海賊のフィアンセ

劇場公開日:2025年12月26日

海賊のフィアンセ

解説・あらすじ

保守的な価値観に抵抗する女性たちを描き続けたアルゼンチン出身の映画作家ネリー・カプランが、「現代の魔女の物語」として撮りあげた1969年製作の長編劇映画第1作。

マリーと母は保守的な村社会から除け者にされて暮らしてきた。母が亡くなると、マリーは村人たちを相手に売春をするようになる。男たちを利用して稼いだ金を、必要のない商品を購入して浪費し、彼女のあばら屋は物であふれていく。

ヌーベルバーグを支えた俳優のひとりであるベルナデット・ラフォンが主演を務め、「穴」のミシェル・コンスタンタンが共演。「プレイタイム」のジャン・バダルが撮影を手がけ、シンガーソングライターのジョルジュ・ムスタキが音楽、伝説的シャンソン歌手バルバラが主題歌の歌唱を担当。日本では、特集上映「ネリー・カプラン レトロスペクティヴ」(2025年12月26日~、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国順次公開)にて劇場初公開。

1969年製作/107分/フランス
原題または英題:La fiancée du pirate
配給:グッチーズ・フリースクール
劇場公開日:2025年12月26日

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スタッフ・キャスト

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(C)1969 Cythère films – Paris

映画レビュー

4.0 ジプシー母娘

2024年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

母が亡くなり、今まで虐げられてきた復讐をする
村を崩壊させ、家や家財道具も捨て去り、窮屈なパンプスも脱ぎ捨て、身軽になり、いろんな柵から解き放たれたマリーの後ろ姿が頼もしい

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