マイノリティ・リポートのレビュー・感想・評価
全109件中、61~80件目を表示
罪から立ち直れない男が生きる力と未来を掴む(選択する)物語
予知夢を元に物語が進む。感覚的にはタイムリープ物に近い。黒幕をはっきりさせてから、どう復讐できるのか?どう解決出来るんだろう?という所を見るのが面白かった。謎解き要素が大きい。
ラスト、赤ちゃん作っちゃうところで、なんだかなこういう結末になっちゃうのね、と言ったオチにあまり納得行かない。なんだか物語的に性急に感じてしまった。結局、ショーンがどうなったのかは不透明なままだけど、この終りでよかったのだろうか。
アガサの「Is it now?(これは今?)」のセリフが好き。予知夢、しかも、殺人ばかりの中で生きてきた彼女にとっては今見えている世界が夢なのか現実なのか分からない。シーンで「Can you see? Its beautiful.」ってセリフもあるけどこれも彼女の心情を表していて良い。
予知夢、ともすれば運命という言葉で片付けられてしまう未来を「You can choose.(選択できる)」というメッセージにはとても共感出来たし、心が震えた。やはり人間、そうでなくっちゃ。自分にそういう力があるって「分かる」だけで人は強くなれる。
そんなハンバーグの焼き方
システム
数年に一度は見直したい作品
2002年の映画だということを、忘れずに!
you have a choice. と何度も出てきたそれがメッセ...
よくできているが、普通
トム様は正義(笑)
網膜スキャンの時代
画面操作が先進的
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
面白い設定だったし映像と美術と技術考証も良くてそれなりに楽しんだ。キーボードもマウスも使わず、手で空中の画面を動かす入力操作に最初に観たときは違和感を感じた。今では携帯電話の画面で誰でも似たような動作をしているから、この作品は先見性があった。
しかし何故ジョンは殺しをするように、わざわざ手間と金と危険を犯してまで仕組まれたのか。殺す前に本来ならば取り押さえられるはずなので、彼を口封じ出来るわけでもないだろう。結果的には仕組んだ側に裏目に出たわけで、展開上も強引に思えた。
それにしても一時的とはいえ殺人がなくなったわけだし、殺人予知の仕組みは凄い。作品中ではあっさりと廃止されありきたりのつまらない結末になった。運用には注意が必要だが、自分ならば廃止しないだろう。
全て人間のせい
未来を感じて
トム・クルーズのアクションにおけるキレのある動きは観る側の目を引きつける。内容は、犯罪が未来予知されるという現実にもあってほしいというシステム。そのスキをついて起きる事件も見もの。
主人公が犯罪予知され最後は未来は自分が決めるというような設定はありだと思う。
SF好きは一見の価値あり!
設定が面白い
タイトルなし(ネタバレ)
終始展開に飽きがこなかった。
昔ジョンが捕まえた男とかが出てきたときは、こいつで医者いいんか、、と怖かったけれど復讐の仕方が本当にかわいくて笑ってしまった。
前半から中盤までは所々笑いどころがあって、重くてかたい展開にも疲れずに見ることができた。
まだ犯していない犯罪は罪を負うべき?
以下、他の方のレビューを読んで思ったこと。
黒幕は欲に負けて犯してはいけない罪を犯してしまったがそのことは一旦置いておいて、
絶対的信頼を寄せているものにどう向き合っていくのか考えなければいけないということを、「ほぼ絶対正しい」プリコグたちが間違っていた場合のあの人間のがさつな対応を見て、思い出さなければならない。
絶対的存在だった教会も世界は四角いと思っていたし、プリコグだってマイノリティレポートを生む。コンピューターもミスをする。
これは絶対に間違わないと信じることの危うさと怠慢。
そしてそれは間違うものだと知りつつどこまで頼るのか。
全109件中、61~80件目を表示