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嗤う蟲

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「嗤う蟲」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
レンタル ¥550 今すぐ見る
見放題 月額2,530円(税込)~ 今すぐ見る
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月額料金

月額2,189円(税込)

ダウンロード可否

可能

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可能
※最大4台まで同時再生可能

特典
(ポイント付与等)

毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)

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全作品数

340,000本

見放題作品数

300,000本

映画作品数

見放題17,700本以上/レンタル1,200以上

ドラマ作品数

見放題5,400本以上/レンタル680本以上

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見放題5,800本以上/レンタル260本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

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配信形態

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月額料金

月額2,530円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
最大5台まで登録可能だが同時に視聴できる端末は1台/契約数に応じて最大3端末まで同時に番組視聴をすることが可能

支払い方法

インターネットでご加入申し込み(ケーブルテレビ局以外)の場合はクレジットカード、d払い、au・UQモバイルかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、メルペイ、ワイモバイルまとめて支払い/電話・ケーブルテレビ局経由でご加入申し込みの場合はクレジットカード、口座振替

映画作品数

600本以上

ドラマ作品数

400本以上

アニメ作品数

80本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


嗤う蟲

解説・あらすじ

田舎でのスローライフを夢見て、都会から村へと移住してきた夫婦が、その村に存在するある「掟」に追い詰められていく姿を描いたスリラー。「性の劇薬」「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫監督がメガホンをとった。

田舎での暮らしに憧れるイラストレーターの杏奈は、脱サラした夫・輝道とともに麻宮村に移住する。自治会長の田久保のことを過剰なまでに信奉し、過剰なまでにお節介を焼く村民たちに辟易しながらも、2人は新天地でのスローライフを満喫する。そんな中、村民の中に田久保を畏怖する者たちがいることを知った杏奈は、次第に不信感を抱くようになっていく。一方、輝道は田久保の仕事を手伝うことになり、 麻宮村の隠された「掟」の存在を知ってしまう。

杏奈役を深川麻衣、輝道役を若葉竜也、自治会長の田久保役を田口トモロヲがそれぞれ演じる。脚本は「先生を流産させる会」「ミスミソウ」の内藤瑛亮。
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sow_miya
sow_miyaさん
4.0
投稿日:2025-02-10
BGMに、ホーミー(ホーメイ)が響きわたる。
映像の雰囲気ととてもよくマッチしているだけでなく、村の二面性をも表しているかのようで、自分好み。
ただ、人によっては、予告編で想像させられた通りの「田舎の村の因習」とか、「アップデートされない価値観」とか、「人間関係の煩わしさ」とか、これまで描き尽くされてきたものがそのまんま出てきて、ありきたり……というような感想が聞かれそうな作品でもあった。
なので、「こうした描き方だったからこそ、考えさせられたこと」を書き残しておきたい。

<以下、一部、内容に触れます>

①それって「田舎」のせい?
あっという間に噂が広がったり、他人のプライベートにズカズカと入り込んできたりという描写が、度々あった。この映画の流れで観ていると、うっかり「田舎あるある」といった文脈で回収してしまいそうになるが、これって、どんなコミュニティでも起こりうることだよな…と。
それに「よそ者」というレッテル貼りや排除の論理はSNS界隈ではよく見かけるが、それを「田舎あるある」だとするならば、日本という国自体が「田舎」ってことになるのだけれど…。(「日本が大好きです❤️」みたいな言い方で、ヘイトを垂れ流している方々、そういうことでよろしいでしょうか)
「#田舎移住」をつけて、いいところだけを掬い取ってインスタにアップしてる場面とか、無農薬で農業して生計を立てようとするところとか、「田舎」関係なしに、主人公たち2人の「上辺だけしか見てない生き方」や「計画の甘さ」も描かれる。
もらったかぼちゃの煮付けを、無造作に捨ててしまう描写とかも含めて、主人公を全肯定せずに、「都会人」を自認している若者に対して、中々皮肉を効かせたなと思った。

②田舎の抱えている苦しみ
サラッとしか語られてないが、「10年前、災害に見舞われた際に、中々支援の手が回って来なくて」とか「この村は終わりかと思った」といった言葉が、何度か出てきた。
また、「ご先祖さまが大切に守ってきたものを、受け継いでいかなければ」といった言葉も度々あった。
描かれていることは、映画なので、過剰だったり、非合法だったりして全面肯定はできないのだが、その奥にある「この土地や文化を守りたい」という気持ちや、老齢化や生産性の低下からくる地域存続の危機感は、自分にとっては共感できる部分がある。
手筒花火の技術の伝承や、村人総出の清掃活動などをみて、「こんなことまで手伝わされるのか…」と捉えるか、「こうやって文化は伝承されるのか」と感じるかで変わってくると思うのだけれど、共同作業を重ねることで培われる連帯感は、決して悪いものだけではないと思う。
ただ、半分田舎の我が家の回りでも、作業や持ち回りの役員に非協力的な家が増えてきたり、高齢化による文化伝承(神社の鳥居のしめ縄づくりとか、御柱祭関係とか)の後継者不足問題などが実際にあったりして、ちょっと身につまされる。

③功績をあげた人物を奉り続けることって…。
今問題になっている、某テレビ局の某相談役みたいに、災害時に村を守った田久保への信奉は、やっぱり内部からは捨てられないんだなと思った。
「人間という動物は、自分より強い誰かに導かれたいと願っているんだ」
これは、映画「ソウルの春」の中に出てきた全斗煥がモデルとなった人物のセリフなのだが、村人たちの田久保への信奉は、こうした意味もあるのだろう。
その結果、法治国家の中にありながら、そのコミュニティでは、「村の中のことは、どうとでもなる」といった、権力者の匙加減による人治支配が始まる。でも、人々はそれについていった方が楽なので、反対はしない。その結果、とんでもないことをしていても、感覚が麻痺してしまっているので、ヤバさに気付かない。
これも、田舎かどうかは関係なく、実際に今も至る所で起きていることだろう。

④「さあ、帰ろう」というセリフについて
村の大麻栽培を告発して、追い縋る田久保を振り切り、車を飛ばす杏奈の口から笑みと共に出たのがこのセリフ。
彼女たちは、終のすみかとして、あの場所に移住して来たのかと思って観ていたら、そうではなかった訳で…。
麻宮という村(集落)は、彼女たちが来なかったら、少なくとも廃村にはなっていなかっただろうと考えると、村を滅ぼした害虫(「嗤う蟲」)は、彼女だったということか。

観終わって、ちょっとゾワゾワっとする作品だった。
鑑賞日:2025年2月9日 映画館で鑑賞

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