チャーリーとチョコレート工場のレビュー・感想・評価
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シュールなチョコレート工場を楽しむ!
明日公開の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の前に、おさらい鑑賞しました。といっても、かなり以前に一度観たはずなのですが完全に忘れていたので、新作を観るような気持ちで楽しめました。
ストーリーは、失業中の両親と2組の祖父母とともに貧しい生活を送る少年・チャーリーが、町にある世界的に有名なウィリー・ウォンカのチョコレート工場の見学に参加できるというゴールデンチケットを引き当て、他の4人の子どもとその家族とともに工場を訪れ、その中で不思議な体験をするというもの。
最も印象的だったのは、チョコレート工場内のシュールな光景の数々。工場とは名ばかりで、テーマパークのアトラクションのような光景が広がります。しかも、その中で動き、踊りまくる無数のウンパ・ルンパ!統制のとれたコミカルな動きと、毒舌な歌詞で歌いあげるミュージカルっぽいシーンが、妙に笑えます。ちっちゃいオッサンなのに、だんだんかわいく見えてきて、まさにキモカワって感じです。そういえば、こんな感じのシーンを最近どこかで観たなと思ったら、「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」のゆりやんパ・ルンパ!あのシーンは本作のパロディだったのですね。
そんな工場内で、いけすかない裕福な子どもたちが、自分勝手でわがままな行動から、次々と痛い目に遭うのが痛快です。一方で、チャーリーだけは貧しい暮らしの中でも家族への思いやりを忘れず、清く正しく生きています。そんな彼だからこそ、ウィリーから認められ、工場を譲られたのでしょう。描かれる子どもたちの対比は、本作を観る子どもたちへのわかりやすいメッセージのように感じます。
終盤は、ウィリーの家族にスポットが当たります。幼き日に父との仲違いから家出し、家族は邪魔なものと考えてきたウィリー。家族のために工場の譲り受けを辞退したチャーリーの心理は、彼には理解できなかったことでしょう。と同時に、自分の生き方に自信がもてなくなり、改めてチャーリーのもとを訪ね、実家へ同行してもらったのでしょう。実家には、離れていても片時も忘れずに息子を見守り続けてきた父の姿があり、長年のわだかまりがとけ、親子で抱き合うシーンに胸が熱くなります。ラストは、家族と離れることなく工場を譲り受けたチャリーが、家族とウィリーと一緒に食卓を囲むシーンが描かれ、後味のよい締めくくりです。
主演はジョニー・デップで、シュールでファニーなウィリーを怪演しています。チャーリー役はフレディ・ハイモアで、曇りのない真っ直ぐな目が印象的です。脇を固めるのは、ヘレナ・ボナム・カーター、クリストファー・リー、アナソフィア・ロブら。
何度観ても面白い
ウンパルンパの印象が強すぎるけど(笑)テーマは家族愛
ブラックジョーク✖️ファンタジー
金曜ロードショーで鑑賞。
ウォッカ役の宮野真守の声が最高に素敵過ぎ!!天才!
ジョニーデップの声よりいい!ウォッカのキャラがより立ってた!世界中の人に聞いて欲しいな…。
さてさて、ハチャメチャな展開で、なんでこれ話続いていくの?と思うのだけど、そこを受け入れたらどんなハプニングが発生するのかを、純粋に楽しむ方に気持ちを切り替えられるのでお得⚪︎
子供たちが大変な目にあった後に出てくる小人ウンパ・ルンパがおもしろい。無表情で軽快なリズムで毒のあるオリジナルの歌をうたう。
もう一度聴きたくて、YouTubeで検索してしまった笑
心に残ったのは序盤のチャーリーのおじいさんのセリフ。チョコレート工場の招待券を高額で売って欲しいと言われ、家計のために売ろうとしたチャーリーに「お金はこの世にたくさんある。でも、その券はこの世に5枚しかない。たくさんあるもののために、5枚しかない券を売るのか?」と。
これは、経験とお金を天秤にかける時に思い出したいな。
公開当時、とても人気のあった本作。その当時では見応えのあるCG技術だったからだと思う。
なので、今観るならブラックジョーク好きな人にはいいかも。
中学生時代に映画館に見に行って、 三十路になって金ローで再見 15...
怖さがワクワクに勝る
ああ、なんか、ドラえもん、みたいなノスタルジー‼️❓
ジョニーデップだから話題になった感
昔うっすらと観た記憶だけで、内容は殆ど覚えていませんでしたが、今回...
昔うっすらと観た記憶だけで、内容は殆ど覚えていませんでしたが、今回何故か地上波で放送とのことで視聴。
世界的に有名なチョコレートの工場見学券を巡り、チョコレートを買い漁る子供達や親達、反面自身の力で券を当てる子供らしからぬ子供、そして主人公である貧しく、みんなが普通に食べているチョコレートは年に一回の誕生日だけのチャーリー。しかもチャーリーはそのプレゼントでは外れ、道端に落ちていたお金で買ったチョコレートが当たるというなんとも運任せというかご都合主義な展開。ここまではよくある童話というかファンタジー展開ですが、ジョニーデップ演じるウォンカと彼の工場内の様子が非現実感と不気味さを際立たせます。
貧しいチャーリー達一家の優しさや、ウォンカの父との和解部分など、正直綺麗すぎるかなという展開はともかく悪い子が受ける罰?やウォンカや工場の不気味ファンタジー感はホラーファンタジーという感じで面白かったです。
面白くない原作を
面白くないまま映画化するのに大成功している。心からおめでとうを言いたい。いったい誰がこれを映画化しようと言い出したのだ?いや、そもそもなんであの原作小説があんなに売れたんだ?もしかして日本人には分からない何かがあってウけているかと思って英語の映画レビューサイトを調べてみた 。10点中6点だった。・・・高い評価ではない。このサイトで良い点がついているのはおそらくジョニー・デップのファンが高得点をつけているためと思われる。
でもジョニー・デップのファンではない私が見てもとても良い部分もあるので述べてみたい。
それは映画の前段部。 この映画は言ってみればオズの魔法使いのようなロードムービーなのだが、そのロードに出るまでの前段部がとても面白い。 特にエピソードが面白いわけでもなく、主人公の周りに危機が迫ってるわけでもないのになぜか非常に引き込まれる。そんなもは、あってもなくても別にいいもんだけれども、どうしても主人公にあげたいという気持ちにさせられる。 それがこの映画の一番いいところだと思った。
・・・それはもしかしたら設定や脚本や俳優の魅力以上にカメラマークの面白さの成果かもしれない。監督は主人公の家の中を撮るときと家の外を撮る時とでカメラの設定を大きく変えているのだ。家の中で撮るときは中望遠レンズのやわらかいボケを効かせて味のある映像にしている。普通家の中で2、3人の人物を同フレームに撮る時は全員にピントを合わせるパンフォーカスを使うのだが、あえてセオリーから外して効果をだした。逆に外を撮るときはパンフォーカスを使い、意図的に味気のない映像にした(前段部のみ)。それによってこの家の中は特別なファンタジーな空間であることをうまく演出できた。その演出効果がこの主人公の置かれた可哀想なシチュエーションとうまくマッチして物語の前段部を魅力的なものにするのに大成功したような気がする。
・・・で、その後のロードムービーになってからがどう面白いか、つまらないかと言うのは・・・やはりジョニー・デップのファンかどうかによるところが大きいと思う。それと子供受け。子供たちが楽しんでいれば親も自然と楽しくなってくるというものだ。・・・ちなみに私は一人もんだし、ジョニー・デップやティム・バートンは基本的に好きではない。
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