インファナル・アフェアのレビュー・感想・評価
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おうち-192
あの、タクシーの上にドン!、と
ラストのエレベーターのシーンの不条理さよ。
3カ国どのバージョンでも心打たれる。
あまりにも有名な本作。
もはや香港映画と言われればこれが浮かぶのですが、『ディパーテッド』も見て、『ダブルフェイス』も見て、本作を見てないってのはちょっとあれだと自覚してました。
アンディ・ラウの狼のような野生さが宿る目と、
対象的に、トニー・レオンの狼につままれたような怯えた目。
ぞんざいに置かれた書類とか、映画館のシーンとか、ちょっと気になるところありますが、冒頭に述べた2つのシーンが私はどの国のバージョンでも好きすぎることが判明し、モーマンタイ。
なんであんなに美しいの。哀しいのに。救われないのに。不条理なのに。
この感じ、どっかで、、、と思ったら、『レオン』を観たときと同じ心のざわつきでした。
国によって違いもちゃんと感じられる。
香港なのに、全体的に乾いた空気が漂う色合いや音楽、カットの仕方も素敵。
これ、韓国版見てみたいなぁ。なんかドロドロ描いてくれそうで、ハマりそう。
最高!
もうこの映画は何度も観ているが、今回4Kでのリバイバル上映、ぜひ映画館で観たい。やはり何度見ても面白い。最高です。映画館で観る価値のある映画ですね。続けてⅡを。 2023/11/19
この映画は好き過ぎて何をどう話していいのか、、、、、。ストーリーがかっこいい。アンディラウ、トニーレオン、アンソニーウォン、出演者がかっこいい、香港という街もかっこいい。
リメイクで「ディパーテッド」、リメイクではないけど韓国の「新世界」似た映画はあるけどインファナルアフェアを超えるものはないでしょう。
DVDを買うことは滅多にないけど、この3部作は買って保存版。何度観たことか。時には二作目から一作目に戻って観てみたり。
ただ、女の人でこの映画を好きな人があまりいない事が寂しい💦
久しぶりに鑑賞(何回めかもうわかりません)
改めて観ると、ウォン警視とヤンはこっそり会うのになぜ屋上?目立つじゃん!とは思ったけど、絵的にカッコ良いから許せちゃいます。
1番好きな場面は麻薬取引現場に突入するところ!ヤンとウォンのモールス信号のやり取り、必死に探ろうとするラウ。サムに情報を流そうとするラウ、緊張感あふれる場面が何度観てもゾクゾクする。
あとヤンとラウが屋上で(これも目立つじゃん!)会うシーン。ヤンがピストルを構える、、、もうカッコいい〜😍
西島秀俊が香川照之にピストルを向けるシーン、日本版でも別のドラマ(MOZU)でもあるけど、やっぱり本家、アンディラウとトニーレオンの方がカッコいい〜‼️
2020/05/19
惹き込まれる設定、粗いストーリー
ハッピーエンドではない、どちらかというとバッドエンド、なんとも救われない結末・・。なかなか衝撃的でしたね。
2人のダブルフェイスが交錯する設定は面白かった。取引現場での両サイドの攻防戦、その後の裏切りの者に互いに迫っていく展開など、緊迫感があってよかった。派手な銃撃戦シーンのない香港ノワールものって珍しいですね。
ただ、ツッコミどころもいくつもあった。
・マフィア側の仕事を堂々と警察のデスクでやるラウ
・あげく、資料を置きっぱなしして、ヤンに正体がバレるラウ
・急に心変わりして善人を目指すラウ
・なんの前触れもなくウォン警視を警察の包囲網の中で殺してしまう軽率なサムファミリー
・極少数しか知らないウォン警視の居所にマフィアが大挙して現れたのに、ラウになんの疑いも持たない警察
途中から、そのストーリーの粗さの方が目についてしまったなぁ。。
救われない切なさ
3部作になるとは思ってなかった
香港ノワール最高傑作
再鑑賞。
好きすぎて定期的に観てしまう作品。
1~3全て好き。
トニーレオンの男のセクシーさに惚れ込む。
マフィアへの潜入と警察への潜入、男同士の友情と深い絆、心揺さぶられる。
全編においての携帯電話や発信器を使い指でモールス信号を送るしぐさ・音、歩きながら書類を叩くシーン、緊迫した場面での突然の電話。ゾクゾクします。
いつバレるんじゃないかと心では思いながら表情には出さず終始緊迫した空気が2人間に流れてる。一瞬たりとも見逃せない。
この後に続く2と3に向けての伏線も含まれていてなんともニクい演出。
正直、繋がりでアレ?違うぞ、おかしいぞって事柄もあるけど、そんなもの吹っ飛ばせるくらいによく出来ていて最高な作品。
これを参考にした作品やリメイクなど多々あるのも頷ける。
私の中で香港ノワール最高傑作!
三本中、二番目に好きです
深淵を覗くものは
物語後半から加速度的に面白くなるノワール・サスペンス。潜入捜査官は優秀であればあるほど潜入する側そのものになっていく。犯罪組織に身を置きながら最後まで警官だったヤンと、犯罪組織から抜け出そうとして犯罪に手を染めたラウ。対称的な2人は対称的であるがゆえに、決定的な違いがあってそれが2人の生死を分ける。生き残ったラウはもはや決してヤンのような刑事にはなれない。生き続ける限り、決してなれないものに憧れ続けるという苦しみを背負うことになる。
最後まで予想の出来ない展開。
非常に面白かった。
先が読めずハラハラドキドキの連続。
ウォン警部がエレベーターで捕まるシーンも敢えて助かったと見せて捕まる・・・。
トニー・レオンの憂いをおびた表情も良いしアンディ・ラウのギラギラした感じも対象的で良かった。
ただ憎まれっ子世に憚る的な終わりに気持ちがモヤモヤする・・・。
深い!
二転三転!!
最後までどっちが勝つのかわからない。ラスト15分は戦局が目まぐるしく変わって、まさに手に汗握る展開だった。
ウォンもサムもヤンも死んでしまうとは。それぞれ死に様が全く違くて痺れる。
ラウはほんまえげつない。無限地獄にハマるのはラウだったか。。。
潜入の証拠を消すためにサム殺害→封筒で潜入がバレたのでヤンのデータ削除→更なる証拠を捕まれて万事休すだったところを潜入の同志に助けられるものの、身バレを恐れてそいつも殺害。
善人に戻ろうとすればするほど、消さなければならない人が出てくる。一生苦悩するだろな。。。
でも、自分の道のためにあらゆる手段も厭わない姿はかっこいい。
中国映画なめてた。ダラダラする時間もなく、めちゃくちゃ面白かった。
Infernal Affairs
●どっちの潜入がいいかなあ。
アジア映画の大傑作
何度見ても、「ディパーテッド」を観ても、インファナルアフェアは面白い。時間も100分程度で中だるみも一切なく、ノンストップで興奮と緊張の男たちの熱い世界を見せてくれる。
トニーレオンは一見だらしなく頼り甲斐なく見えるけど、器のデカい兄貴気質のやる時はやる男で、やっぱりちゃんと見たら男前で格好良く、だけど潜入という立場上誰にも本心を語れない信用出来ない苦しみを常に抱いてる様は痛々しく、
アンディラウはギラギラした向上心の塊のような生意気な一匹狼で、
両方ともビジュアルとキャラが完璧に合ってて、それも世界観にリアリティを与えたと思う。
何度も二人が近づきそうで実態が掴めず、周りの仲間を減らしラストに向かって行く緊迫感は他にない。
アクションシーンは決して派手ではないけど頭に残るので、二人の関係性も含めて見せ方や演出がめちゃくちゃ上手いと思う。
インファナルアフェア三部作はもはやアジア映画の枠を飛び越えて世界的歴史的三部作だと思う。
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