劇場公開日 2004年2月7日

ラブ・アクチュアリー : インタビュー

2004年2月2日更新

英国の人気俳優たちが豪華共演、総勢19人のラブ・ストーリーを描く群像劇「ラブ・アクチュアリー」。森山京子氏がロンドンで取材した、その出演者たちのハッピーな声をお届けしよう。

「ラブ・アクチュアリー」は出演した俳優たちもハッピーだった  森山京子

ウェディング・ドレス姿も披露する キーラ・ナイトレイ
ウェディング・ドレス姿も披露する キーラ・ナイトレイ

「ラブ・アクチュアリー」が嬉しいのは、リチャード・カーティスの脚本が、どこにでもいる平凡な人たちが特別に輝く瞬間を捉えていることだ。その愛のディテールは、観ている人間にも思い当ることばかり。だからこそ、愛おしさに心が潤って、ハッピーにならずにはいられない。それぞれのエピソードを演じた俳優たちだって、きっと同じ気持だったに違いない。

夫の親友に愛を告白される新妻を演じたキーラ・ナイトレイは、「私のエピソードは実らない恋だけど、それでも、映画を観た後はポジティブになれるでしょ。どんな状況にも難しさはあり、同時に喜びもあるってことなんじゃないかしら。こんなふうに、愛についての肯定的なメッセージが込められた映画に出られたのは、本当に幸せよ。完成した映画を観た時、周りの観客もみな楽しそうで、それを見て私もハッピーになったの」と、この映画に出た喜びを語る。

「それに愛を告白されるシーンが、信じられないほどロマンチックでしょう? 今までに観たどの映画よりも素敵だわ。私がプロポーズされる時も、ぜひこのスタイルでお願いしたいわね。プラス、ダイアモンドがあったら完璧よ(爆笑)」

2年7カ月間、片想いを続けるOL役 ローラ・リニー
2年7カ月間、片想いを続けるOL役 ローラ・リニー

職場の同僚に片想いするOLを演じたのはローラ・リニーだ。

「この映画で私が好きなのは、人生では必ずドアが開いて光がさし込む瞬間があるって、教えてくれることよ。私の役は、弟の世話が大変で解放感を感じたことがなかった女性でしょ。それが突然ちっちゃなヒロインになるの。しかもラブシーンの相手がハンサム君のロドリゴ・サントロなんだもの、最高よ。みんなが嫉妬して大変なの、フフフ」

インタビュー2 ~「ラブ・アクチュアリー」は出演した俳優たちもハッピーだった(2)
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