THE SIN 罪

劇場公開日:

THE SIN 罪

解説

山奥の廃墟で行われていた映画撮影現場を舞台に、生ける屍の群れや謎の呪術集団などの登場によって、事態が予測不可能な狂乱に陥っていく様を描いた韓国製ホラー。

新人女優のシヨンは、映画撮影のため山奥にある廃墟へとやってくる。しかし、変わり者と評判の監督からはなんの演技指導もなく、屋上で奇怪なダンスを踊らされるだけで、不安に駆られたシヨンは共演者に愚痴をこぼす。ギリギリの予算で組まれた現場は殺伐としていて、トラブルも続出。それでも撮影が進む中、突如血まみれの女性スタッフがシヨンたちの目の前に現れる。女性は屋上から飛び降り、地面に叩きつけられて即死したかに思えた。しかし、彼女は立ち上がり、駆け寄った別のスタッフに襲いかかる。

主演は、ドラマ「ヴィンチェンツォ」のソ・ミリ役が好評を博したキム・ユネ。監督は新鋭ハン・ドンソク。世界の3大ファンタスティック映画祭のひとつに数えられる、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のコンペティション部門に出品された。

2024年製作/103分/PG12/韓国
原題または英題:The Sin
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2024年11月29日

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映画レビュー

4.5いろいろごった煮にしていて、何を述べたいか理解が難しい

2025年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年12本目(合計1,554本目/今月(2025年1月度)12本目)。

 韓国映画といえばキノシネマ心斎橋(旧シネマート)ということで…。

 この作品、評価が低いのもなるほどなぁ、といったところです。
最初こそ、ソウルから順天(スンチョン)に行くという話が出て(スンチョンは韓国南部にある人口20万人ほどの都市。ラムサール条約に基づく湿地があるほか、いわゆる映画村やお寺等が多くあり、日本でいえば、京都と奈良を足して2で割ったようなイメージか)、その後も人が亡くなったというような話が出るので、ホラー映画の体裁は取りつつも、麗水順天事件のことを暗に指している…とも思えても(ほか、「人はいつ亡くなるかわからない」の発言や、山で事件にあうなど。順天麗水事件はまさに突発的な事件だったし、その抗争は主に山でも行われたので、現在でも一部立ち入り禁止となっている場所や、関係する施設が立っている等がある)、それ以上のことは出ないので、別にソウルから出る必要もないし、仮に出たとしてもソウル近郊でもいいし、あるいはプサン(韓国第二の都市。日本でいうと大阪がおよそ相当するあたり)でもいいし、なぜに順天なんだろう…と思っていると、これまた映画の述べたいとことがよくわからなくなるんですよね…。

 とはいえ、ホラー映画成分はたっぷりあるので、それを気にされる方もおすすめ以上といったところだろうと思います(ただ、ストーリーはわかりにくいので、お化け屋敷の一種として見た方がよさそう)。

 なお、エンディングまで含めてみると、順天を舞台にしているのに麗水市がクレジットに出てくる(エンディングロール参照)ことも、麗水順天事件がらみ?と思えなくもないですが、過去の話を一切しない(特に1948年10月19日のこの事件。なお、映画内では何年は不明だが、10月25日という日付は出てくる。抗争勃発が19日で25日はまだ抗争は続いていた)し、何とでも取れそうです(というより、韓国のどこの地でもよいのに順天が出てきたあたり、このあたりなのかなぁ…とは本気で思える)。

 採点上は下記を考慮したものです。

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 (減点0.3/映画のストーリーを追うのが容易ではない)

 おそらく、背景に麗水順天事件を持つか、あるいはまったく無関係なホラー映画のどちらかかと思いますが、妙に連想させる語も出るし(資本主義が絶対なんだ、といった発言など。麗水順天事件は、究極論を言えば、民主主義と共産主義の争いの延長戦にあるもの)、かといって普通のホラー映画として見ようにも話がとびとびかつ、登場人物がものすごく多いといった問題もあって、考察が難しいタイプです(パンフレットには答え合わせってあるのかな?)。
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yukispica

2.0「カメ止め」風​+ホラー色々=ハイブリッド・ホラー ?似ている二人、似てない少女時代の子役…

2024年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

もう最初っから、映画撮影の話で、撮影場所が山奥の廃墟ビル。
さらにゾンビが出てくるところなど、もうカメ止めそっくりの雰囲気。
と言うより低予算映画作るとみんなこうなるのか。

終盤、主役と共演者が両方ショートカットで似ているところにつけて、
憑依してる姿が鏡に映ると本人だったり、
主人公の高校生時代を演じてる娘が、全く似てない子役女優で、
更に時間まで遡るから分かりにくいったらありゃしない。
もう私には誰がどうしたのか分かんなくなった。

韓国映画にも大外れがあるんですね。

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ITOYA

3.5謎の白装束

2024年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

韓国と言えばゾンビ出てくる
題名忘れたけどゾンビが大量に出てきた作品感染なんとかの方がリアルで迫力あって良かった。
今回はゾンビ少なめ物足りない(>_<)

白装束、警察官とかもっと分かりやすく魅せてくれたら肝心な所が抜けてるからいまいち

チラシの女性の顔が不気味だったので観に行きましたがまだチアクサンの方が怖かった。

意外とハズレでした次回作に期待します。

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Lec

0.5完全な失敗作

2024年12月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

詰め込みすぎて意味がわからず、「新感染」と「オールド・ボーイ」と「コクソン」を足して薄めて、つまらなくした感じ。見る価値は非常に無い韓国映画の悪い部分を集めた作品。

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るい