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内容と台詞が《薄っぺらい》
《死があまりにも、軽い》
いきなりネタバレで恐縮ですが、
このストーリー、
ヨスガ・ケイ(山田杏奈)が先輩(中井友望)に殺されることで、
かろうじてミステリーの要件を満たしているのです。
ミステリーのカテゴリーの端っこに、
かろうじてミステリーと呼べる程度の出来です
(・・・あくまでも個人の感想です)
刺されたケイがミヤミネ・ノゾム(長尾謙杜)の腕の中で
瀕死の状態でも、まだ演技をやめない。
「私は化け物だから地獄へ落ちるんだね、」
「僕はそんな君でも大好きだ」
「ノゾムは私のヒーローだよ‼️」
そう言われたノゾムは洗脳状態で、刑事(前田敦子)に、
「僕が殺しました、僕が・・・」と叫んで錯乱状態。
まぁケイはかなり性悪女ではあります、確かに。
このノゾムの錯乱状態で、エンドロールで良かったと思います。
その後が、要らない。
ケイの“たからもの“と書かれた丸い缶。
ケイの両親がわざわざ届けにくる。
「ミツミネクンに持っていてほしいと、ケイが言っていた」
中身はガラクタ(・・・私見です)
幼児期のプリクラ(聞くところよると原作は小学生の頃から
小説は遡っているそうです)
ノゾムが無くした消しゴム・・・うん?なんの意味が?
知ってますよ、ケイがノゾムの机の上から拝借した、
例の消しゴムでしょ!!
それがたからものだから、ケイはノゾムが好きな事の証拠❓
ケイらしくない、幼稚だよ。だから、
これらシーンが全カット・・・
海辺で砂に入れる意味も不明。
要らないです。
原作を読んでいないのに、またまた恐縮なのですが、
脚本がはしょりすぎたのかも?
雑・・・ケイ以外の性格描写が、雑です。
ヨスガ・ケイの洗脳する様子を現す具体的なシーンがない。
クラスメイトが口々に「さすがケイだね、凄いね‼️」と
誉めそやすけれど、そんなカリスマ洗脳師にはまったく見えないし、
綺麗で可愛くて利発なら、半数は憧れても、半数は嫉妬するしね。
◆山田杏奈にしたって、
この役は不本意だったのでは?
▼好きな男子を言いなりにしようとして、
その“支配が愛だと勘違いする女子“を演じた「ひらいて」
この映画は良かったと思います。
山田杏奈はそこらのアイドル女優とは一線を画す存在です。
その才能が生かせていない。
自殺を扱った映画なら、昨年観た「遺書、公開。」
こちらの方が「恋に至る病」の数倍まともな
本格的心理ミステリーでした。
人気者で序列一位の女子高生が死んだ理由を
クラスメイト24人がディスカッションで探っていく。
少なくともクラス全員の顔と名前と性格が把握できました。
この映画の中盤で、イジメの主犯ネズハラ君が死んで、
その真相は、ヨスガ・ケイがネズハラに飛び箱に閉じ込められたことを
「酷いとか、許せない」とか、話すのを聞き、
同情したと言うか気持ちを汲んだマナとエミが、
ネズハラ君を殺害して屋上から
落として自殺に見せかけた実行犯。
それはそれで、
あーそうでございますか?
で、まぁ良いんですが(しかし、納得はしていない、)
ここで、マナ?エミ?
それって誰でしたっけ?
覚えてないです。
前触れとか、前説明が全くない。
この映画を
サイコミステリーなんて言ったらサイコパスに失礼です。
ケイがサイコパスとか?モンスター?とか言ったら、
本物の犯罪者に笑われますよ。
それくらいリアリティがない映画でした。
全く“恋に至らない“ケイとノゾムの恋愛未満のやりとり。
「死刑に至る病」の半分も刺激がなかったです。
阿部サダヲの狂気を見習ってほしいです。
全くに安直な出来栄え。
学校の屋上から、安直に飛び降りる、
この描写は教育的に良くないです‼️
真似されます。
【屋上を封鎖する】
鍵をかけて上がれなくする。
3人も飛び降りたらマスコミが大騒ぎして、授業どころで
なくなりますよ。
(ここにも安易な嘘が・・・。)
どの子の親もボンクラで、問題意識のカケラもない。
実際に“ブルー・モルフォ“みたいな《自殺サイト》はあるし、
被害者は出ている。
少なくとももう少しは面白い内容かと期待したので、
残念です。