないんだが。まあでも二人の生き生きとした姿と演技が撮られていたのは確かなので、いいのだ。
【岩井俊二監督独自の美意識、世界観を若き蒼井優さんが、身を持って示した作品。女子高生達の幾何学的なバレエシーンやラストのアリスのクラシックバレエシーンの美しさは比類がない。】
■自由奔放なアリス(蒼井優)に振り回されてばかりのハナ(鈴木杏)は、アリスが一目惚れした高校生を尾行するうちに、その彼の隣にいる宮本に恋心を抱く。
高校に進学した二人は宮本の所属する落語研究会に入部し、ハナは宮本との距離を縮めていくが、アリスも宮本に恋してしまう。
◆感想
・ストーリーとしては、女子学生が一人の先輩高校生に惹かれ会っていく駆け引きなどを、先輩の記憶喪失を絡めて描いた作品である。
・だが、今作の魅力は、稀有成る事であるが、ストーリーテリングよりも、アリスという女学生が幼虫から美しき蝶になり過程を、岩井監督ならではの美しきピアノ曲を背景に描き出している点であろう。
<オーディションに落ち続けたアリスを演じた蒼井優さんの、オーディションでのガムテープを足首に巻いてクラシックバレエを踊るラストシーンの美しさは比類がない作品である。>
花とアリス殺人事件が面白かったので借りてきた
花とアリス殺人事件が面白かったので借りてきた。
記憶喪失を思い込ませるという設定はなかなか面白かった。
映画の雰囲気がシリアス風だけどこの映画ってどっちかといえば
コメディだよね。じゃなければ受け入れ難い設定だし花のやっていることも
かなりヤバいし😁
そこにアリスが一緒になって騙して行くだけでなく調子に乗って
デートまでして、段々。。。
アホな女子高生が生き生きとして描かれてて可愛かった。
でも青春映画って主人公がパーフェクトじゃないから面白いんだと思う。
花を受け入れられないという人も多々いるけど、そこは笑いの要素で
必要だよね。
ちょっと長くて途中疲れたけど。100分くらいでいいんじゃないかな。
もう18年も前の映画になるのね。蒼井優とか広末涼子とかなんか
今も昔もかわらないね。すごいわー。
関係ないけどアリスの母親アニメとキャラがだいぶ違う感じがしたけど。
アリスの家の汚れ具合が個人的に気になってお母さんがメッチャ嫌いになった。
笑って泣いて傷ついて、そしてまた笑う
満開の桜からはじまる四季の光景を背景に二人の少女のおしゃべりと出来事とドタバタとしんみりとえへへへへ…というのが続く良い映画です。
駅名や名前のオタク的遊びもちょっと面白いものでした。良い絵が続くのですが何か少女二人を覗いているような生々しさもあります。
日常を描いていますが終盤は二人のそれぞれの成果の場面が見せ場になってほんのり成長を描いていてヤマ場になっていました。
あまり考えずに流してみられますがその場その場の情感が丁寧に描かれていて感慨を受けます
乙女チック小景
2001年から2010年の邦画ベスト5の一つ
公開当時映画館で観ました
感動しました
DVDを買い毎年一回は観るお気に入り
絶対におすすめ
素敵な映画です
観てない人は必ず観ましょう
岩井俊二監督の代表作
『ラストレター』など眠くなる作品は多いが唯一眠くならない作品
岩井監督は現代のヒットラー習近平が喜ぶような極左だがそんなことは些細な問題であり『花とアリス』が傑作なのは間違いない
瑞々しい美しい
音楽もいい
それほど下品じゃないコメディー
センスが良い面白さ
某ゆる系ドラマほどじゃないけど悪ふざけに近い小ネタ多い
脇役でいろいろと愉快な人が出てきて笑える
みんな若いな
映画のリズムがいい
鈴木杏&蒼井優はこの頃から演技力が素晴らしい
郭智博がイケメンだけど地味すぎる華がない
毎回のことだが観たあとにすぐに忘れ観たら思い出す
落語だけじゃなくて全て棒読みで演技力に乏しいので売れるわけがない
だからこそこの役に抜擢されたのかもしれない
だが役者はやめてないしあれからうまくなったのだろう
彼より落語部の部長を演じた坂本真の印象が強いつって
安倍内閣支持層の批判は多いが仕事がないイライラはTwitterにぶつけてほしかった
バレエのシーンが好きだ
足を大胆に上げたり開いたらするが全然いやらしくない不思議
手塚祭での写真部の作品も良かったしオーディションで踊る蒼井優は可憐だ
歩くシーンを横から撮っているのも好き
「なんちゃって!冗談ですよ」とアリスが戯けてそれで花とアリスの取っ組み合いの喧嘩をして帰りはバスで宮本を間にして2人が肩を寄せて寝ているシーンは最高
舞台の袖で鈴木杏が号泣するシーンでこちとら感動してもらい泣きしているのに舞台で落語しながらケツを出して戯けてる坂本真をちょくちょく挟んでくる名シーンも大好き
そのほかにも面白いシーンはたくさん
お勧めです
蒼井優さん、輝いてます
この作品はもう16年前のものですけど、蒼井優さん、この頃から断トツですね。
自然体でこの若さで実に落ち着いた雰囲気。やはり、今は誰もが知る名女優、納得です。
岩井俊二監督の独特のモヤがかかったような空気感。淡々と過ぎていく日常。
その中でも、それぞれがいろいろな問題を抱え、葛藤をしている。
ストーリー的には記憶喪失を思い込ませるとちょっと厳しいかなって思いましたが、今作で1番の見所はアリスのバレエでしょう。
堂々としたバレエで、とても自信に満ち溢れ、優雅で圧倒されました。
旧作の醍醐味は今も変わらず一線で活躍している俳優達を見れることじゃないでしょうか。
大沢たかおさん、広末涼子さん、大森南朋さんなど、これにも出てたんだと発見するのが楽しみです。
21世紀の市川崑監督と思います
傑作です、監督の素晴らしい才能を感じました
バレエを子供の頃から習っていた女性は一目で分かります
骨格、姿勢、首、全体の雰囲気
聞いてみて間違ったことはないです
蒼井優は正に一目でその女性と分かります
幼い頃から鍛錬を続けていた肢体は骨格から違っているのです
木村多江もしかりです
逆に鈴木杏は背中のラインを見るだけで、そうでは無いことも一目でわかります
同じように岩井俊二監督は市川崑チルドレンなのだと強く感じます
映像を観れば一目瞭然です
冒頭の桜のシーンは21世紀の細雪というべき映像が撮れています
雨のシーン、海のシーン
どれも市川崑の作品のような光線と空気があります
花の恋の物語、アリスの父娘の物語が交錯して、さらに三角関係となり、3つの軸が物語の空間を立体的に大きな世界に膨らんでいく脚本は見事です
その膨らんだ空間は、クライマックスでアリスのバレエの美しさで満たされるのです
その空間にあった様々な忘れ去りたいことは、それによって追い出されてしまうのです
そしてラストシーンの幸せな二人の笑顔だけが残されるのです
タイトル、エンドロールの映画表記は市川崑の直角スタイルとはまるで異なるものですが、スタイリッシュさでは同じだと思います
音楽もまた素晴らしく、本編と共に快い余韻をいつまでも残してくれました
名作だと思います
まぎれもなく岩井俊二監督の映画
日常的なシーンの映像なのに、なぜかとてもロマンティック。
これはもうまぎれもなく岩井俊二監督の映画。もし、どの監督が作った映画なのか知らずに観てもすぐにわかると思います。
すごい盛り上がりがあるわけではないんだけど目が離せない。
どの演者も自然体で演技している感じがするのも岩井俊二監督の演出の力なのでしょう。
『太陽の王子 ホルスの大冒険』が映画館で
これにはぐっとハートを掴まれた想いです。何故この映画を上映する映画館があるのかということも不思議だったが、とにかくこれだけで満足しました。他には、巨大なアトムの風船があったりと、岩井俊二監督の見てきたアニメがすぐにわかるほどのオマージュでした。アリスの父親の台詞、万年筆ネタや漢文の考察も岩井氏のウンチクなのでしょう。監督の人柄が映画に現われている印象も受けました。
本作品はWEB配信したということでも評判になったくらいの画期的なもの。是非押さえておきたいところですね。どこのカットから観ても楽しめる組み立て式の映画という作り方であり、小ネタも満載。特にバレエシーンや写真展に感動です。
この映画をきっかけに部長の坂本真が好きになり、映画やドラマなどに登場すると、ついこの『花とアリス』を思い出してしまいます。
未熟って愛おしい!
日常をおもしろいと感じさせるのが一番すごいと思ってますが、この映画はまさにそうでした。
きっと大人になった女性たちすら忘れている女子高生をとてもリアルにかわいく描かれていました。
学生の映画を観ると過去の傷がむくむくと沸き上がったりすることもありますが、そういったこともありませんでした。
花とアリスの天性のかわいさと随所に散りばめられた笑いがあるからかもしれません。
この笑いが、高校生ってかわいい!って思えるもので、キュンとします。
とにかく花とアリスの演技が抜群にすごい!
この二人はこんな若い時から上手だったんだなと思いました。
ラストのアリスの見せ場はみんな惚れ惚れするの間違いなしです!
未熟が故に正攻法が分からず出来ず、でも悪意はなく自分の気持ちに正直でまっすぐな主人公たちをかわいいとたくさんの人が思える映画だと思います。
自分の恥ずかしい思い出も塗り替えてくれる気がします。
<レターボックス>
細かいところまでさすが。
期待せずに観たんだけど、すごいよかった。最後のバレーのシーンが印象的。二人の掛け合いも気持ちいい。生き生きした二人の演技。煮え切らない男。脇役の落語部の先輩。あぁ。面白い。
絵も美しい。
女子高生の日常。陳腐な三角関係の話はあんまり面白くないが、随所に笑...
女子高生の日常。陳腐な三角関係の話はあんまり面白くないが、随所に笑える箇所あり。ゲスト出演が無駄に豪華で笑えるがこれは反則技(笑)
初々しい蒼井優が見られるが私はあまり興味がない。もう一人は杉田おかるかと思ったぜ(笑)彼氏もパッとしないし。
見どころはラスト間際の蒼井優のバレエ。ファンなら垂涎もの。
見直しながら書いてますが、結構いろいろ伏線はってたんだ。ただ評価はちょっと高すぎる気がする。
生々しい
岩井俊二の作品って生々しいですよね
絵がそうなんではなく、描き方が生々しい
この映画も等身大と言うかその時期を生きてる人の感情や動きが絵に現れていて、別に面白くもないシーンでものめり込んでしまう
見終わってからどのシーンが良かったとか分からないし、理由も分からないけどもう一度見たくなる
多分今見るのと学生の頃に見るのでは感じ方も感想も変わってるんやろな
僕も青春時代を思いきり美化して映像化してみたい
・中学から高校に上がる幼なじみの花とアリスは、花が電車で気になってる宮本に記憶喪失の大芝居をうって恋人のふりをするうちに、宮本はアリスのことが気になって…
・桜並木、駅の構内、下校中などでの花とアリス二人きりのシーンがどれもなんか素敵
・バレエ教室の女だけの空間が濃密、先生役の木村多江が抜群に可愛い
・文化祭のシーンに監督の青春感が露骨に表れるので楽しいね
・「ツッて」先輩が舞台で尻を出すなか、舞台袖で宮本にウソを告白する花の涙
・撮影スタジオでオーディションを受けるアリスが、紙コップで簡易トゥシューズを作ってバレエを踊るシーン5億点!
・教室で花と宮本がトランプにまつわる会話中、窓の外を巨大なアトムのバルーンで占めているのは文化祭特有の非日常感がよく出ていた
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