海賊のフィアンセ

劇場公開日:2025年12月26日

解説・あらすじ

保守的な価値観に抵抗する女性たちを描き続けたアルゼンチン出身の映画作家ネリー・カプランが、「現代の魔女の物語」として撮りあげた1969年製作の長編劇映画第1作。

マリーと母は保守的な村社会から除け者にされて暮らしてきた。母が亡くなると、マリーは村人たちを相手に売春をするようになる。男たちから稼いだ金で、さして必要のない物を買い続け、彼女のあばら屋は物であふれていく。

ヌーベルバーグを支えた俳優のひとりであるベルナデット・ラフォンが主演を務め、「穴」のミシェル・コンスタンタンが共演。「プレイタイム」のジャン・バダルが撮影を手がけ、シンガーソングライターのジョルジュ・ムスタキが音楽、伝説的シャンソン歌手バルバラが主題歌の歌唱を担当。日本では、特集上映「ネリー・カプラン レトロスペクティヴ」(2025年12月26日~、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国順次公開)にて劇場初公開。

1969年製作/107分/フランス
原題または英題:La fiancée du pirate
配給:グッチーズ・フリースクール
劇場公開日:2025年12月26日

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(C)1969 Cythère films – Paris

映画レビュー

3.5 抗う筋自体は素晴らしいのだが…

2026年1月10日
iPhoneアプリから投稿

やはりその過程で、
こちら側まで性的消費に加担させるのはどうなんだろう

むしろそれも目的とも言えるが、
あまりに俳優の負担が大きい

あの女主人のキャラクターが珍しくて、
そこは良かった

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JYARI

3.5 ブニュエル作品を彷彿とさせる、人間の醜さを白日に晒して笑い飛ばす喜劇

2026年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

それにしても村のおっさん達気持ち悪いなあ。品性なく、気弱な根性なし。男同士で連帯しようとするけど欲望には抗えず、すぐに抜けがけする脆弱さ。
でもね、大なり小なり男はそんなのなんです。開き直りや自己弁護ではないけど、もはやすみませんと言うしかないなあ。

そんな愚かな男たちにひるむことなく淡々と対峙していくマリーの魔女的逞しさ。一方で清き者には慈しみを与える聖母的優しさ。

いつも射抜くような視線のマリーが唯一相好を崩したのは、巡回映画の映写技師アンドレ。紳士的で束縛せず、「マリーは映画を観ていいんだ。金を払ったんだから」と出自に関係なく平等に接する。映画愛もある。やっぱり世の中にはいい男もいるんですね。

ベルナデット・ラフォンがマリーを全身で体現!「美しきセルジュ」以来その個性的な美しさに魅せられている。

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sugar bread

3.5 何はなくともベルナデット・ラフォン

2026年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

強い女に男たちはかたなしというおなじみ(?)の一席
コメディとして観るべきだろうがこの哀れな男たちと大差ない我が身を見透かされるかのようで苦笑するしかない
マリーの家の中や屋外のオブジェなど美術がナイス

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共感した! 2件)
p.h.o.e.

4.0 新鮮!

2026年1月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

斬新

56年も前の作品なのに、古さを感じさせません。
文化や生活は変わっても、人間の本質は変わらないものだと思いました。
主人公も周りの男性も奥様達も、るそれぞれ個性が強く、自分の好きに生きている感じが心地よかったです。

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Mikikar