日記 子供たちへ

劇場公開日:2025年11月14日

解説・あらすじ

ハンガリーを代表する女性監督メーサーロシュ・マールタによる自伝的連作「日記」シリーズの第1作。

1947年、ソ連から祖国ハンガリーに帰ってきた孤児のユリは、共産党員である養母のもとで育てられる。秘密警察に逮捕された父と亡き母の記憶に胸を締め付けられる日々を送っていたユリは、父にそっくりな男と出会い……。

1984年・第37回カンヌ国際映画祭で、女性監督として初めて審査員特別グランプリを受賞。日本では1985年・第1回東京国際映画祭で上映。2024年、4Kレストア版が新宿シネマカリテの上映企画「カリコレ2024/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2024」にて国内初上映され、2025年11月の「メーサーロシュ・マールタ監督特集 第2章」にて劇場公開。

1983年製作/108分/G/ハンガリー
原題または英題:Napló gyermekeimnek
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2025年11月14日

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第37回 カンヌ国際映画祭(1984年)

受賞

コンペティション部門
審査員特別グランプリ メーサーロシュ・マールタ

出品

コンペティション部門
出品作品 メーサーロシュ・マールタ
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映画レビュー

3.5 少女ユリに出会える「日記」三部作の序章

2025年12月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ユリの強さはどこから来るのだろう。どんな大人に対しても媚びないし、屈しない、主張する。時に頑固すぎるように映ってしまうが、ブレない姿勢はある意味清々しい。

ユリの幼少期の残像はとても鮮烈で美しい。両親と過ごした幸せな日々、湖畔のピクニック、車窓から見る森と雪原。一方で父が官憲に連行される時、彫像にかけた布から滴る雫のリアル、また採石場のまるで牢獄のような高い壁。そして母が病院のベッドに横たわる沈痛なショット。優しかった両親との辛い別れが少女の心に深い傷を残してしまったのは間違いない。

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sugar bread

3.0 今の時代にリメイクしてくれたら きっともっと良くなる

2024年8月3日
iPhoneアプリから投稿

今の時代にリメイクしてくれたら

きっともっと良くなる

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jung

3.5 自伝

2024年8月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

両親を亡くし、戦後ソ連からハンガリーへ帰郷した頃の話
三部作だそうで、満席だったし、あと二作品が見られることを期待してます

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