ラブ・アクチュアリーのレビュー・感想・評価
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Long Distance To The Heaven
公開20周年記念にて初鑑賞。
20年前といえば暗黒の青春時代が終わりをつげようとしていた頃です。
シネフィル気取りで娯楽大作には見向きもせずなお年頃。
ホントは観たかったのに、観たら負けだった。
若さは一体何と戦ってんだか。
クリスマスに夢と希望が残ってた20年前の自分に観せてやりたい気はしましたが、それほどはハマれませんでした。
女装のオカマなんて字幕やゲイネタに不快感。
しっかりポリコレ洗脳されていることは確認。
今は何を観ても気分は沈んでいます。
理由は先日の中山美穂さんの逝去です。
キラキラと華やかで美しく、ちょっと寂しげ。まさにクリスマスみたいな女性でした。
自分の中ではキーラ・ナイトレイみたいな美穂さんのままだけど、エマ・トンプソンみたいな美穂さんも観たかった。
これ以上悲しむまい。毎年この季節には、天使になった美穂さんが、素敵なクリスマスを連れてきてくれるのだから。
夜空はキミへの滑走路
もっと老若男女向けと思ったら、結構お下品なのね。笑
外国人の顔を判別するのが苦手な自分としては、登場人物の多さに苦戦しながらの鑑賞。
話が切り替わるたび、このキャラはどういう話だっけ、と一瞬迷う。
それでも中々に楽しく見られたのだけど、こんなに必要だったかは少し疑問。
一番好きなのはサムの小さな恋の物語で、空港を疾走するシーンは定番ながら応援せずにいられない。
キスが返ってきた時はハイタッチしたくなった。
次点はジェイミーとオーレリアのいーあるふぁんくらぶ。
年齢の割に青すぎるが、最後に妹と父親にもキスされるのはギャグとしても家族になるという意味でも素敵。
三番目は横恋慕のマークで、フラれっぷりがいい奴過ぎて彼の幸せを祈ってしまう。
ただ、文化の違いかもだけどジュリエットがキスをしてしまったことで、今後の3人の関係が不安に…
公務に私情持ち込みまくりの首相はオチも好きだったが、ナタリーをイマイチ好きになれず。
護衛が良い声で歌い出したのは笑いましたが。
気になる点の筆頭としては、ハリーの浮気関連はあれで終わりでよいのかということ。
また、サラが可愛らしかっただけに無かったことのようになる結末は残念。
色んな形を見せたい意向は理解するけど、ロックスターの話も何故1位になれたか含めて消化不良。
濡れ場の2人も余計かなぁ。
コリンの渡米は明らかに不要で、絶対騙されてると思ってたのにうまくいってるのも意味不明。
あそこまで軽薄な“愛”まで混ぜる理由が分からなかった。
登場人物の多さから話の薄さは致し方ないし、その割に好きなエピソードも多い。
もう少し贅肉を削ぎ落とせてたらより良かった。
盛り上げどこではとりあえずキスさせとけってのも、あんだけ重なると露骨でしたし。
むせかえるほど濃厚な性と愛
キーラ・ナイトレイが出てるので鑑賞。出演者が多いから、混乱して理解できないと思っていたが、そんな事はなくスゴく面白かった。暖かい気持ちになる。
予告編を見たとき、4Kリマスターされるぐらいなら、きっと評判が良い作品なんだろうから見ておきたいなと思った。
だけど ” 19人が織なす愛のカタチ ” というキャッチコピーを見たとき、あまりにも出演者が多過ぎて頭が混乱して、きっと内容を把握しきれないだろうなと思った。
外国の俳優ほとんど知らないし、外国映画だと知らない俳優の顔が途中で区別が付かなくなったりする。それどころか、ときには逆になってしまうこともある。
結局そのせいで話がよく分からなったりするから、19人なんて もう完全にお手上げである。
*ヒュー·グラント、リーアム·ニーソン、コリン·ファースが出ていたが、2003年公開時は知らなかった。キーラ・ ナイトレイも。
で、内容が把握しきれないラブストーリー見ても詰まらないだろうから、残念だがパスだなと速攻で諦めた。キッパリ。
(キッパリ)諦めた・・・んだけど、そのあとの出演者クレジットにキーラ・ナイトレイの名前を見つけて、これまた速攻でヤッパシ見ることに決めた。光速の手のひら返し。ナイス。
いやー、ホント見てよかったヨ。♪ヽ(´▽`)/。
19人全員が いっぺんに絡み合うわけではなくて、2人~4人が絡み合うだけだ。また、各自それぞれ立場、境遇、状況が違うから、 物語が把握しきれないなんて事には絶対にならない。混乱なんかしようがなかった。
今年2024年11月に次期大統領としてトランプが選ばれた。まだ大統領就任前の彼の言動に右往左往し戦々恐々としている各国の腰が引けた対応が無様に見える。だから映画の中でイギリス首相が米国大統領にキッパリ物申すところが印象に残った。
今、次期アメリカ大統領の言動、要求にプッツンし「ざーけろ」って言ってイスを蹴って部屋を出て行ってしまう強者の首脳はいないようである。まだ大統領就任前なのに。
茂~、ちゃぶ台引っくり返さんか~い (^^)。
好きな人がいる人は特に!そうでない人にも見て欲しい映画!
少し早いメリークリスマス
今年432本目(合計1,523本目/今月(2024年12月度)11本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
クリスマスをめぐって複数のカップルの描写が続くタイプの映画です。この手の映画は最近だと新年を祝うためにやはり複数のカップルが付き合う韓国映画(シネマートでやってたっけ?)があったかなというところです。
ただこの映画の「極端な」欠点を述べれば、明らかに登場人物が多すぎ(10カップル20人は出てくる?)、実際にこの作品は古い作品でありDVD化されていますが、そのときのDVDの早期特典が「登場人物相関図」であったくらいなので(確認済み)、一度映画館で見ただけだととにかく登場人物が多くてパニックになってしまいます。それも「AさんとBさん」「CさんとDさん」…というものではなく、それに加えて「Aさんは実はDさんが好き」みたいな部分も一部混ざっているので(つまり、純粋な10カップルを描く映画ではない)、この点の混乱はまぁもう避けられず、この作品はそこをいかに理解するかという「リアルパズル状態」(IQテストとまでは言わないが)で、そこが厳しいところです。
ただ、作品についてはこうした難は抱えつつも当時の技術を最大限にいかした描写と、あとは音楽の部分で、その部分に限って言えば現在2024年のレベルでも推せるのでは…といったところです(むしろそのほうが評価できる)。
実際、映画を見る「だけ」ならVODで課金したほうが良いし、課金した上で(かなり前の作品なので)説明サイト(実際、相関図を示しているサイト等いくつかある)をみながらのほうが明らかに理解度は高い映画になりますが、それでも映画館でみる意味はあると思います。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点なし/映画館帰責事由/過去作品であればもう少し配慮は欲しかった)
実際、DVD化の時の早期購入(予約)特典が相関図でしたが、その特典の図それ自体を使うと(権利関係によっては)アウトですが、この映画が「わかりづらい」ことはこのような例があったことからも明らかで、映画館側でも別のミニパンフや最悪手書きレベルのものでも配布できなかったのかな、という気がします(多分多くの方が大半理解で詰まるのではと思います)。
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センスの塊のようなラブコメミュージカル
日本初公開20周年を記念して4Kデジタルリマスター版が公開された本作。個人的に初見でしたが、実に心沸き立つ素晴らしい作品でした。
ジャンル的にはラブコメディーに属すると思われますが、驚くことに子供から大人まで、20人近いの登場人物のラブストーリーを同時並行的に描いていました。こうなると話が散漫になるかと思いきや、テンポの良さと随所随所に差し込まれるウィットに富んだ大人のジョーク、さらにはお色気シーン、そして何よりもミュージカルばりの音楽も最高で、ビートルズからマライアキャリーらの名曲が物語と絶妙に絡む形で次から次へと流れることで、最後まで全く飽きることなく観ることが出来ました。
また、多くの登場人物たちが互いに直接知り合いでなくとも、何処かで繋がっているという設定や、何よりもみんながクリスマスに向かう時を共有しているところが、それぞれのラブストーリーをひとつの物語として統合しているシナリオの素晴らしさに感心することしきりでした。そしてヒースロー空港に始まりヒースロー空港に終わるという構成もお洒落そのもの。いずれの観点からもセンスの塊のような作品で、”スマート”という言葉は本作にこそ相応しいと思わざるを得ません。
名作は20年経っても全く色褪せていませんでした。
そんな訳で、本作の評価は★4.8とします。
イギリスならでは!
メリークリスマス🥂
19人それぞれの愛のかたちで見せ過ごすクリスマスの話。
クリスマス5週間前からクリスマス当日までをそれぞれの人間にスポットをあて見せる群像劇。
20年前の作品のリバイバル上映とのことだけど配信で鑑賞、配信鑑賞は正直ながら観になってしまうので苦手だけど面白すぎた。
個人的には、“結婚式ムービーで知られた恋心”、“1秒待ってと言っては影に隠れて喜ぶ彼女”、“好きな子が出来ちゃった少年のラストの空港”、と書いたものの全てのエピソード良かったね!…女性としたいフリーターエピソードは別として(笑)
鑑賞中は自然と微笑めるし泣けるしで観賞後は自然と幸せな気持ちなれたで最高でした。
劇場で観ればよかったと少し後悔。
最高に楽しい、大人向け名作クリスマス映画の代表格
毎年クリスマスシーズンが近づくと観たくなる名作の1本が今年は4Kリバイバル上映で劇場で観ることができ、とても幸せな時間を過ごせました(感謝)
19人の主演級キャストが絶妙に絡み合いながらハッピーで軽快に、時に切なく、時に辛く苦しいイベント前の1ヶ月を描くグランドホテル形式のドラマ
豪華キャスト1人1人をそれなりに扱わないといけないという忖度から内容スカスカの酷い作品になりそうなところを全く正反対でリチャード・カーティス監督の素晴らしい脚本と演出によって超名作に仕上がっています
今は・・・だけど(苦笑)、この時のヒュー・グラントさんが役も含めてすごく似合っててカッコいいです、そしてキーラ・ナイトレイさんの結婚式のビデオのくだりが切ないですね、そんでもってアラン・リックマンさんとエマ・トンプソンさんの夫婦のエピソードは本当に苦しくて辛い、個人的にはアランのオッサンが許せん!(怒)
等々、何度観ても心動かされる大好きな1本です
尚、ファミリーで観たり、初々しい若者達のデート鑑賞にはちょっと向いてないシーンも所々出てくるので鑑賞には注意が必要です
クリスマに必見
空港は愛に溢れている。メリー・クリスマス!
今年は再映作品が多い。
おかげで見逃していた作品を劇場で観る事が出来た(私は配信で映画を観ないので)。
ミツバチのささやき(1985年公開)
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1999年公開)
ミッション・インポッシブル フォールアウト(2018年公開)
季節のはざまで(1993年公開)
きみに読む物語(2005年公開)
オペラ座の怪人(2005年公開)
グラディエーター(2000年公開)
リトル・ダンサー(2001年公開)
シェイプ・オブ・ウォーター(2018年公開)
2024年12月6日(金)
そして今日、「ラブ・アクチュアリー」(2004年公開)である。
独身の英国首相(ヒュー・グラント)とその妹(エマ・トンプソン)を中心に、彼女の友人(リーアム・ニーソン)とその義理の息子、彼女の夫(アラン・リックマン)とその会社の従業員(ローラ・リニー)、
作家(コリン・ファース)、ロック歌手(ビル・ナイ)、夫の親友に惚れられた新妻(キーラ・ナイトレイ)等のクリスマスまでの5週間の様々な恋愛模様を描く。
Mr.Beanローワン・アトキンソンも登場する。最後にクリスマスの夜に収束して行く展開が見事。
色々な曲が効果的に使われているが、この作品でも効いているのが「Both sides now」である。エマが好きだと言っていたジョニ・ミッチェルのCDを夫からプレゼントされ、夫の不貞を疑い、涙を流しながら「Both sides now」を聴くのである。
曲がかからないがコリン・ファースの台詞に出てくるトレメローズの「サイレンス・イズ・ゴールデン」も良し。
ボードで切ない想いを伝えて、実らない恋でもキーラ・ナイトレイにキスされて「That's enough」ってのも良かったね。
「ノッティングヒルの恋人」や「イエスタデイ」の脚本、監督作「アバウト・タイム」も大好きなリチャード・カーティスなのだが、何でこの名作を今まで見ていなかったのかと言う後悔と、やっとこの映画が劇場で観られて良かったと言う幸福感を抱えて家路についた。
音楽のセンスが最高。名作です。
全196件中、41~60件目を表示













