アイランド(2005)のレビュー・感想・評価
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実際にどこかで行われていそう
面白かったです!
実際にこんなことが世界のどこかで行われていても不思議じゃない・・・。
命とはなんなのかを考えさせられるストーリーでした。
話の展開もハラハラして面白く、映像も全体的に近未来でオシャレな感じがしました。
車の横っ腹
今回もやられちゃいました。過去に車の横にぶつけられたことのある人にとっては、一瞬のうちに記憶が甦ってくるのです。『ボーン・スプレマシー』『フォーガットン』『ダニー・ザ・ドッグ』、そしてこの『アイランド』。ぶつけられると、痛いだけじゃなくて、ドアを交換しなくてはならないのです。そして、ドアを交換するとなったら、鍵穴が違うので別の鍵で開けなければいけなくなるのです!もしそうなったら、痛くもない肩を痛そうに押さえて人身事故扱いにしたほうが得策です。保険では別鍵の不便さまでみてくれませんから・・・(と、映画鑑賞中にそこまで考えてしまうんだから・・・泣)。
予告編やあらすじを見ると、ほとんどネタバレ状態のこの映画。それでも、146分もあるんだから衝撃的な展開や面白いひねりがあるのではないかと期待する。しかし、衝撃的な展開といえば、実は「SFのプロットをちょいと拝借しただけのアクション映画だった」ことが気づいたことでしょう。カーアクションは天下一品。しかし、いつもやりすぎ感が残るマイケル・ベイ監督なのです。鑑賞中も、「あまりやりすぎると、またラジー監督にノミネートされちゃうよ・・・」と今回も心配してしまいました。
クローン人間のストーリーでは、手塚治虫著の漫画『火の鳥 生命編』が最も好きだ。最もつまらないのは、ジョン・フランケンハイマー監督の『D.N.A』であろう。そして、マイケル・ベイといえば、このフランケンハイマーの息子なのだそうだ。もしかして、悪しきラジーなDNAを優性保護法(?)によって彼が受け継いでいたとしたら・・・
そんなことより、この映画ではキャスティングがいいですね。ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン、ジャイモン・フンスー、スティーヴ・ブシェミ、ショーン・ビーン、マイケル・クラーク・ダンカン。さて、仲間はずれはだ~れだ?実はショーン・ビーンだけがゴールデン・グローブ賞にノミネートされていない。そして、アカデミー賞、GG賞ともに誰も受賞していないということがわかりました。今回、まともな感想文になってないですね・・・(いつもか?)。
映画館-12
命の価値について考える近未来SF
What is the Tofu anyway. 意外と面白いマイケル・ベイの近未来SF!
特に期待してなかったのですが、意外に面白かった近未来SF作品。ちっちゃいタブレットで観てしまったのですが、ちゃんとテレビ画面で観れば良かったとちょっと後悔しました。それぐらい面白かったです。
設定がちゃんとしてる所が良いですね。倫理的問題を無視してお金に走ってしまう企業って現実にありそうですもん。しかし、あれだけのクローンが暮らせる施設を確保しながら利益を出すと考えると、クローン1体の販売金額って物凄い事になってそう。
ユアン・マクレガーもスカーレット・ヨハンソンも今観ると若いですね!スティーブ・ブシェミが出てるのが何だか嬉しかったです。そして「生きる死亡フラグ」の異名を持つショーン・ビーン。いい人から悪役までこなせる良い役者さんですね。
人間の基準とは何か?という難しい問題を含みながらも、SF的なガジェットも沢山出てきて話のテンポも早いのでサクサク観れる今作。あまりヒット作ではなくてもマイケル・ベイ監督の才能が遺憾なく発揮されてると思える良い作品でした。
想定の範囲内
クローンというテーマから探した為か、最後まで想定の範囲内だった。
何も知らずに見たら印象も違ったかな。
フィクションのアクションシーンに突っ込むのも野暮だけど、最後にクローンのリンカーン(ユアンマクレガー)がワイヤーだけで助かってたところがなんとも腑に落ちないのは私だけかな〜
真ん中
なんか普通だった。
当時見てれば、また違った感想だったかもですが。
設定とかは面白いんですけどねぇ...
都合が良すぎなんですわ。
特になるほどそうだったか!というシーンも前半意外無いしね。
クローンっていう設定なんだからもっと生かしてほしいし、会社は普通に逃げられて終わり。
もう少し一般社会との混ざりあい?があっても良かったし、、スカヨハ本体側との兼ね合いや、子供どうするかとか、あっさりしすぎじゃね。結局二人の逃避行で終わっちゃってるんだよ。
もっと葛藤とかあっても良かったかなーと。
ここまで書いて、あ、でもクローンは精神年齢低いんだっけ...とか思って、ならしょうがないかなとかw(どっちだ
まぁなので娯楽としてはいいんじゃないかな。
テーマ重そうだけど内容はそこまでだし。
なので普通の評価+スカヨハないすばでーということで3.5ですw
近未来SF。2019年ってあと4年後だ〜と思い全然違うな〜とがっか...
よかった
クローン人間がとても切なく描かれていてよかった。
ブシェミを駅で射殺する辺りから、急にバカっぽくなる。衆目に何を見られても目的のためなら平気で手段を択ばないアホな悪の組織と言う描き方で残念だった。監視カメラなどがいくらでもありそうな未来社会でそんな事をしたら後から検証されて悪事が全部バレてしまうだろう。
そもそもクローン人間を蘇生させて生活をさせる必要もあるだろうか。臓器が必要になったら蘇生させて手術をしてしまえばいいのではないだろうか。
いろいろ気になるけど午後のロードショーで見る分にはちょうどいい面白さだった。
すげー面白い
未来の保険
未来の保険としてクローンを作り出し、臓器移植などに役立てる設定は面白い。でも、そのクローンの反逆で、クライアントである本人が殺されちゃうってのは、怖いね…。
確かに、クローンとしてうまれた主人公が自分の意思を持ちはじめて、クローン仲間を守り、最後はハッピーエンドの演出だけど、保険に入ったクライアントとしては、自分のクローンが逃げ出したら、こりゃどうなるのって感じの映画でした。
見せ場はアクションなのか倫理性なのか
総合:55点
ストーリー: 45
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 70
アクションシーンの映像とかは悪くないのだが、いかんせん物語性がひどい。
施設で隔離されて刺激を与えないように育てられたクローン人間。大勢の人が関わって数千人の違法な人間のクローンの育成をしても、それが世間にばれることがない。
またクローンたちは武器の取り扱いはもちろん、信号が赤だと乗り物は止まるということすら知らない。それが脱走するやいなや乗り物を乗り回し武器をもって戦いだすタフぶり。アクションが派手なだけに、その非現実性にあきれてしまう。
アクションやりたいのならばこんな無理な設定にしないで、普通の犯罪ものにすればいい。クローンの倫理性やりたいのならば、物語の根本的なやり直しが必要。
何年生きれるの?
すごい丁寧に作ってある。
どのシーンも一つ一つが宝石みたいで、眺めまわしたいです。
大がかりなセットが素敵、液体とチューブとホログラム。SFファンが見た夢そのもの。
逃亡劇でもあり、社会派の訴えを持ち、さらに大衆も置いていかない。
バランスのとれた良いSF映画です。
彼らの耐久年数が決まっている(って言ってましたよね?)のでは、
助かったとしても僅かな時間しか生きられません。ベジタブルだからー。
その意味では無意味な逃亡だったのですけど、社会問題としては解決という終わりだったので、一応の決着はつき、意味があったと見ていいのでしょう。
しかしベジタブルなのに何故心を持ち、記憶を持ったのか。そこは謎のままです。
大幅な欠陥?それとも人類の発明がたどり着いた神秘?
神の意思が降臨して彼らに記憶を与えたのでしょうか。
ユアン・マクレガーつながりで見たのですが、ユアンは純粋な役が似合います。
この子は友達か?とポルノ写真を見ていうのが面白い。何で裸か?と聞くのもいい。
ちょっとした会話もセンスや笑いがあるので、良い脚本だと思いました。
マイケル・ベイワールド炸裂!でも社会派?!
ようやく旧作扱いになった「アイランド」を早速借りてきました。
ところで、監督って誰だったけ、とど忘れしてて、
クレジットを見て思い出しました、マイケル・ベイでしたね。
この作品、公開時「宇宙戦争」「スターウォーズEP3」と
大作ぞろいの中での公開だっただけにとても難しい立場にありました。
結局のところ、酷評されはしたものの、すぐに忘れ去られた感があります。
でも、総評から言うと、ぜんぜんおもしろかったです。
マイケル・ベイらしい作品にちゃんと仕上がってる、
というか要所要所がもうマイケル・ベイワールド。
お話は、完全管理体制の施設の中からはじまります。
クローンのお話ということはわかってますので、
この施設がクローン培養の施設であることは見ての通りです。
そこで、ユアン・マクレガー扮する主人公のリンカーン
(実はこのネーミングは意味があるのです)は、
自分たちのこの施設の生活に疑問を抱きます。
ここで、彼を手助けする二人がキーマンです。
ひとりは、6区の技術者マッコード(スティーヴ・ブシェミ)
マイケル・ベイの作品「アルマゲドン」でもかなり特異な独特のキャラを演じてます。
マイケル・ベイ作品にはなくてはならないし、彼が出てたら安心できます。
そして、もうひとりは、脱走したリンカーンとヒロインのジョーダンを追跡する
ローレント(ジャイモン・フンスー)彼の存在がラストの伏線となってますし、
彼がこの作品のテーマの一角を担っています。
ところで、作品の進行自体はもうマイケル・ベイのこれまでの作品の集大成的な映像でした。
もうカメラは回る回る、これでもかってぐらいグルングルンしています。
そして、今回も出ましたカーアクション。
2019年という近未来の設定で、空には近未来的な浮遊物が飛んでるのに、
地上ではあいかわらずアナログなタイヤ走行の自動車が走ってました。
この辺のギャップもカーアクション観てたらどうでもよくなります。
まさに「バッドボーイズ」です。
マイケル・ベイは多分これやんないとダメなんだろうね。
それで、今回のこの作品のテーマはというと「奴隷解放」です。
クローンを黒人に投影させて、「黒人差別」や「奴隷問題」を取り扱った
非常に社会的な作品だったのです。だから主人公の名前がそうなんですね。
結構深い作品でぼく的にぜんぜんOKでした、娯楽作品としてはね。
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