ネムルバカ

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劇場公開日:

ネムルバカ

解説・あらすじ

「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの阪元裕吾監督が、漫画家・石黒正数の同名青春コミックを実写映画化。

大学の女子寮で同じ部屋に住む後輩・入巣柚実と先輩・鯨井ルカ。ルカはインディーズバンド「ピートモス」のギター&ボーカルとして夢を追っているが、入巣は特に夢や目標のないまま、古本屋で何となくアルバイトする日々を過ごしている。2人は安い居酒屋で飲んだり、暇つぶしに古い海外ドラマを観たりと、緩く心地よい同居生活を送っていた。そんなある日、ルカに大手音楽レコード会社から声が掛かったことで、2人の日常は大きく変わりはじめる。

アイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里が入巣役、「恋は光」の平祐奈がルカ役でダブル主演を務め、入巣の大学の同級生・田口を綱啓永、田口の友人・伊藤を樋口幸平、入巣のアルバイト先の先輩・仲崎をお笑いコンビ「ロングコートダディ」の兎が演じる。原作者・石黒正数が主題歌「ネムルバカ」の歌詞を手がけ、原作にも登場する歌詞を踏まえつつ新たな歌詞を書きおろした。

2025年製作/106分/G/日本
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2025年3月20日

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(C)石黒正数・徳間書店/映画「ネムルバカ」製作委員会

映画レビュー

4.0青春の終わりの痛みがビシッと伝わってくる

2025年3月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 8件)
村山章

4.0今年観た邦画の中ではかなり好き

2025年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「リンダ リンダ リンダ」、古くは「青春デンデケデケデケ」、最近だと「知らないカノジョ」など、音楽青春映画には大好きな作品が結構ある。もちろん洋画にも好きな音楽劇映画はたくさんあるけれど、邦画作品の“青春”のとらえ方や描き方にある日本特有の感性が自分の記憶と感情により響くのかも。「ネムルバカ」はそうした音楽青春物のお気に入りに加えたい快作で、ジャンルを問わず今年観た邦画の中でもかなり好きだ。

阪元裕吾監督は「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで培った、女子2人の何気ない日常会話から醸し出すシスターフッドの要素や、台詞だけでなく沈黙の間(ま)やカット編集のタイミングでも笑わせるユーモアセンスを、本作でも大いに発揮している。もちろん、石黒正数による同名原作漫画との相性も良かったのだろう。声を出して笑った場面がたくさんあったが、とりわけ変身ベルトから飛び蹴りのくだりでは爆笑した。

原作は未読ながら、コマ投稿できる「アル」というサイトで数ページを見ての比較では、久保史緒里が演じた入巣柚実に自堕落な感じが少々足りない気がする。乃木坂46の現役メンバーなので、所属事務所からの要請か製作側の配慮かはわからないものの、アイドルとしてのイメージを崩すような描写は控えたのだろう。ドラマ出演作の「どうする家康」や「未来の私にブッかまされる!?」などでのお姫様やヒロインはパブリックイメージに合うキャラクターだったが、入巣役はやや挑戦だったか。ルカとの会話の掛け合いでも、久保のツッコミがちょっと弱い場面がいくつかあった。

ルカ役の平祐奈はベビーフェイスで背も低めということもあり、入巣より先輩の設定に初めのうちちょっと違和感があったが、すぐ気にならなくなった(後で調べたら平が現在26歳、久保は23歳で、ちょうどいい感じの実年齢差だった)。やさぐれ気味で鬱屈した思いを抱えている感じはすごく良かったし、ルカとの先輩後輩の親密さと距離感の絶妙な塩梅も久保と2人で自然に表現できていた。歌唱は頑張ったけれど、感動的というほどでも。もっとも、アマチュアバンドの状態でしばらくくすぶっているという物語の設定上、あまりうますぎない、魅力的すぎないボーカルであることが必然で、演技としても演出としても仕方ない部分があったのも理解できる。

細かいところでは気になる点もいくつかあったが、総合的には大いに楽しめた。阪元監督も今後アクション作品以外のオファーが増えるのではないか。

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共感した! 6件)
高森 郁哉

3.5ダサイクル

2025年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

阪元監督の作品ということで鑑賞
監督20代なんですね…スゴイ
アクションなしのワルキューレ
生きる目的のある人ない人
時代は違えど今も昔もそんなに変わらない
よくあるバンドの行く末ってこうなんだろうな
と思いつつラストのアンコールはよかったですね
みんな葛藤しながら生きてる
でも自分に正直に生きるのは難しい
鑑賞後にネムルバカの歌詞を検索したら
ルカと入巣の関係性が歌になってます
綱啓永はダメ役がよく似合うなあ

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共感した! 0件)
かちかち

4.0ジリジリとする映画

2025年4月28日
Androidアプリから投稿

誰もが通り過ぎる、いま考えれば贅沢な時間
やりたい事を見つけている人なんかひと握りで、遅く迄ウダウダお酒とか飲んでました
レコード会社前で、お引き取り願われたメンバー
大人社会を見せつけられてた
ラストのライヴシーンは良かったな
みんな少し成長している感じがした
そう、みんな気が付けば成長しているんだ

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共感した! 1件)
ノブサクマ