ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ

劇場公開日:2024年10月4日

ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ

解説・あらすじ

脱力系殺し屋コンビの活躍を描いた「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ第3弾「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」の撮影現場に密着したドキュメンタリー。

髙石あかりと伊澤彩織演じる主人公たちのゆるゆるとした日常とソリッドなアクションシーンの見事な融合で、日本のアクション映画に新風を巻き起こした阪元裕吾監督の「ベイビーわるきゅーれ」。超低予算のアクション映画からスタートした「ベイビーわるきゅーれ」は、劇場版が3作品、さらにテレビシリーズも制作されるなど発展を続けてきた。

宮崎県でロケを敢行した「ナイスデイズ」の制作現場に完全密着した本作では、ジョン・ウーとのコラボでも知られるアクション監督・園村健介によるアクションシーンの裏側や、体力と精神力のギリギリまで追い詰められていく出演者たち、現場での予想外の事態にさまざまな決断を迫られる阪元監督らの苦悩など、映画作りのリアルな空気が映し出される。

2024年製作/95分/G/日本
配給:渋谷プロダクション
劇場公開日:2024年10月4日

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(C)2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会

映画レビュー

4.0 息が詰まるようなアクションとスタントの現場に肉薄

2024年9月30日
PCから投稿

仕事の絡みがあっていち早く鑑賞する機会を得たのですが、王道のメイキングドキュメンタリーでありつつ、ちょっとそこらのメイキングものでは味わえない類の感動が去来する、一本の映画になっていた。

『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の撮影は過酷だったこと、肉体的精神的にも追い詰められていたことはまひろ役の伊澤彩織がいろんなインタビューで語っていることだが、映画を見てもアクションシーンの凄さに「大変だったんだろうな、すごいな」という「よくやったね」的な感想に落ち着いてしまう。しかし、映画はOKテイクを繋いだもので、撮影現場がどれくらい過酷だったのかは最後までわからないし、観客として映画を楽しむために裏事情まで知る必要はない。

とはいえこのメイキングは、アクションの撮影がどれだけ身を削るものなのかを、克明に記録し続ける。あの凄まじかったラストバトルが、もはや一流アスリートにしか見えない、身を削るような努力と熱量によって生み出されていたかを目の当たりにする。もはや畏敬の念をもって見守るのみ。アクションやスタントというものが、実に生々しく迫ってきて、こちらもぜいぜいと息が上がる錯覚に陥る。

ほかにも次々と撮影現場を襲うトラブルの数々など、「映画制作の映画」でおなじみのピンチがわんさか襲ってきていて、非常にエキサイティング。よくもまあここまで赤裸々に見せてくれたものだと、感心と驚きと戸惑いと感動が一度に襲いかかってきて、なんだかおかしなテンションになりました。

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村山章

未評価 ファンは要チェック

2025年9月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

「そういえば、ドキュメンタリー見逃してた!」と思い、残りポイントで鑑賞。

とにかく、高石あかりと伊澤彩織2人の、アクションへの熱量がハンパなくスゴかった。加えて、池松壮亮がオンもオフも魅力的。身体の痛みで一睡も出来なかったと語りながら、撮影を続行するプロフェッショナルさに脱帽。

西川美和の「スクリーンが待っている」を読んだ後に、改めて「すばらしき世界」のよさを感じたように、今作も「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」の背景の一端がわかり、映画の様々な場面がよみがえって、感動が増した。

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sow_miya

3.5 『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の後に観るべきドキュメンタリ...

2025年7月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の後に観るべきドキュメンタリー映画。
そしてこのドキュメンタリーを見た後に『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を再鑑賞したくなる!

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ナイン・わんわん

3.5 戦闘シーン多めで撮影は大変だっただろうな、と想像はできるが、想像を...

2025年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

戦闘シーン多めで撮影は大変だっただろうな、と想像はできるが、想像をはるかに上回る過酷な現場だったようだ。
格闘シーンでも何度も繰り返して体がぼろぼろになるのも分かる。
伊澤彩織は「ベイビーわるきゅーれに出てなかったら俳優とは名乗っていなかった」という発言があった。
確かに伊澤のことは本シリーズ以外では観たことがなく、完全に代表作と言えるだろう。
まだまだ続いてほしいシリーズだ。

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省二

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