エターナル・サンシャインのレビュー・感想・評価
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素晴らしさの再確認
初めて見た22.23歳の頃は適当な恋愛をしてたからか、記憶の中では評判は良かったけど自分にはイマイチだったな…だった。
だけど、みんなに面白さが分かって自分には分からないのは何か悔しい!と思い13年ぶりくらいに観たら、とても良かった!
パッケージのカラフルさからは程遠い陰鬱な暗い映画だなと思ったのも、思い出して懐かしかった。
だけど、内容はと言うと当時とは間逆で、時間軸をズラして考えさせる手法や、記憶を辿って行く思い出の冒険はもどかしくて切なく、そして笑えた。
人生も同じで恋愛や新しい事を始めたばかりの時は景色がキラキラ光ってるけど、慣れて行くといつもと変わらない景色でマンネリ化もするし、このままで良いのかなと思うのだけど、全て失った思い出の中はキラキラしてると言う事はよくあって後の祭りなのだけど、この映画はそれを取り戻せると言うか、たとえ忘れても運命が結び付けると言うのがとても良かった。
嫌な思い出も考え方次第で良い物になると言うエンディングの曲が全てを物語っていた。
結婚してから見直したと言うのもあるかもしれないけど、夫婦ってこういうものかもしれないな。と思った。
髪の色を色々帰ると言うキャラの演出が効いていて時間軸を困惑させたり、社員たちのチャランポランさも映画入り込む要素になってとても面白かった。
大切な人に会いたくなる
嫌なことを消す記憶抹消のビジネス。こんなのホントにあったらいいな〜とか軽い気持ちで鑑賞してたけどかなり奥が深かった!というのも、何度出会ってもやはり恋に落ちてしまうというテーマがポイントになっていると思う。
どんなに喧嘩した嫌な思い出も、愛している人との喧嘩なら愛しく大事な思い出なんだよね。ここで始めて全てが大事なんだ!と気づく。そして、何もないまっ皿な状態にも関わらず再び気になり、恋に落ちていく、、、
この人が好きなんだと心が感じるという脚本も演出も、しっかりしているロマンティックな物語になっていてとても楽しめた😆😆😆
今までコメディ作品に多く出演しているジム・キャリーが主役ということで、コミカルなものを想像してみたけど、意外とシリアスで真面目な演技を見ることが出来てよかった👍
最初から最後までハイセンスな作品で、これこそアーティスティックな娯楽作品だな〜っていう仕上がりになっているからオススメの1本にしたい。
いつもの映画に飽きて何か変わった面白いものを観たいときに、ぜひとも勧めたい作品!😊
脇役陣がすべて嫌な人間というヘンテコな映画なのに、評判が高くて困惑。
ネットで視聴(英語字幕)
「21世紀のSF映画ベスト25」の第3位がこれ。
ケイト・ウィンスレットは可愛いが、それ以外は胸糞が悪くなる糞映画。
とくにキルスティン・ダンストが、主人公が意識を失っているのをいいことにその隣でやりたい放題をやりつくすくだりは最悪。その彼氏もそうだが、イライジャ・ウッド演じる変態の助手ともども、職業意識も責任感のかけらもない、嫌な人間しか出てこない。
それにしては、DVDのパッケージが、いかにもなピンク色で、甘い甘いロマンス映画を連想させるが、どうしたらそういう発想になるのかわからない。キルスティン・ダンストら脇役陣のせいで、後味はかなり悪い。
というわけで、「21世紀のSF映画ベスト25」で紹介されていた映画は、いずれも期待外れ。
すくなくとも自分にとっては役に立たないガイドだった。
主人公ジョエルと彼女のクレメンタインは破局した。破局後、2人は互い...
主人公ジョエルと彼女のクレメンタインは破局した。破局後、2人は互いの記憶を失う手術を受けたが、ジョエルは手術中に彼女との楽しかった記憶を思い出し、記憶を失うことに抵抗する物語。この作品は脚本がすごい。ただのラブストーリーではない。
記憶という愛情装置
愛情が思い出を保管していて、記憶障害が愛する人との別れを演出するのかも知れないというような認知心理学や脳科学の仮説で研究はないのかなと思わされた。アメリカでは2組に1組、日本では3組に1組が離婚すると言われている。なぜ愛し合った出会いが別れを選ぶのか。記憶除去装置など無くても、自意識で忘れて愛した人を忘れてしまえる人が増えるのはなぜなのか。過剰なる欲望が消えた時にも、思い出を思い出せる人は、離れたいとは思わないのかも知れない。
二度見て欲しい映画
1度目は何てことのない映画でしたが、2度観て以降は何度も繰り返し見てしまうようになりました。
時系列が少しだけ複雑になっているので、1回目を真剣に見ていなかったせいかもしれません。
音楽もまた映像とマッチしてて素晴らしいです。
いつもと違う主役のふたり
私の知ってるジムキャリーじゃない!!そしてケイトウィンスレットもなんか意外!!
でもジムキャリーは優しい目で大人しい感じもかっこよかった〜そもそもかっこいいんだね。ケイトウィンスレットは意外な役だったけど様になってた!あの面倒くさい感じが最高にキュート。
あとロードオブザリングのフロドも出てきて、フロドだ!ってなった。
内容的には、エンディングソングが全てを物語ってるのかなと思う。『違う気持ちで振り返ってごらん』的なニュアンスだったけど、なるほど、記憶を再現してくうちにさらに好きになってったのだなと思った。
博士と受付の人の話もアクセントになってて、これ脚本が凄いんだって思った。
もちろん脳内を見事に表現した撮影も、すごかった。ああやって記憶の没滅だったり、曖昧さだったりを表現するのは凄い
気分によると思うけど
気分によると思うけど、
私の最近の気分にはちょうど良かった。
結局「自分が好きなもの」ってどうしても惹かれるんだな、と。
好きなものは、何度忘れても好きになる。
今自分は今の彼氏と別れようかな、と考えているところだったから、「また惹かれるのだろうか…?」と、なんか感慨深かった。
髪の色を変えて、時期が変わったのがわかりやすいし、色使いが綺麗。
時系列もいいと思った。
ケイト・ウィンスレットの役幅すごいね。
色んな役をするね。
落ち着いた役ばかりじゃなくて、こんなファンキーな役もできるのか。
恋愛して、我慢して、納得して
なんだろう。男女の仲って。
記憶を消したいのはわからいでもないが、ラクーナ社のスタッフのチャラチャラ感はいただけない。脳の記憶を破壊する作業なのにふざけててイライラした。
消されている最中のジョエルの意識の表現と、現実の表現が交錯しているのが時折分かりずらく感じてしまいました。
まぁ、独りで観る映画じゃないよね。
カップルでどうぞ。
うーん
こういう作品を観たい気分ではなかった。
全体的にメルヘン、SFな感じ。
ストーリーに工夫はあるし、映像化にあたって様々な工夫が凝らされているから完成度は高い。
相手の好きなところイコール憎いと思うところというのは本で読んだこともあって、納得。
ただ、この作品を観たい気分ではなかった。
忘れたいでも忘れたくない
恋したことすら忘れたいくらい辛い別れを経ても、忘れたくない想い出がある。
人間というものはギリギリの状況に立たされないとなかなか、感情の奥底にある真意を見いだせないのだなあ。
そんなギリギリの状況で、必死にお互いを求める2人、じんわりきます。
ジム・キャリーの冴えない退屈な男像がハマりすぎてて、すっかりイメージ覆されました。
幅広い役者ですねえ。
いいですね
恋愛ものは苦手です。
本当に見ません。
だけど、ジムキャリーということと、SFということで見ました。
面白かったですよ。
最期まで見て、なるほどなぁと思うとともに、ちょっと羨ましくもありました。
いいですね、こういうのも。
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