ミスティック・リバーのレビュー・感想・評価
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人は思い立ったら怖いんやでという話
幼馴染の三人を取り巻く話。
ストーリーとしては途中の展開から推察できる範囲で特別意外性はないように感じられる。
この映画でのテーマは執着は身を滅ぼすというところかなと勝手に考えました。
幼馴染のうちの殺された人は最後の最後まで幼少期のトラウマを拭えずに、最終的にはそれも元になりやってもいない犯罪を告白してしまう。
主人公は娘を殺した犯人への復讐に執着するあまり、視野が狭くなり、無実の幼馴染を殺してしまう。
こういった執着心が怖いなというところと、加えてタイトルにもなっている川に関して。
川は全ての罪を流し去る的な意味合いが作中にも出てきてましたが、そこに関してはなんか怖い街やなくらいの感想しか悲しいかな、持てませんでした。
可もなく不可もなく
端的に言うとあまりおもしろくなかった。
これからどうなるのか誰が犯人なのか考えるのは楽しいし最後までわからなかったが故にオチをもっと盛り上げてほしかった。
ショーンペンは個人的に好きだし今回も演技が◎
初イーストウッド
人間ドラマの深みが強すぎて自分にはまだ早かったみたいです笑
確かに主役陣の演技は素晴らしかったストーリーの始まり方も印象的だし、謎を追って3人が様々な行動を起こす展開もすごくよかった。
ただ3人の心情、特にデイブの考えが難しかった子供時代のトラウマから逆に2人を憎んでその結果事件を起こしたのかと思ったけどそういうわけではなかった様子。
ラストの川沿いでジミーがショーンを尋問するシーンは素晴らしかった光と闇の使い方がうまく怪しげな雰囲気が出ていた
役者がいいけどテーマは・・・
クリント・イーストウッドは武骨で単純な映画を作るので、好きです。単純なというのは、言いたいことがわかりやすいという意味です。男らしさとか、人間に必要な条件とか、そういうことがうまく表現されている。
この映画はテーマは伝わるけど、うまく表現されているか?役者はみんな申し分ないし、カメラワークも文句のつけようがない。画面もきれい。
何が悪いのか?テーマ以外考えらない。映画の風格にテーマが追い付いてない。ショーン・ペンもとまどったんじゃないか。単純すぎて。
良質な刑事ドラマなのに、もったいない。特にデーブの設定は結末から見ると、意味ないでしょう。デーブはもっと自然な設定ができるでしょう。なんで、無理やり、そういう設定になるのか、そこを考えると、暗い気持ちになる。監督のせいなのか、アメリカ映画界のせいなのか、わかりませんが。
不条理
どの親に生まれるかも、どの道を通ったかも、どんな人に出会うかも、全ては偶然。
偶然の出来事が悲劇をも喜劇をも生みだし、人生を決定づけてしまう。
「不条理」ということについて、考えさせられる作品でした。
ラストシーンが
ラストシーンが印象的でした
あまり映画のことを詳しく調べていないけれど
パレードのシーンは、監督が何を言い表したかったのか興味深かった
刑事の拳銃ポーズもどういう意図だったのか…
夫とこの映画を見ていて
「結局夫を心から信じることができた妻が幸せになったんだ!」と夫が感想を言っていたけど
私は、
どうして正直に自分が事件と無関係なことを妻にはっきり言わなかったのか!?という不信感
海辺でわざと自白させるシーンは見ててしんどかった
ちょっと演出しつこく感じました
男女で映画への意見がかなりわかれそう。
三者三様、それぞれの人生を比較するために
幼地味三人の妻を設定したのかもしれないけど、
刑事の妻だけは存在が意味不明だったので独身でよかったんじゃ?
って思ってしまいました
正直あまりなにも残らなかった。すっきりしない終わり方
人生は選択の連続
名画座一人鑑賞。
人生にはいくつもの選択があって、人は知らずのうちにそれを選んで今日まで生きている。
それは自分の意思であったり、時にそうでなかったり。
あの時もし、あの選択をしていなかったら。。。
もう少し、時間があったなら。。。
そう後悔することは何度もあると思う。
でも今を生きている以上、過去を後悔しても無意味だ。
ひとつボタンを掛け違えたら、ずるずると負のスパイラルに落ちて行って、悲惨な結末を迎えてしまうこともあるかもしれない。
娘を殺され、藁をもすがる思いで取り返しのつかない罪を犯してしまう父。
ショーン・ペンは実は「アイ・アム・サム」以来で、一瞬誰だかわからなかったほど名演技だった。
日曜の夜に、一人でブルーな気分にならざるを得ない作品でした。。。
言葉、表情、態度に現れる微妙なコミュニケーションが、この映画の見どころかもしれない。
舞台はボストン郊外。
都市と田園が混在した郊外は、いまや世界中どこも、日常世界のトラブルの温床。
長年共に住み着いた三人の仲間の郊外の街、その街はずれで仲間の娘が殺されるというミステリー。
地味な映画だが、子供時代の友人たち各々の25年間がこのドラマの貴重な背景。
各々は今は仕事を持ち、妻に恵まれ、良き父親だ。
言葉、表情、態度に現れる微妙なコミュニケーションが、この映画の見どころかもしれない。
全米ベストセラー、デニス・ルヘインの作品をクリント・イーストウッドが映画化。
主演三人は適役揃い、じっくりとした大人っぽい、いい映画だ。
演技アンサンブル。
これは素晴らしい映画ですね。
全体的に暗い雰囲気なんだけど、ワンカットでテンポよく見せていく作りが、見る者を飽きさせない。
ミステリーとしても秀逸だと思うが、犯人のクソガキ2人に散々引っ掻き回されたメインキャストは惨めもいいとこ。もう少し捻りや意外性が欲しかった。
そしてこの映画を評価すべき1番のポイントは、キャストです。ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ローレンス・フィッシュバーンと、我らの町の若き高校生ヒーロー•ケヴィン・ベーコン。とにかくこいつらの顔の力と説得力、演技の安心感がすごい。と言いつつ、この名前の並びを見れただけで満点。でも特にティム・ロビンスの草食系男子ぶりは凄いと思った。完全にアンディ・デュフレーンそのものってのもいい。
あ、でもベーコンとペンの役を入れ替えても面白いなと思ったり。もしその配役なら、もっとスリラー色の強い変態映画になるのは間違いないが、それはそれで間違いなく面白い。
ラストの解釈は難しいが、ベーコンさんのアクションがカッコイイ。一生十字架を背負え、的な意味なのかな〜。最高の映画だな〜。
クソ脚本w
これ、絶賛してる奴マジ?
犯行の原因がクソガキ2人の誤発砲で、短気なクソ親父の勘違いで無実の人間殺して終わりとかどんだけクソなんでしょうww
ペンもベーコンもロビンスもフィッシュもクリントもみんな好きだけど、この映画は100%クソ
間違いなく
スリーパーズ?
子どもの頃に受けた性的虐待がトラウマとなって、悲劇をうむ話としてはスリーパーズが印象的ですが、これもまたいいです。両作品にケビンベーコンが両極端な役柄ででているのも感慨深い!!
スリーパーズのブラピも素晴らしかったけど、この映画のショーンペンもいい♪
終始重い作品。
伏線という伏線が綺麗につながり、ラストはなんとも言えない悲しいような、寂しいような気持ちになりました。こういう映画が好きではない人にはオススメできないと思いました。
絶対になって欲しくない、まさかなるとは思わなかったラストでした。
子供時代の事件、娘への大きな愛、恋人への愛、これらの心情が起こさせた行動が全て伏線になって、ラストにまとまる綺麗さは本当にすごい。
キャストの演技は、アカデミー賞を2部門受賞しただけあり、主演男優賞を受賞したショーン・ペンの演技は特に素晴らしかった。
娘が殺されてしまったとわかってしまった場面での演技が印象的で、セブンのブラット・ピットの演技ど並び、印象的。他の場面でもとてもすごい演技だった。デイブを殺すシーンの、殺気、憎しみや怒りを抑える演技もとても迫力のある演技だった。
クリント・イーストウッドの作品だけあり、人間の罪や、人生の生き方などの重いテーマを持ち、観たあとに考えさられる作品でした。
銃に対する考え
仲が良かった3人が、殺人事件を通して再会する物語です。終始重い空気が漂います。
イーストウッドで想像するのは格好良い銃ですが、本作では銃に対する考えが深いです。指で銃を構える格好をする姿は『グラン・トリノ』でも見られます。これにはどういうメッセージが込められているのでしょうか?
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