終わりの鳥

劇場公開日:

終わりの鳥

解説・あらすじ

命の終わりを告げる鳥と対峙する母娘を描いた奇想天外なドラマ。クロアチア出身の新鋭ダイナ・O・プスィッチが長編初メガホンをとり、“死”という概念を独創的な映像表現で視覚化。病気の少女とその母親が奇妙な鳥との出会いを通して、間もなく訪れるであろう別れを受け止めていく姿を、ユーモアを交えながら描きだす。

病に侵され余命わずかな15歳の少女チューズデー。母ゾラと暮らす彼女の前に、しゃべって歌う変幻自在な1羽の鳥が舞い降りる。それは地球を周回して生きものに命の終わりを告げる「デス」という名の鳥だった。チューズデーはデスをジョークで笑わせ、外出中のゾラが帰ってくるまで自分の命を引き延ばすことに成功する。やがて帰宅したゾラは鳥の存在に畏れおののき、愛する娘のもとから遠ざけるべく暴挙に出るが……。

「恋人はアンバー」のローラ・ペティクルーがチューズデー、テレビドラマ「Veep ヴィープ」のジュリア・ルイス=ドレイファスが母ゾラを演じた。

2024年製作/110分/G/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Tuesday
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2025年4月4日

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(C)DEATH ON A TUESDAYLLC/THE BRITISH FILM INSTITUTE/BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2024

映画レビュー

2.0不発

2025年5月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

妻が観たいとのことで(妻は大満足だったみたいです)、遠方の映画館だったので運転手をしつつ観てきました。

元々期待はしてなかったんですが、結果はやはり不発。本来、わたしはこうした死を扱う不思議は話(ファンタジー系、ロマンチック系)は大好きなんですが、今作はしっくりきませんでした。少し寝ました。

ところで、わたしは映画館ではポップコーンを食べながら観ないと気が済まないタイプです。いつも周りのお客さんに迷惑をかけないように空いている時間の回を選び、前から2列目くらいの左側に座ります。それでも、匂いとかポリポリ音とか気にしてます。今回、自由席で妻がいたので、センター席に陣取る彼女と離れて上記のマイポジションでポリポリやりながら観ました。音や匂いや動きなど全く気にならなかったと鑑賞後に妻に言われました。安心しました。

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ウルスアベイユ

4.5モルモン教の〜異端者の家?(笑)

2025年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

斬新

癒される

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みき

3.5【重病の少女と”デス”の象徴である奇妙な鳥と、少女の母の関係性を描いた奇想天外、奇妙奇天烈なる”生と死”を描いた作品。”デス”の描き方がちょっと凄くってインパクト大です。良く考えたなあ、あの設定。】

2025年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

■重病の少女、チューズデー(ローラ・ペティクルー)の元に死を司る鳥<デス>が飛んでくる。チューズデーは、ジョークで<デス>を笑わせ、いい加減な母ゾラ(ジュリア・ルイス・ドレイフェス)と最後の会話を交わすだけの猶予を貰う。
 だが、ゾラはチューズデーを守る為なのか、ナント!<デス>にアルコールを掛けて燃やし、食べてしまうのである。ゴックン!

◆感想

・ナカナカにファンキーと言うか、奇想天外、奇妙奇天烈なる作品である。

・死を象徴する鳥<デス>が、様々な人の死を看取る(と言うか、鳥が来ると人は死んでしまう)シーンが幾つか続いた後に、<デス>がチューズデーと会話するシーンからの、ゾラのお腹に入ってしまった<デス>が、ゾラの身体に起こした変化。
 天井までデカくなってしまったシーンでは、場内から笑い声が起こる。全くファンキーな母ゾラであるし、あれは罰かな?

・その後も、ゾラはチッチャクなったり、何だか可笑しなシーンが続くのである。特にゾラの胃の中の<デス>がゾラの口から外が見るシーンは、実にシュールである。

<今作は、重病の少女と”デス”の象徴である奇妙な鳥と、少女の母の関係性を描いた奇想天外、奇妙奇天烈なる”生と死”を描いた作品である。”デス”の描き方が、ちょっと凄いです。
 生と死は、隣併せってことかな?と言うか、死は身体の中にいるってことかな?>

<2025年5月25日 刈谷日劇にて観賞>

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共感した! 9件)
NOBU

1.5終わりの鳥

2025年5月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ん~、娘の死に抗う母親の話かと想像してたんだけど、やっぱり「思ってたのと、違う。」でした。
病弱な娘を理由に、やさぐれていたひとりの女性の再生への物語なのかな?と、思いました。
テイストは、A24の薄気味悪い感じが全編に流れてます。
好きね、こんな感じ、A24さん。
わかってて、A24を観に行っちゃうんだけど。
誰かに勧めるかどうかと問われたら、お勧めしません。

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映画館難民