赤い柿

劇場公開日:2025年7月26日

解説・あらすじ

「台湾近代史3部作」と言われる「村と爆弾」「バナナパラダイス」「無言の丘」で知られる台湾の名匠ワン・トン監督が、同3部作に続いて1995年に手がけた作品。1942年に中国大陸で国民党軍の将軍の家に生まれたワン・トン監督の自伝的ストーリーが紡がれる。

1949年、国共内戦に敗れた国民党軍とともに王将軍一家も台湾への移動の準備を始める。やがて新天地・台湾へやって来た一家は郊外の広い日本家屋に暮らし始めるが、10人の子だくさん一家の暮らし向きは父親の退役とともに次第に苦しくなっていく。そんな中、赤い柿の実の絵を抱えて家族とともに大陸から台湾へやってきたおばあちゃんの知恵とユーモアが、家族の生活の支えになっていく。

大陸から台湾に移住した家族の生きざまや時代に翻弄される様子を、一家の祖母の存在を中心に温かなまなざしで描く。第33回金馬奨で最優秀美術設計賞を受賞。最優秀監督賞と最優秀主演女優賞にノミネートされた。「台湾巨匠傑作選2025 ワン・トン(王童)監督自伝的最高傑作『赤い柿』劇場初公開!」(25年7月26日~、新宿K’s cinemaほか)にて、デジタルリマスター版で日本劇場初公開。

1995年製作/168分/台湾
原題または英題:紅柿子 Red Persimmon
配給:オリオフィルムズ
劇場公開日:2025年7月26日

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映画レビュー

3.5 敗軍の将は

2025年11月9日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

癒される

台湾に渡った外省人の方の物語。敗軍とはいえ領土を保持した将軍の家族がこの暮らしなんですね。台湾に渡ってからの監督の少年時代の回顧録的な作品ですが、電気や水道があることに驚いたり、台語聞き取れなかったりとリアルな外省人の体験が描かれます。それでも子供同士は友達になったり恋愛したりとほのぼのです。
国のために命をかけて戦ってきた父親も子供からすれば、どっかで勝手に戦ってればいいのにと言われるあたりは単身赴任で頑張るお父さん達に刺さりそうです。
家族を大陸に残してきた人たちの新たな生活や、大陸に残った国民党軍の兵隊の行末なども実際あったんだろうなあという感じです。台湾人の一面を理解できる作品と思います。

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FormosaMyu

1.5 没落していく国民党軍の将軍一家の物語

2025年8月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

私としては、それほど面白いとは思えなかったかな。
中国の国共内戦末期から、没落していく国民党軍の将軍一家を描いています。

子だくさんの一家で、子どもが9人?10人?いるのであまり見分けがつかず、感情移入できなかったです。

ドラマチックなお話しですが、物語性は割と陳腐なところがあって、途中で飽きてしまいました。
過剰な演出がないのは良いけれど。

監督の自伝的ストーリーらしいですね。

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ねこたま

4.0 素晴らしい、飽きません!

2025年7月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

ノスタルジックな良作で心に沁みました。戦後〜厳戒令前ぐらいの時代で悲惨な事も起こらず安心して観れます。家族モノ&長編で退屈してしまうのでは?と思いましたが、コミカルな描写でクスッと笑える場面や共感出来る場面もあり、とても楽しめました。風景に透明感があり、主人公のおばあちゃんはユーモラス、子供達も微笑ましい。大家族、良いですね。好きなタイプの作品です!

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tomoboop

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