ヒューマン・ポジション
劇場公開日:2024年9月14日
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解説
病気の療養から復帰した新聞記者が、なにげない日常や社会とのつながりから心の居場所を見いだしていく姿を描いたノルウェー製のドラマ。
ノルウェーの港町で新聞社に勤めるアスタは、地元のホッケーチームやアールヌーボー建築を保存するための小さなデモ、クルーズ船の景気など、地元に関するニュースを取材し、記事にしている。プライベートではガールフレンドのライヴとふたり、穏やかな時間を過ごしている。そんなある日、アスタは、ノルウェーに10年間住み、働いていた難民が強制送還されたという記事を目にする。その事件を調べていくについれて、アスタは自身を覆っていた無気力感を払拭し、仕事とプライベートの両方で自分が求める“心の居場所”を次第に見いだしていく。
これが長編2作目となるアンダース・エンブレム監督が、自身の故郷であるノルウェーのオーレスンを舞台に、主人公の心の機微や日常を優しく美しく、静かなタッチで描いていく。心に傷を抱いた主人公アスタを、エンブレム監督のデビュー作でもタッグを組んだアマリエ・イプセン・ジェンセンが演じた。
2021年製作/78分/ノルウェー
原題または英題:A Human Position
配給:クレプスキュールフィルム
劇場公開日:2024年9月14日
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンダース・エンブレム
- 製作
- スティアン・スキャルタッド
- アンダース・エンブレム
- 脚本
- アンダース・エンブレム
- 撮影
- マイケル・マーク・ランハム
- 編集
- アンダース・エンブレム
- 音楽
- エイリク・スリニング・コルネス