「【タラちゃんの日本をメイン舞台にした復讐を誓った花嫁の復讐劇。國村隼さんは斬首されるし、高校生の殺し屋栗山千明さんもヤラレテマス。ストーリー展開はシンプルなのに、何でこんなに面白いのかなあ・・。】」キル・ビル NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【タラちゃんの日本をメイン舞台にした復讐を誓った花嫁の復讐劇。國村隼さんは斬首されるし、高校生の殺し屋栗山千明さんもヤラレテマス。ストーリー展開はシンプルなのに、何でこんなに面白いのかなあ・・。】
■結婚式のさなか、かつてのボス・ビルとその手下たちの襲撃を受けた暗殺団の元エージェント、ザ・ブライド(ユマ・サーマン)。
長い昏睡状態から奇跡的に目覚めた彼女は、夫と胎内の子供の命まで奪われたことを知り、自分を裏切ったビルと昔の仲間たちに復讐を開始する。
◆感想
・どう見ても、タラちゃんが香港ノワールムービーや、日本の任侠映画に影響を受けて制作した作品である。
・ストーリー展開はシンプルで、結婚式の際に身内及び夫と、体内の子を失った復讐を誓ったザ・ブライドが病床から復活し、自分達を襲った昔の仲間である、ヤクザの大親分になっているオーレン・イシイ(ルーシー・リュー)を追って沖縄になって来る。
ー で、國村隼さんや高校生の殺し屋、栗山千明さんが出演。
もう、無茶苦茶なのであるが、何故か面白い。
普通、ハリウッド大作で日本を舞台にした映画は、残念な感じがするが今作は
【残念な感じを超越した面白さ】が炸裂しているのである。
変な演歌も効果的であるし、ハットリ・ハンゾーを演じた表向きは寿司屋の千葉真一さんが、絶妙である。ー
<今作は、且つてレンタルビデオに行っても、常に貸し出されていて切歯扼腕していたが、漸く観れた作品である。
ストーリー展開はシンプルなのに、何でこんなに面白いのかなあ・・。
それは、多分タランティーノ監督が、自分の好きな香港ノワール映画や、日本の任侠映画の面白い部分を存分に自身が望むように作ったからではないかな、と思った作品である。
タランティーノ監督が”自分が好き!”と思って制作した作品を商業ベースでも成功させ、自らの代表作の一つにしてしまうシネフィルぶりは凄いよね。>
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