劇場公開日:2002年7月20日
解説
それぞれ深い喪失感を抱える白人男性と黒人女性が織りなす愛と葛藤を描き、ハル・ベリーが非白人女性として初のアカデミー主演女優賞に輝いたヒューマンドラマ。アメリカ南部の刑務所で看守を務める白人男性ハンクと息子ソニー。ハンクは父譲りの黒人差別主義者だが、心優しいソニーはそんな父に対して深いわだかまりを抱えていた。ある日、ソニーは黒人死刑囚ローレンスの死刑執行前に取り乱し、ハンクから厳しく叱責される。その翌日、ソニーはハンクの目の前で自ら命を絶ってしまう。ショックを受けたハンクは看守の仕事を辞め、自身の生き方を見つめ直すように。そんな折、ハンクは偶然にもローレンスの妻レティシアと知り合う。ハンクをビリー・ボブ・ソーントン、息子ソニーをヒース・レジャーが演じた。監督は、後に「007 慰めの報酬」などを手がけるマーク・フォースター。
2001年製作/113分/R18+/アメリカ
原題または英題:Monster's Ball
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2002年7月20日
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーク・フォースター
- 製作
- リー・ダニエルズ
- 製作総指揮
- マイケル・パセオネック
- マイケル・バーンズ
- マーク・ウルマン
- 脚本
- ミロ・アディカ
- ウィル・ロコス
- 撮影
- ロベルト・シェイファー
- 美術
- モンロー・ケリー
- 衣装
- フランク・フレミング
- 編集
- マット・チェス
- 音楽
- アッシュ&スペンサー
受賞歴
第26回 日本アカデミー賞(2003年)
受賞
外国作品賞 |
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第52回 ベルリン国際映画祭(2002年)
受賞
銀熊賞(最優秀女優賞) | ハル・ベリー |
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第59回 ゴールデングローブ賞(2002年)
ノミネート
最優秀主演女優賞(ドラマ) | ハル・ベリー |
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