ロード・オブ・ザ・リングのレビュー・感想・評価
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名作
私が大好きな作品の一つです。
中学生のとき、父が家でこの映画を観ていたときは正直面白さがほとんど分からなかったのですが、大人になるにつれどんどん味が分かっていく作品だと思います。
ただのファンタジー、アクションではなく、一人一人のキャラクターが生きているというか、人間臭さが堪らないです。
とりあえず、フロドの演技力には感嘆です。一番好きなシーンは、ガンダルフが谷から落ち、悲しむ中でアラゴルンに名前を呼ばれ振り向くシーン。
顔に怒りや悲しみといったものが入り混じったような表情演技に泣きそうになりました。
ボロミヤの指輪への誘惑に負けてフロドを襲うシーンも何だか切なかったです。
ファンタジーやアクションが苦手な人でもこの作品は人間模様がとても忠実に描かれているので見やすいのかもしれないです。
とてもオススメです!
何度見てもやっぱり良い映画の代名詞
総合 :100
ストーリー :20
キャスト :20
テンポ :20
演出 :20
見返したい度:20
このシリーズは100点以外つけようがありません。
もう10回くらいは見返してると思いますが飽きません。
3時間という長さを感じさせない展開の早さとそれでいてアラゴルンとアルウェンとの物語に時間を掛けたりと時間配分が上手い映画だなと。
そして何よりも熱中するこのストーリー。
ドラクエは主人公に感情移入してやりますがこのシリーズは誰に対しても感情移入しやすい。それはおそらく一人ひとりを丁寧に描いているから。
はまり役が多すぎてたまりません。
指輪を誰が運ぶのか決める時の
フロドの【僕がやります】の後のガンダルフの表情から申し訳ないという思いとこれからのフロドを心配しているのが伝わってきます。
そして裂け谷に着いたビルボに癒やされます。このシリーズ終わった後に一気見する予定のホビットが楽しみです。
サムの成長もこの映画の楽しみですよね、と書き出したら止まらないくらいの魅力がいっぱいです。観た事ない人は本当に観てほしい映画です。
これを観終わった後、仕事や生活にも良い影響が出ると思います。自分もやらなければと思わせてくれる素晴らしい映画です。
正月のお楽しみ
記念すべき第一作目
この第一作目が上映されたとき、壮大な世界観に惹かれたものの、指輪物...
この第一作目が上映されたとき、壮大な世界観に惹かれたものの、指輪物語がナニモノなのかも知らなかったし、謎な要素が多かった。そもそもその「指輪」はどうしたのさ?と。インパクト強烈な「僕のイトシーシト(my precious)」を繰り返すゴラムも謎の存在だったし、名女優ケイト・ブランジットがサラッと演じたガラドリエルが何者か?など
結局、これらの謎はAmazonの「力の指輪」シリーズで次々に明らかにされていくらしい。シーズン1ではガラドリエルはほぼ主役だし、ガンダルフの登場や指輪が作られた経緯も詳しく描かれていて、このドラマを見終わってもう一度LORT三部作を観直すと色々と深く理解できるし、より楽しめる。
CG技術の発達で最近はSF映画が増えているが、こうしてもう一度この偉大な作品を見直すと安っぽいSF映画で時間を潰すのはバカバカしくなる。
SF作品の定番
きれいでかつダイナミックな表現を用いていて常にこの先はどんな展開になるのかと期待させてくれる作品だった。
指輪を破壊するという目的に向かっていく中でその指輪を手にしたいという様々な人の葛藤であったり、常に敵が立ちはだかったり、仲間が心を奪われてしまったりと、SFファンタジー作品の王道そのものという感じだった。また、3部作を通して成長していくホビットたちの姿を見て大人になっていく子どもというのがどうあるべきなのかということもよくわかったと思う。それは、今どんな目的を持っていて、そのために何をすべきなのかということを考えることだと思う。確かにしたいことやしたら楽しいことはたくさんあるかもしれないが、本当に大切なことは目的を見失わずに一つ一つの目標を見極めていくことだと思う。
そのようなことを学ばせてもらった作品だった。
ぜひ、原作である指輪物語も読んでみたいと思った。
名作はやっぱり名作。
二度目の鑑賞。懐かしいながらも、壮大な物語を久しぶりに堪能しました。割と長い映画なのに、やっぱり面白くて、ワクワクしながら楽しんで観れました。種族をこえて指輪の力に翻弄される人びとの姿が印象的です。弱さがあるのも、また真実なのだと実感しました。
ホビットシリーズ後に見直す
面白かった 長かった
The fellowship of the Ring ピーター・ジャクソンが紡ぐ一大叙事詩
J.R.Rトールキンの「指輪物語」を原作オタクだったピーター・ジャクソンが3部作で映画化した第一作です。未だに不思議なのは何故日本では副題の「旅の仲間」がついてないのでしょうか?原作ではもちろんついてますし、最初っから3部作ってわかってたのにね?
この作品劇場公開版とスペシャル・エクステンディット・エディション(以下SEE版)があるのですが、個人的におススメはSEE版です。劇場公開版では削除されてたシーンが追加された事で、より物語に深みがでています。劇場版では単なる悪役ポジだったボロミアが出番が増えた事で強さと弱さを併せ持つ人間味のあるキャラクターになっていたり、ホビット庄のシーンやエルフから贈り物をもらうシーン等が追加され、劇場版では「あれ?いつの間に」っと思う所がちゃんと補完されています。かゆい所に手が届いてます。
確かに長いです。ただでさえ長い映画がSEE版だと更に長くなっているのですから、この第一作だけでも208分、3部作全部合わせると11時間半にも及ぶ長尺になってしまいます。30分アニメだったら2クール26話分と「中つ国サーガ読本」という解説本に書いてありました(笑)確実に忙しい現代人には向いてないですね。それでも映画を観た満足度は確実にSEE版が上です。
この作品をその後映画化された前日譚の「ホビット」を観た後で再度鑑賞すると会話の節々にドラゴンの事であったり、トロルの事であったりと「ホビット」のシーンの話が出てきて思わずニヤリとさせられます。「ロード・オブ・ザ・リング」が作られたのは「ホビット」より10年近く前になるのに最初っから絡めていたなんて凄い話です。ピーター・ジャクソンが原作を読み込んでいる事が伝わります。そして「ホビット」では大活躍だったビルボ・バキンズのその後に少し切なくなりました。「ホビット」を観る前と観た後ではビルボというキャラクターへの思い入れが変わってるんですよね。
もし劇場公開版を観て心に残る所があったら是非SEE版をおススメします。この映画でしか味わえない世界観。風光明媚な中つ国、ホビットの素朴な暮らし、エルフの神秘さ、オークの不気味さ等々の現実ではありえない世界に存分に浸る事ができます。本当にピーター・ジャクソンの作品への愛情が感じらる映画史に残る作品です。
再鑑賞履歴
2022/1/4
お正月休み中つ国再訪第4弾
再々鑑賞履歴
2022/9/19
IMAXにて
久しぶりに観て
生きるということ
大袈裟かもしれない。
しかし私はこの作品で、生きるということを学んだ。
人には守らないといけないものがある。
それは人それぞれで、家族だったり恋人だったり友人だったり、目に見えないが信念だったり誇りだったり。
そんな、沢山ある中、共通するのはその思い。守りたいという思い。
作中では色んな形の守りたいという思いが見える。
それぞれの思いを抱き旅に出る9人の仲間。
そしてその思いを繋ぐ、指輪という存在。
指輪は邪悪なしるしとして、初めはとらえていたが、何度も観る度に実は指輪という存在が上手くその強い思いを繋ぎ止めている事に気付いた。
人は共通の敵がいると、団結し強くなる。
まさにそれがサウロンで、敵を倒すための武器であり敵でもあるのが指輪だ。
その指輪が有る限り、敵は敵であり続け、尚且つそれにより仲間は仲間であり続ける。
人間社会も同じだと思う。
共通の敵がいて、例えばそれが上司で、その上司に対して同僚や先輩後輩と、従い反発し愚痴を言い合い仲を深めていくことがあると思う。
そんな日常を感じさせつつ、しっかりとファンタジーの非日常さを忘れさせない作品。
ピータージャクソンやその他関係者が言っていた、この作品はイギリスの歴史という言葉。
観終わった後、まさにその通りだと確信した。
この映画のテーマはなんだ?と言われても、一言には収まりきらないように思う。
強いて言うなら、「生きるということ」。
これは、イギリスの歴史で、ファンタジーで、この世界に住む全ての生き物の生を表す映画だ。
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