マイノリティ・リポートのレビュー・感想・評価
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素晴らしかった
公開時以来で2回目、まだスマホやタブレット端末が普及していない時代なので、ガジェットが動画が見れる雑誌や新聞だ。CGが色調などの調整がすばらしくて古くなく、むしろかっこいい。ちょっと無理はあるもののストーリーもアクションも面白い。当時も興奮した記憶があるのだが、今見ても当時と同じ面白さと、意味が違った面白さがある。
プリコグが精神を病んだ存在で、それを道具として扱っており、彼女らの意思はどうなっていたのか明らかでなかった。
未来を知ったら選択できるのだが、常に利がある方を選ぶとは限らないというような指摘も鋭い。
DVD108円ゲットシリーズ。さすがはスピルバーグ、その一言。 T...
DVD108円ゲットシリーズ。さすがはスピルバーグ、その一言。
T・クルーズ主演のSFサスペンス。
殺人の予知、さすがにそれは無理かと思うが、他の未来予想図が真にこうなる、いやもうなってる、まずそこに驚き。しかもいちいちオシャレでカッコいい。
殺人の予知、ある日そこに加害者である自分を見た主人公。そこからはもうスリル満点。エンディングまで二転三転、超面白い。
そしてもう一つのお楽しみ。見つけたぞ!キャメロン・ディアス(笑)
近未来だがSFではない。
今からおよそ20年ほど前に撮られた作品。
何かの折にちらちらと本編を観た事があったのだが、少し前のおそらく学生の頃の自分には抵抗があった。
そのイメージ通り気味の悪い描写や、人権の部分だったりがダークに描かれてもいた。
しかし、近未来やガジェット感が好きという観点から見て、20年前に考えたとしたら凄いと思うし、現代から見る本作の2054年は全然違うもののはず。でも、恐らく近いものもある。
システムや、人工知能が発達し過ぎて、犯罪を無くすという社会になってしまった。それは良くても管理する人間側はヒューマンエラーを起こす。そういうメッセージを伝える映画なんだと思う。細かい具体的な描写は相違があるのかもしれないけど。
内容も王道ではあるけど、コリンファレル演じるダニーがヴィランかと思えば、黒幕は身近な人だったりと、視聴者への訴えかけは充分だと感じる。
人間の欲や、人工知能、いつまでも経っても変わらない普遍的な考えなどを改めて考えさせられる良い映画だった。
失明するかもしれない条件の中でのあの振る舞い?など細かいツッコミ所はあるけど、こちらが盲目的に目を瞑ろうと思う。
未来予知率が凄すぎる!!
2054年の未来が舞台のSF映画で、主人公トム・クルーズ扮するジョンが
殺人を未然に阻止する組織で働く物語です。
この映画は2002年の作品ですが
その当時無かったものが現在では当たり前になっており
かなり未来予知されています!
スマホ、タブレット、スマートウォッチ、空飛ぶジェットスーツ、音声認識でコントロールできる家具、
虹彩認証・・ジョンが有機ELディスプレイで動かす手の動きとか・・
今のスマホに通ずる動きです。
正直ビックリですよΣヾ(゚Д゚)ノ
上記のものは2019年現在すべてありますものね・・。
個人的にBVLGARIのスマートウォッチとレクサス2054が欲しいですゎ(笑)
前置きが長くなりましたが
ストーリーは、しっかり見ないと分からなくなるので
流し見は、しないほうが良いです。
闇医者の手術シーンやアガサの「逃げてー!」とか
ちょっとホラーだけど、作品としては面白かったです。
21世紀の冒頭にディストピア実現の具体性を示したところに意義がある
原作を元にお話を膨らましてはいるのだが、映画としては上滑りしてしまっており、残念な結果だと言わざるを得ない
本作を救ったのはトム・クルーズの熱演で、彼が主演していなければ映画としては悲惨だったろう
スティーヴン・スピルバーグ監督も力み過ぎたのではないか
おそらく「2001年宇宙の旅」の様に、何十年経とうといつまでも色褪せる事のない未来像を提示した映画として金字塔を打ち立てるのだ
そのくらいの心意気で撮った様に思える
果たして本作で提示された近未来の姿は、大いに観る価値がある
何しろ近未来の技術がもたらす姿を全米最高の専門家が結集して真剣に検討したものが散りばめてあるのだ
それらは本作の製作時から52年後の未来とはどのような社会かを指し示しているのだ
そして2018年の今は既にその52年の三分の一の時間が経過して、本作で提示された未来の世界の技術は部分的にもう現実化日常化してきているのだ
自動運転はもうそこだ
ドローンは当たり前になり人が乗るものまで出てきた
タッチデバイスへのジェスチャー操作はスマホでもう日常だ
虹彩認証どころか顔認証システムで雑踏の中で個人を特定できる仕組みはもう普通にチェーン店に入っていて、お得意様やクレーマーの来店のアラートを店員に知らせている
さらにアマゾンゴーの店では顔認証でレジ無しになっている
街中にある防犯カメラで犯人を追跡するのは刑事ドラマの定番だ
電子看板は街中に溢れていて様々な動画で広告を流している
ネットを検索していたら自分の興味にターゲティングされたワンツーワンマーケティングの広告が出るのも最早当たり前のことだ
ニュースも自分向けにカスタマイズされて配信されて動画でも提供されているのは普通だ
マイクロマシンもハエサイズのものまである
これらの技術はこれからも進化し続け統合されて、本作で示されたようなディストピアは確実に訪れるだろう
犯罪予知?
そんな荒唐無稽なことSF小説や映画だけのお話さ?
いや実はもうあるのだ、それも日本で
過去の犯罪発生データを分析して、いつどこでどのような事件が起こりやすいのか予測して警官を事前に近くで待機させる仕組みで、既に効果が出ているという
中国ではこれらの技術をさらに組み合わせて個人を管理している
日頃のSNSの言動、検索履歴、位置情報、行動パターンから思想信条を分析し、政府が問題視すべき個人を何億人がいようと人工知能がそれをあぶりだすのだ
政府に都合が悪いような何らかの行動を取ろうとすれば、それを予測して、正に本作の犯罪予防局の様に治安部隊が出動するのだ
その個人は未然に拘束され、収容所に入れられてしまう
それはもう始まっており、さらに技術を洗練しようとしているのだ
顔を見えないよう隠したとしても歩き方だけで個人識別できるという
この悪夢の具体的イメージを映像で21世紀の冒頭に示したことこそ本作の意義だ
21世紀とはこういう時代になるのだとの予告だ
今こそ本作の提起する問題は、重要性を増して、具体的な危険となり、緊急性を帯びてきているのだ
もう絵空事ではなく、本当に実現してしまう予知なのだ
しかもこれはマイノリティリポート(少数報告)ではないのだ
さすがスピルバーグ!
2002年でここまでの映像技術を作れるスピルバーグはやはりすごい!
内容は犯罪を守るシーンやバトルシーンはかっこよくていいがそのほかのシーンはなんかだらだらしていて眠くなるような感じだった。トム・クルーズの未来の話の間が長いと感じたが、最後衝撃のラストに見入ってしまった。見てよかったと思える作品。
犯罪予防局はあっていいこともあれば悪いこともある難しいことなんだなと感じさせられた。
トム・クルーズがこのような役にとてもあっていて自然な感じだった。
スピルバーグ映画
昔、映画館で観たきり一度も観ていなかったので改めて鑑賞。
なるほど。こんな映画だったのか。。。想像以上によくできたサスペンス映画だった。未来描写とギャグとホラーに手を抜いていないところが、さすがスピルバーグ!
テンポ激悪で結末もショボい!!
往年のシュワルツェネッガー作品の様なイメージで鑑賞しました。145分なので色々詰め込まれているのかと思いましたが、どのシーンも長く間延びした感じで、テンポ激悪で辛いです。なぜ自分が殺人をする事になるのかという本筋は100分過ぎても分かりません。映画としては、すっとぼけたジジイを暴くだけですが、終盤で固有名詞入りで一気に説明されても頭に入って来ませんでした。本筋が地味なので、申し訳程度に逃走シーンや未来の都市描写を入れた印象です。トムと眉毛が、トニー・スタークのように目の前のバーチャル端末を操作する姿は様になっていました。
現実の日本では、監視カメラ映像に個人情報が表示される時代の幕開けになりました。自治体でのマイナンバーカード取得時に、NECの顔認証エンジン"NeoFace"による生体識別情報が採取されます。SIMカードにマイナンバー経由の識別情報を組込む事が、既定路線として確定しています。更に、改正通信傍受法と共謀罪が、国民が所有する全デバイスを所有者に気づかれる事なく遠隔操作する事を可能にしました。GPS・メール・チャツト・音声と街中の監視カメラが連動可能になります。
ディック原作作品の中では、バランスのとれた一品
ブルー・レイで観直し。
フィリップ・K・ディック原作の映画化は、原作愛のせいか、良くも悪くもB級臭さ・同人臭さに繋がってしまうところがあります。
そういう意味で、スピルバーグの本作は、とてもバランスの取れたエンターテイメントに仕上がっていると思います。
見所たくさん。
なおかつ、ディック作品の特徴がきちんと生きていて、素晴らしい。
特に自分で自分がわからなくなるあたりは、よく描けています。
長官役にマックス・フォン・シドーというキャスティングが、個人的には大絶賛で、コリン・ファレルも良かったです。
今回観直して、撮影の多彩さや小ネタの多さ、構成のうまさに、改めてスピルバーグはすごいなと感じました。
近年の作品も観てみようかなと思いました。
罪から立ち直れない男が生きる力と未来を掴む(選択する)物語
予知夢を元に物語が進む。感覚的にはタイムリープ物に近い。黒幕をはっきりさせてから、どう復讐できるのか?どう解決出来るんだろう?という所を見るのが面白かった。謎解き要素が大きい。
ラスト、赤ちゃん作っちゃうところで、なんだかなこういう結末になっちゃうのね、と言ったオチにあまり納得行かない。なんだか物語的に性急に感じてしまった。結局、ショーンがどうなったのかは不透明なままだけど、この終りでよかったのだろうか。
アガサの「Is it now?(これは今?)」のセリフが好き。予知夢、しかも、殺人ばかりの中で生きてきた彼女にとっては今見えている世界が夢なのか現実なのか分からない。シーンで「Can you see? Its beautiful.」ってセリフもあるけどこれも彼女の心情を表していて良い。
予知夢、ともすれば運命という言葉で片付けられてしまう未来を「You can choose.(選択できる)」というメッセージにはとても共感出来たし、心が震えた。やはり人間、そうでなくっちゃ。自分にそういう力があるって「分かる」だけで人は強くなれる。
そんなハンバーグの焼き方
結果を予知できれば人は判断を変えるのかというのがSF的な問いかけかと思うが、そういった命題よりも、単なる推理サスペンスエンターテイメントの要素強い。
それがスピルバーグの性なのか、エンタメ要素を必要以上に盛ってくる。冷蔵庫にわざわざ腐ったものを仕込ませたり、転がって汚水升の寸前でキャッチしたり、失笑せざるを得ない部分も散見。前年のAIもそうだったが味付けがどうもあざとく、濃すぎる。
システム
システムを作るのは人間ですが、そのシステムが動き出すと止まらなくなるのが恐ろしいと思いました。予知で犯罪を防止するなんて、一見正義を言ってる様に聞こえますが、誰でも逮捕できるシステムってことです。誰でも逮捕できる世界は、どんな社会なのか?アウシュビッツ帰りの飛行機の中で鑑賞したので、ナチスの全体主義のシステムを思い出して、尚更怖かったです。
数年に一度は見直したい作品
何回目の観賞だろうか。
ちゃんと観るのは2回目かも。
レディプレでスピルバーグのSFが観たくなって、ストーリーも忘れてたし観賞。
15年前に作られたとは思えないくらいのクオリティ。
今観てもSFとして充分面白い。
原作はフィリップkディックの小説だけど、練り上げられた構成にトムクルーズの主演、スピルバーグがメガホンを取るんだから面白くないわけがない。
スパイダーズのデザインとかスピルバーグっぽいなぁってほっこりしちゃうし、音楽はjウィリアムズだし。
逃亡シーンや徐々に核心に迫っていく演出は分かりやすくスタイリッシュでスピルバーグの技量には脱帽する。
数年に1度は見たい作品。
2002年の映画だということを、忘れずに!
古い映画として見た若い方にはわかりにくいかもしれませんが、タブレットもスマホもなく、パカパカのケータイの時代に、透明ガラスのスクリーンで、オテテに装着した入力機器でスクロールさせながらデータを確認するトム・クルーズの姿が本当に近未来ってこんなの?って思って、それが斬新でした。
でも、タブレット端末みたいなものが出てきてますけど、まさに今は当たり前のように普及しましたよね!
先を見る目がすごいです!
上映当初も見て「すごい!結末がいい!」と思いましたが、今回久しぶりに改めて見て、やっぱりいい!と再び感動しています。
you have a choice. と何度も出てきたそれがメッセ...
you have a choice. と何度も出てきたそれがメッセージなのかな
それにしてもプリコグのシステム脆弱すぎる、全米に3人しかいない彼らが全員健康で生きていなきゃ成り立たないから永続的にできるもんじゃないし、
彼らの人権も何もあったもんじゃない。
全然"システムは完璧"じゃないやろっていう
近未来、技術の発達によって予知ができるようになったのかと思っていたらこれ…
全101件中、41~60件目を表示