8番出口

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劇場公開日:2025年8月29日

解説・あらすじ

2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEが個人制作でリリースし、世界的ブームを巻き起こしたゲーム「8番出口」を、二宮和也主演で実写映画化。

蛍光灯が灯る無機質な白い地下通路を、ひとりの男が静かに歩いていく。いつまで経っても出口にたどり着くことができず、何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚え、自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく。そして男は、壁に掲示された奇妙な「ご案内」を見つける。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」。男は突如として迷い込んだ無限回廊から抜け出すべく、8番出口を求めて異変を探すが……。

主人公の“迷う男”を二宮、スーツ姿の“歩く男”をドラマ「VIVANT」の河内大和が演じ、「渇き。」「糸」の小松菜奈、「遠いところ」の花瀬琴音、子役の浅沼成が共演。監督・脚本は、「怪物」「君の名は。」など数々のヒット作のプロデューサーとして知られ、2022年の初監督作「百花」で第70回サン・セバスチャン国際映画祭の最優秀監督賞を受賞した川村元気。2025年・第78回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門出品。

2025年製作/95分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2025年8月29日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
川村元気
原作
KOTAKE CREATE
脚本
平瀬謙太朗
川村元気
製作
市川南
上田太地
古澤佳寛
共同製作
阿部祐樹
田中優策
渡辺章仁
藤原一朗
齊藤貴
エグゼクティブプロデューサー
臼井央
岡村和佳菜
企画
坂田悠人
プロデューサー
山田兼司
山元哲人
伊藤太一
ラインプロデューサー
横井義人
撮影
今村圭佑
照明
平山達弥
録音
矢野正人
美術
杉本亮
装飾
茂木豊
スタイリスト
伊賀大介
ヘアメイク監修
勇見勝彦
VFX
政本星爾
編集
瀬谷さくら
音楽
Yasutaka Nakata
網守将平
カラリスト
石山将弘
音響効果
北田雅也
スクリプター
尾和茜
監督補
平瀬謙太朗
助監督
関根淳
キャスティング
田端利江
山下葉子
制作担当
堤健太
脚本協力
二宮和也
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(C)2025 映画「8番出口」製作委員会

映画レビュー

1.5 相手は小松菜奈さんで間違いないですか?

2025年9月7日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 20件)
しんざん

5.0 オジさんGJ!

2025年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 34件)
猿田猿太郎

3.5 映画に何を求めるかで評価が変わりそう

2025年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

斬新

ドキドキ

元のストーリーがあるわけではない単調なゲームから、よくここまでストーリーを作りあげ、映画的なエンタメ性を組み込んだなと、監督の発想力がすごいと思った。

始終不気味な雰囲気を視覚的にも聴覚的にも感じさせ、地下鉄通路という閉塞感と、主人公が喘息もちという設定からの息苦しさで、見ているこちら側も呼吸が浅くなり息苦しさを感じる。この没入感はとてもおもしろい。

しかし映画が進むにつれて、主人公はどんどん焦ってパニックになったり、無気力になったりしていくのに対して、見ている自分はどんどんハラハラ感が薄まり、息苦しさも無くなり、むしろ変わらない環境に慣れてしまい冷静になっていってしまった。なんなら、わかりやすい異変なのにも関わらず、鈍感に動く主人公たちにモヤモヤしてしまった。

メッセージ性もわかる。主人公の人生の迷いを無限の地下鉄通路と合わさっているのもわかる。
しかし私は主人公の悩みがどうも個人的に共感ができなかった。共感できる人も多いとは思うけど、あの彼女との短い電話のやりとりだけでは、主人公の悩みや葛藤に寄り添って見ることができなかった。なんだかすごく男性的な視点だなと感じてしまった。

全体的にシチュエーションパニックに少し繊細さとドラマチックさをを入れましたみたいな感じなのだが、なんとなく日本より海外の方がウケが良さそうな作品だと思う。

ゲームが人気なこともあり、小さな子供たちも何人も見にきていたけれど、一応ジャンルはホラーなので、大きな音や、驚かしてくる系が苦手な方、途中津波の描写もあるので津波にトラウマがある方は注意が必要。
また冒頭は主人公の視界で進むので、三半規管が弱い人は見ていて多少酔ってしまうかも。

ゲームから広げた世界観という点は大変興味深くおもしろいと思ったけれど、ゲームからということがなかったら映画的には面白かったかと考えると今ひとつという、評価がなかなか難しい作品だった。

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共感した! 38件)
AZU

4.0 日常に潜む“異常”を歩く。心理を抉る90分🎬

2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿

怖い

興奮

知的

見慣れた街の風景に、ひとつだけ違う“何か”がある。その違和感は、歩を進めるほどに膨らみ、やがて世界そのものが崩れ始める。
本作品は派手な恐怖ではなく、心理をえぐる静かな狂気に満ちている。まるで都市伝説のような不気味さに、最後まで目が離せない。
SNSで広がった“間違い探し”の感覚が、ここまで映画的に仕上がるとは正直驚き🧐

最後には、登場人物が逃れられない状況に追い込まれるシーンで息が詰まる😱
伏線の配置と不安の演出が見事としか言いようがない👏

いやはや、川村元気作品は、受け取る側に“人生観や人間心理への覚悟”を少し要求してくるのも面白い🤫

音響、カメラワーク、エンドロールまで、違和感に満ちた徹底ぶりも是非お見逃しなく。
見応えのある一本を、是非映画館で♪
深呼吸をお忘れなくね🤫

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共感した! 33件)
ななやお