これからの私たち All Shall Be Well

劇場公開日:2025年12月13日

これからの私たち All Shall Be Well

解説・あらすじ

長年連れ添ったレズビアンカップルが、パートナーの急死によってさまざまな問題に直面する姿を描いたドラマ。「ソク・ソク」でゲイカップルの老後問題を描いたレイ・ヨン監督が、同性愛に対する偏見が根強く残る香港の現状を見つめるとともに、深刻な住宅不足や就職難、経済格差といった社会問題も浮かび上がらせる。

60代のレズビアンカップル、パットとアンジーは、公私ともに順調で穏やかな日々を送っていた。しかしある時、パットが急死してしまう。アンジーはパットの親族とも親しくしていたが、葬儀の形式をめぐって意見が対立。さらに香港の法律に従い、親族であるパットの兄が彼女の遺産を相続することになる。それは、パットとの思い出が詰まったマンションを終の住処と考えていたアンジーにとって、到底受け入れられない現実だった。一方、暮らし向きが厳しいパットの兄夫婦とその子どもたちも、それぞれの事情を抱え、葛藤していた。

2024年・第74回ベルリン国際映画祭で、優れたLGBT映画に与えられるテディ賞を受賞。第43回香港電影金像奨で作品賞ほか5部門にノミネートされるなど高い評価を得た。「ソク・ソク」で香港金像奨助演女優賞を受賞したパトラ・アウがアンジー役を演じ、本作では香港金像奨主演女優賞にノミネートされた。パット役は、約30年ぶりの銀幕出演となったマギー・リーが務めた。

2024年製作/93分/G/香港
原題または英題:従今以後 All Shall Be Well
配給:Foggy
劇場公開日:2025年12月13日

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