「映画館-4」Shall we Dance? かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館-4
リチャード・ギアが、一輪のバラと笑顔でエスカレーター上がってくる。反則😍
日本版も見た上で、この作品はいい意味でアメリカナイズドされてると思います。
私はこちらの方が好き。
というか、こちらの方の、奥さんにダンスを誘う方法が好きだった。
それはアメリカ人らしさ、日本人らしさの違いなのですが、単純にこちらが胸に響いて、泣けてきました。
ジェニファー・ロペスの大ファンなので、贔屓目で見てしまうのですが、素敵な作品だと思います。
ジェニファーが年齢的にものりにのってる時の作品なので、とにかく可愛らしい😍
ファッションも素敵です。
草刈さんは清楚で細身ですが、ジェニファーは野性的でグラマラス。
ワルツもいいのですが、ルンバのほうが似合いますね。
原作ファンの方から見れば、イメージと違う先生かもしれませんが、アメリカらしいと言えばアメリカらしいのかも。
リチャード・ギアは相変わらずダンディで、でもアメリカのお父さんも日本のお父さんみたいなとこあるんだねと思わせてくれたり。
なんだか可愛らしいです。
個性的なキャラクターたちが愛らしく、みんなを応援したくなります。
素敵なセリフも散りばめられていて、そのたびに涙が出る。
特に、スーザン・サランドンが「人はなぜ結婚するのか?」と聞かれて、言うセリフが大好きなので、これで〆たいと思います。
「人は誓いを立てて、それを破る。
なぜ結婚するのか。
生きた証を残すため。
地球上に何10億の人がいて1つの命に何の意味が?
でも結婚すれば、相手の全てに関心を持つ。
いいことも悪いことも、
イヤなこともつまらぬことも。
私はその人生のすべてを見守って、証人になる。」
なるほど❗️前向きで納得感の強い言葉で素敵ですね。
かいりさんの人生の証人になれる人は、また格別に楽しくて幸せだろうなぁ。
歳を重ねた俳優さんの演技を愉しむのも映画鑑賞の醍醐味のひとつですが、私の歳だと、広瀬すずちゃんの還暦の演技を観るのが不可能なことに気づいて愕然としたことがあります。
10年でも20年でも人生が重なること自体奇跡的なことでもあるなあ、と思います。あ、私も論点ズレまくりました🙀