インファナル・アフェアのレビュー・感想・評価
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精神的にも極めて危険な仕事
アンディラウ扮する香港マフィアのラウは、ボスによって警察へ送り込まれた。一方、トニーレオン扮する警察を退職したかに見せかけたヤンはマフィアへの潜入捜査に行かされた。
潜入捜査と言えば、トムクルーズ主演作フェイクもあったが、麻薬に手をつけなきゃならないし、精神的にも極めて危険だ。逆に警察に入った方はどうなのか? 良心が芽生えやしないか? どちらも命をかけたしんどい仕事だな。バレやしないかドキドキするね。
正義はどこに?
なんとも後味の悪い話だった。
ヤン捜査官もウォン警視も何も報われなかった上に
ラウは警察官としての正義に目覚めかけても結局は、
保身を選んでしまったわけだ。
ラウがサムを殺したのも正義ではなく
それすらも保身だろう。
正義がまかり通らないのは現実では多々あることであろうが
物語としてどう続編に続くのだろうか?
面白かったとは思うけど、ちょっと続編を観る気が起こらないかも。
ディパーテッドは面白いのだろうか?
久しぶりにWOWOWで
公開当時は香港映画が流行っていて、映画館で香港映画をよく見ていた記憶がありますが、最近ほとんど映画館で香港映画を観ていない気が、、
すっかり韓国映画に押されている気がしますね
恋する惑星からトニーレオンが大好きで、この映画も映画館に見に行ったな〜
久しぶりにWOWOWで観ましたか、今観ても素晴らしい傑作でした
この映画の持つフィルムノワールの儚げな悲しい世界観が大好きでした
ハリウッドのリメイク作では、この世界観は表現されてなかったのが非常に残念だった記憶があります
久しぶりに昔の香港映画のお気に入りのウォン・カーウァイ作品などを観たくなっちゃいました
2021年自宅鑑賞⑨
僕の秘密を覚えていてね
2023.11.3.
映画館で見ることができました。細部までよく覚えていたなと驚きました。何度も何度も見たからです。ありがとう。
2020.9.14.
久し振りに見た。トニー・レオンが素敵であることが本当に本当によくわかった。眼ですべてを物語ってしまう。時折見せる笑顔には泣けてしまう。お話としてはとても辛いです。リー先生が居てよかった…。
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アンディ・ラウというスターが、これだけシャープな悪役をはるっていうだけで、すごいなと思いました。全てがかっこよかった!
ヤンの辛さに心打たれました。
ヤンとラウが、出会っているのに出会わない感じがいいなあと思った。音楽&ステレオを通して会っている所、その音楽はサムの妻が好きだった音楽であること、その妻と同じ名前の女性と結婚するラウ、ヤンと精神科医の先生との信頼関係(「僕は警官です」と言葉にする場面は胸が痛んだ)、ヤンのおそらく以前の恋人だった女性(子どもも実はヤンの子だと思う)、モールス信号と携帯のヒリヒリ感溢れる役割、ラウが手に書類など持った時の癖(流石に、警察学校でトップの優等生で注意力満点のヤンだけある!)、ストーリーも小道具も、タクシードン!も、エレベーターの使い方も、本当に良くて面白くて感動しました。
香港ノワールの金字塔
マフィアから警察に潜入するラウと潜入捜査官としてマフィアに取り入るヤン。二人の潜入捜査故の誰にも言えない孤独、生きながらの苦しみ。
「無間道」とは「一度入ると抜け出せない、絶え間なく続く苦しみ」。正に言い得て妙なタイトルだと思った。
立場的にヤンの方がキツイなぁと思った。バレたら殺されるから。いつ終わるか分からない潜入捜査への苛立ち、自分の正体を知っている人間が減っていく恐怖。
ウォン警視が目の前で死んだときの悲痛な表情というのはとても印象的だった。
ヤンは死に、警察官だということが証明された。一方、引き続き警察に居続けるラウ。
ラウは何を思い、ヤンに敬礼したのか?
ヤンは無間道から解放され(と思っている)、ラウは苦しみ続ける。
屋上
あー面白かった!
ずーっと引き込まれるね。
どっちが悪党なんやろ、、
最後まで観てから
…あれ? これ観たことあるわぁー
(思い出した)😅
トニー・レオンとアンディ・ラウ
こんなにも男の色気が溢れてるんやね、、
おうち-192
あの、タクシーの上にドン!、と
ラストのエレベーターのシーンの不条理さよ。
3カ国どのバージョンでも心打たれる。
あまりにも有名な本作。
もはや香港映画と言われればこれが浮かぶのですが、『ディパーテッド』も見て、『ダブルフェイス』も見て、本作を見てないってのはちょっとあれだと自覚してました。
アンディ・ラウの狼のような野生さが宿る目と、
対象的に、トニー・レオンの狼につままれたような怯えた目。
ぞんざいに置かれた書類とか、映画館のシーンとか、ちょっと気になるところありますが、冒頭に述べた2つのシーンが私はどの国のバージョンでも好きすぎることが判明し、モーマンタイ。
なんであんなに美しいの。哀しいのに。救われないのに。不条理なのに。
この感じ、どっかで、、、と思ったら、『レオン』を観たときと同じ心のざわつきでした。
国によって違いもちゃんと感じられる。
香港なのに、全体的に乾いた空気が漂う色合いや音楽、カットの仕方も素敵。
これ、韓国版見てみたいなぁ。なんかドロドロ描いてくれそうで、ハマりそう。
最高!
もうこの映画は何度も観ているが、今回4Kでのリバイバル上映、ぜひ映画館で観たい。やはり何度見ても面白い。最高です。映画館で観る価値のある映画ですね。続けてⅡを。 2023/11/19
この映画は好き過ぎて何をどう話していいのか、、、、、。ストーリーがかっこいい。アンディラウ、トニーレオン、アンソニーウォン、出演者がかっこいい、香港という街もかっこいい。
リメイクで「ディパーテッド」、リメイクではないけど韓国の「新世界」似た映画はあるけどインファナルアフェアを超えるものはないでしょう。
DVDを買うことは滅多にないけど、この3部作は買って保存版。何度観たことか。時には二作目から一作目に戻って観てみたり。
ただ、女の人でこの映画を好きな人があまりいない事が寂しい💦
久しぶりに鑑賞(何回めかもうわかりません)
改めて観ると、ウォン警視とヤンはこっそり会うのになぜ屋上?目立つじゃん!とは思ったけど、絵的にカッコ良いから許せちゃいます。
1番好きな場面は麻薬取引現場に突入するところ!ヤンとウォンのモールス信号のやり取り、必死に探ろうとするラウ。サムに情報を流そうとするラウ、緊張感あふれる場面が何度観てもゾクゾクする。
あとヤンとラウが屋上で(これも目立つじゃん!)会うシーン。ヤンがピストルを構える、、、もうカッコいい〜😍
西島秀俊が香川照之にピストルを向けるシーン、日本版でも別のドラマ(MOZU)でもあるけど、やっぱり本家、アンディラウとトニーレオンの方がカッコいい〜‼️
2020/05/19
惹き込まれる設定、粗いストーリー
ハッピーエンドではない、どちらかというとバッドエンド、なんとも救われない結末・・。なかなか衝撃的でしたね。
2人のダブルフェイスが交錯する設定は面白かった。取引現場での両サイドの攻防戦、その後の裏切りの者に互いに迫っていく展開など、緊迫感があってよかった。派手な銃撃戦シーンのない香港ノワールものって珍しいですね。
ただ、ツッコミどころもいくつもあった。
・マフィア側の仕事を堂々と警察のデスクでやるラウ
・あげく、資料を置きっぱなしして、ヤンに正体がバレるラウ
・急に心変わりして善人を目指すラウ
・なんの前触れもなくウォン警視を警察の包囲網の中で殺してしまう軽率なサムファミリー
・極少数しか知らないウォン警視の居所にマフィアが大挙して現れたのに、ラウになんの疑いも持たない警察
途中から、そのストーリーの粗さの方が目についてしまったなぁ。。
救われない切なさ
正直、これほどハマるとは思わずに観た作品です。
特に前もって知識も持たずに見始めましたが、グイグイと世界に引き込まれ、結果DVD も購入してしまいました。
何と言うか、重く暗い救われない話ですが、そこにある人間臭さがたまりません。
元気のない時や仕事で疲れている時には観てはいけません(^-^;
それでも、引き込まれてしまう作品の世界観は秀逸です。
3部作になるとは思ってなかった
何が善で、何が悪か・・・アンディ・ラウの心の葛藤と、トニー・レオンの常に怯えた心理がとても上手く描かれている。かなり満足だった。
ラストにはやりきれないくらいの感情を植え付けられ、世の中これでいいのか?と問題提起しているような映画だ。社会派推理小説を読み終わったあとに味わう感覚に似ていた。
残念なのが最後のテロップ
香港ノワール最高傑作
再鑑賞。
好きすぎて定期的に観てしまう作品。
1~3全て好き。
トニーレオンの男のセクシーさに惚れ込む。
マフィアへの潜入と警察への潜入、男同士の友情と深い絆、心揺さぶられる。
全編においての携帯電話や発信器を使い指でモールス信号を送るしぐさ・音、歩きながら書類を叩くシーン、緊迫した場面での突然の電話。ゾクゾクします。
いつバレるんじゃないかと心では思いながら表情には出さず終始緊迫した空気が2人間に流れてる。一瞬たりとも見逃せない。
この後に続く2と3に向けての伏線も含まれていてなんともニクい演出。
正直、繋がりでアレ?違うぞ、おかしいぞって事柄もあるけど、そんなもの吹っ飛ばせるくらいによく出来ていて最高な作品。
これを参考にした作品やリメイクなど多々あるのも頷ける。
私の中で香港ノワール最高傑作!
三本中、二番目に好きです
三本のなかでこちらが一番好きです。
台湾住んでたときに何度も何度もテレビの映画チャンネルで見かけたけど、広東語に中国語字幕でついていけなかった。
今回日本語字幕でみて、そりゃこんだけ複雑でテンポ早いとついていけんわと納得。
そしてこんなにおもしろい内容だったのか、そら台湾人の友人も何回でも見るし、内容聞いても複雑で説明できんよね、とさらに納得。
何度も見返したくなる作品の一つです。
梁朝偉の髪型、これ一番似合ってる気がするのはわたしだけでしょうか。
深淵を覗くものは
物語後半から加速度的に面白くなるノワール・サスペンス。潜入捜査官は優秀であればあるほど潜入する側そのものになっていく。犯罪組織に身を置きながら最後まで警官だったヤンと、犯罪組織から抜け出そうとして犯罪に手を染めたラウ。対称的な2人は対称的であるがゆえに、決定的な違いがあってそれが2人の生死を分ける。生き残ったラウはもはや決してヤンのような刑事にはなれない。生き続ける限り、決してなれないものに憧れ続けるという苦しみを背負うことになる。
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