小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜

劇場公開日:2025年6月27日

解説・あらすじ

漫画家・クール教信者によるコミックを原作に、会社員の小林さんの家でメイドとして働くドラゴンの少女トールと人間たちが織りなす異種間コミュニケーションを描いた京都アニメーション制作の人気テレビアニメ「小林さんちのメイドラゴン」の劇場版。テレビアニメ第2期に引き続き石原立也が監督を務め、原作コミックの人気エピソードをもとに描く。

メイドと酒が生きがいの会社員・小林さんと、彼女にひかれて集まってきたドラゴンたち。その中のひとりである幼いドラゴンのカンナのもとに、ドラゴンの軍勢を束ねる長にしてカンナの本当の父親であるキムンカムイが訪ねてくる。突然迎えにきた父親に対し、複雑な思いを抱くカンナだったが……。

カンナ役の長縄まりあ、小林さん役の田村睦心らテレビアニメでおなじみの声優陣に加え、本作にてアニメに初登場するカンナの父親キムンカムイ役を立木文彦、キムンカムイの軍勢の軍師を務める謎の男アーザード役を島﨑信長が担当。歌手の小林幸子がエンディング主題歌を担当するほか、ドラゴンのフェリキタス役で声の出演も果たした。

2025年製作/105分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2025年6月27日

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(C)クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会

映画レビュー

4.0ドラゴンにも家族愛がある

2025年7月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

驚く

TVアニメは全話鑑賞済みなので、続きが気になって観に行きました。

作画は劇場版に相応しい美しさにレベルアップしており、日常とファンタジーが交差する壮大なスケールに広がっていました。バトルシーンも予想以上に多く、ドラゴンたちが炎と飛行で激しく繰り広げる戦いに思わずびっくりしました。

ドラゴンの家族愛が丁寧に描かれていたのも好印象でした。中でも、普段は大人しいカンナが父への想いを真っ直ぐな感情で伝える場面は、心の奥深くまで刺さるぐらい泣かされました。本作ではカンナと父親の絆を中心に展開されるので、実質カンナが主人公の印象も受けました。

とはいえ、小林さんとトールといった他の登場人物にも見せ場がバランスよく用意されていたので、その点については安心しました。物語後半では、小林さんがドラゴンの世界に向かいますが、一般のOLが異世界を巡りながら超人のような力を使っている光景はどこかシュールで面白かったです。

冒頭で名前の紹介や概要の説明がされていたので、前提知識がなくても単品映画としても楽しめると思いました。

やっぱり京アニのアニメは素晴らしく、純粋な面白さが盛り込まれているなと改めて実感しました。またいつか、彼らの活躍が見れる日が来ますように!

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Ken@

4.5「ドラゴンはちょろい」の真意

2025年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ドラゴンと暮らす日常をほのぼの描く作品であるが、この劇場版は争いが描かれた。平和な日常から遠く離れたドラゴンの世界での争いに、カンナを救うために小林さんが関わることになるのだが、その遠くの争いと平和な日常の対比は、日本と世界の関係になぞらえてしまいそうな、そんなご時世とシンクロする部分がある。イランやガザ、ウクライナという遠い地で争いが起きていても日本は概ね平和。そんな遠い地の争いにいかに関わるべきか、本作での小林さんの活躍は自分の生活を振り返るきっかけになりそうだ。
小林さんは「ドラゴンはちょろい」と言う。それは環境次第でいくらでも影響を受けるのだということ。争ってばかりの世界では争うことばかり考える。平和な場所で生活すればすぐに、そんな環境に真に受けて変わっていく。これって人間も同じだなと思う。普通の人間でしかない小林さんだからこそ、できることがあるし、言えることがある、大人の責任感みたいなものも描かれていて、そこも良かった。

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杉本穂高

3.0イマイチ刺さらなかった

2025年7月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作未読でアニメシリーズは1期、2期ともにリアルタイムで視聴済みです。
漫画はちゃんとは読んでないんですが今回の映画化されたエピソードについては軽く予備知識を入れてから鑑賞しました。

結論、悪くはなかったんですが、
テレビアニメシリーズにあった、
「ゆる〜い日常系」という側面と、
「その日常の中でトール達ドラゴンが小林さんをはじめとした人間から"気付き"を得る(+時に小林さんも気付き、成長する)」
というこの作品の魅力の一つが薄れてしまった印象でした。

確かにキャラクターが成長したり、
序盤に提示された「問い」に対して終盤、各々が「回答」を見出すという展開はあるんです。

ですが個人的に好きだった「年齢のわりに達観した小林さんだからこそ提示できる(+得られる)哲学的な問答」じゃなくて、
ストレートな「絆」の物語になっています。
原作でもこのエピソードは大筋はこんな感じだというのは百も承知なんですが、
だからこそ「12話のうちの3〜4話として観たかった(前述した「哲学的な問答」や日常系コメディの合間に挟まれるシリアスな1エピソードとして観たかった)というのが素直な感想でした。
「銀魂」のたまに複数話使ったシリアスエピソードも味変として良い味出してるからコメディとゆるい日常の単話が輝く…みたいな?

ただし、それでもラストのシーンとエンドロールでは(泣く程じゃないけど)涙を誘うものがありました。
小林幸子さんのエンディング曲も良かったですね。
fhanaさんのオープニングも「これぞメイドラゴン」って感じさせてくれるオープニングに仕上がってたと思います。

総じて「悪い作品じゃないけど個人的な好みの"構成"じゃなかった」って感じです。

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しーぷまん

3.0これはネタバレですが

2025年7月28日
iPhoneアプリから投稿

エンディング曲を小林幸子さんが歌ってます。
島崎信長さん、演技上手ぇ〜

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Daimon

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