ドニー・ダーコのレビュー・感想・評価
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サイエンスフィクション
サイエンス・フィクションの中でもとてもダイレクトにテーマにぶち当たる作品。
カルト的人気のある作品として湯y名ですが、映画の時代を切り開いているのは明確です。
これまで、サイエンスフィクションといえば、”メトロポリス” (1927)から始まり、”未知との遭遇” (1977) ”ブレードランナー” (1982) “E.T.” (1982) と作られていますが、それらはあまり真髄のテーマを作品中で明らかにせず、映画としてのエンターテインメントが視聴者を惹きつける作品が興行的成功を収めていることが多いです。しかし、この作品はダイレクトにテーマを作品中で取り上げています。一見、話が難しく複雑に感じるかもしれませんが、とても丁寧に説明してくれていて、混乱することはほとんどないでしょう。シンプルにサイエンスフィクションを作ると、サイエンスフィクションらしさがなくなるので、この作品は、サイエンスフィクションのテイストを保ちながら、ストーリーをわかりやすくしているのがすごいところでしょう。さらに、これは原作を使わず、リチャード・ケリー自身が一から書き上げた映画のための脚本というのが魅力です。
ストーリーがシンプルというのは、ただ単純にストーリーが一方向にしか進まず、退屈だという意味ではなく、映画としての言語を豊富に使い、質の高い作品を作り上げているのがそのシンプルさの理由です。フレーミングは、スピルバーグの活躍する1970年代から1990年代の特徴を継承し、レンズの使い方もかなり、ほかのSF作品に影響を受けています。
私がこの作品で一番感銘を受けたのは、キャラクターの多さ。キャラクターが多いと必然的にスクリーンに映る時間が短くなり、キャラクターが薄くなるのが、デメリットです。一方、この作品は、キャラクターが多いのにも関わらず、映画を通してキャラクターがどんどん出来上がっていくのがすごい。ほとんどのキャラクターがユニークでそれぞれが、1つの感情を盛り上げていく。そして最後にそれをひっくり返すような、テーマを反映した展開。それを可能にしたのが編集。まず、すごかったのが、キャラクターの登場シーン。重要なキャラクターの登場シーンでは、時間を十分に使い、そのキャラクターにインパクトを与える。印象的なのは、グレッチェンがクラスに入ってくるシーン。なぜこの子はこの教室に入ってきたのかとかよりも、このキャラクターはどういう特徴、感情があるのかというのが一番前面に出てくる。それがとても難しい。
大好きな作品ですね。わかりやすいってやっぱり大事。
哀しき未来。
最初の航空機落下はなぜ機体が見つからなかったか??
→愛する彼女を救うために、自分の命を捨てて、得た知識を使い既に決まっている運命に沿わすために行動する。。
彼女が助かった未来では、エンジンが見つかった理由に納得&すこし感動。
なるほど、ねぇ……
って感じの気持ちになる映画です。
もっとオカルトっぽいのを想像してたら、ただただ難解な思想を見せつけられる。動きのない映画が苦手な人には、絶対にたえられないと思う。
最後の展開はわかるんだけど、すっきりはしなかった。
ジェイクとマギーが共演してる作品って、他にないんじゃないだろうか?しかもきょうだい役。2人とも顔変わらんな。
大人になる前の不安感
ハイティーンという、子供と呼ぶには大きすぎ大人と呼ぶにはまだ幼い、そんな世代特有の漠然とした将来への不安や家族との摩擦、周囲の環境の変化など、とても綺麗に描ききった作品だと思います。
映画館での着ぐるみとの掛け合いは個人的ベストシーンです。
28日と6時間42分12秒後
・邪悪な銀色の兎、終末思想、タイムスリップした飛行機のエンジン、美少女の転校生、精神病、胸から残留思念の具現化した何か、ノストラダムス的な本を書いたボケた婆さん、空が空いて異世界と繋がるワームホール
・一見ティーンムービーっぽい装いだが、ドニーが16歳に似合わず不適な笑みをたたえながら放火を繰り返すのが不気味な存在感をすでに放ってた
・兎の着ぐるみを着たフランコに轢かれた彼女を救うため因果律を替えて自分が事故で死ぬように仕向けていくお話…なのかな?
・タイムパラドックス青春終末もの、といったところか
最後の数分でそういうことか!と思わせる映画でした。 夢の中の話や、...
最後の数分でそういうことか!と思わせる映画でした。
夢の中の話や、精神異常の人の視点で進むストーリーが個人的に気持ちが悪くなるので星2、5で。眼瞼下垂かと思う主人公の演技も気持ち悪くなってしまった。。
ある意味主人公の気分にさせてしまうテクニックは良いのかも。
不思議で面白いけどよく分からん
不思議な話を広げるだけ広げて、よく分からないままに放置しているといった観が強い。最後の最後の終わり方も短絡過ぎる。不思議で面白いところが多かったけれど、収束のさせ方がすごく不満。
若いギレンホールはなかなかの見所だった。やっぱ少し独特な雰囲気を持った俳優だなと再確認。
一番観たかった映画、観れてよかった。
ストーリー
二度見たくなる理由がよくわかる。はじめ、謎解きやミステリーを見る感覚でこれを観てしまって、彼の行動や周囲の人をめちゃくちゃ怪しんでたけど、そこじゃなくもっと彼らの感情の方を注視するべきだった。そうしたらもう少し物語が分かりやすくなったかもしれない。登場人物達の行動が本当に不可解だったが、町山さんの解説を聞いてなんとなく納得した。死神おばさんの本についての知識を持って、その先入観を持って観れば真の感動が待っているだろう。
キャスト
豪華ですよね。ジェイクの完成された目つきとか。ドリューバリモアの珍しくクールな絶対いないけどいたら超羨ましい女教師とか。キャサリンロスも観れて得した気分です。そしてジェナマローン。ネオンデーモンやらで見た時からの印象はイかれたメンドくさい危険な女ってイメージなんだけど、全然違うんだね。とびきり可愛いし綺麗じゃないかい!今で言うクリスティンスチュワートみたいな。カッコいいし、キュート。
監督
「観た後話題にできる映画が最高だ。映画館から帰って2、3日したらまた2度3度と観たくなるような映画だ。」
監督はそう語ったけど、まさにそれに成功した作品の1つだと思う。彼自身の体験とか絶対入れ込まれてるんだろうなと思うし、いろんな人の心が分かってそう。
思い出した映画
アメリカンビューティ、マグノリア
記憶に残る何度でも見直したい映画でした。
当時のCG技術にほっこり~
銀色の兎は言った「世界の終わりまであと28日6時間42分28秒」ダーコの世界はタイムトラベルと精神病の間を揺れ動き、空からジャンボジェットのエンジンが落ちてきた時、世界は…。リバースムービーと呼ばれる謎てんこ盛り作品。ギレンホール姉弟出てたのね~。
ドニーの考え方はかなり好き
勧められるがまま予備知識ゼロで観たけれど ジェイコブス・ラダーとか、バタフライエフェクトとかそっち系。個人的には大好きな部類だった。人間の感情が愛か恐怖だけに分類されるわけないよねー。ドニーの考え方はかなり好きだったので共感しながら観てました。最後まで観ても、深く考えないとわからない人はわからないかも?
不思議のくにのウサギ
映画を見終わった後に、これから映画が始まるのではないかと思った映画。
観客自身でその後の話を創造してしまうラストでした。
これだけ謎めいた映画でもつまらなさを感じず、またもう一度観たいと思わせる不思議な映画です。
リバース・ムービー
もう一度観ようとは思えない。
世界の終わりは自分個人の終焉?
映画「インターステラー」と似たタイム?パラドックス?にブラックホール?と現在が未来で過去が現在でゴチャゴチャに。
フランクは実在する?
つうか普通の人間?
ドニー・ダーゴは異次元空間に生きてる?
現実と想像が解らない。
再度、観て謎の理解が出来るとも思えない。
わからない…
どう考えても1回観ただけで
わかるとは思えない…
自分の理解力不足なのか?
気になって寝られないので
考察を読んでみると話の深さに驚く。
2回目を観たら評価は変わるかもしれない。
しかし2回目を観たいと思うだけの
魅力を感じられなかった。
終末がなんなのかは
予想は何と無く出来たが、
その向こうにある意味は
映画からは汲み取れず残念。
自分にとっては
考察ありきの映画になってしまった。
考察見ないとマジで意味わからない
ドニー目線での話じゃないから考えや感情がわからない。だから訳がわからなかったんだと思う
全体の感触としては重めのバタフライエフェクト(向こうも十分重い笑)、何度も見ると面白いタイプの映画、早くもう一回見たい。
2は見ない、酷評されてるみたいだから笑
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