こうのとり、たちずさんで
劇場公開日:1992年9月19日
解説
ひとりのTVディレクターが取材の途中で失踪中の大物政治家を見かけるが、政治家夫人も彼も本人であると認めようとはしない。彼はなぜ落ちぶれた別人生を生きているのか。ディレクターはカメラでその姿を執拗に追うが……。アンゲロプロス監督が“国境”というテーマに正面から取り組んだ作品。川を挟んでの無言の結婚式のシーンのためにダムまで作ったという逸話や、宗教団体の撮影妨害の報に世界の映画人がエールを送って完成したという経緯が、主演したマストロヤンニ、ジャンヌ・モローとともに世界規模で話題になった1本。
1982年製作/142分/ギリシャ・フランス・スイス・イタリア合作
原題または英題:TO METEORO VIMA TOU PELARGOU
配給:フランス映画社
劇場公開日:1992年9月19日
スタッフ・キャスト
- 監督・原作
- テオ・アンゲロプロス
- 製作
- ブリュノ・ペズリィ
- テオ・アンゲロプロス
- フィービー・アンゲロプロス
- 撮影
- ヨルゴス・アルバニティス
- アンドレアス・シナノス
- 音楽
- エレニ・カラインドルー
- 美術
- ミケス・カラピペリス
-
ジャンヌ・モロー
-
グレゴリー・カー
-
イリアス・ロゴテティス
-
ドーラ・クリシクー
-
バシリス・ブユクラーキス
-
ディミトリス・プリカコス
-
アキス・サカラリウー
-
タソス・アポストロウ
-
ナディア・ムルージ
-
アシノドロス・プルーサリス
-
マルチェロ・マストロヤンニ
受賞歴
第44回 カンヌ国際映画祭(1991年)
出品
コンペティション部門 | |
---|---|
出品作品 | テオ・アンゲロプロス |