エターナルメモリー

劇場公開日:

解説

アルツハイマーで記憶を失っていくジャーナリストの男性と彼を支える妻の愛と癒しに満ちた日々を記録した、チリ発のドキュメンタリー。

著名なジャーナリストである夫アウグスト・ゴンゴラと、チリの国民的女優にして同国初の文化大臣となった妻パウリナ・ウルティア。20年以上にわたって深い愛情で結ばれてきたふたりは、自然に囲まれた古い家をリフォームし、読書や散歩を楽しみながら毎日を丁寧に暮らしていた。そんな中、アウグストがアルツハイマーを発症し、少しずつ記憶を失っていく。やがてアウグストは、最愛の妻パウリナとの思い出さえも忘れてしまう。

監督は「83歳のやさしいスパイ」でチリの女性として初めてアカデミー賞にノミネートされ、本作でも同長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたマイテ・アルベルディ。「スペンサー ダイアナの決意」などの監督パブロ・ララインがプロデュースに名を連ねた。2023年サンダンス映画祭ワールド・ドキュメンタリー部門で審査員大賞を受賞。

2023年製作/85分/G/チリ
原題または英題:La memoria infinita
配給:シンカ
劇場公開日:2024年8月23日

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第96回 アカデミー賞(2024年)

ノミネート

長編ドキュメンタリー賞  
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映画レビュー

3.5Dying in Slow Motion

2024年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

A woman's documentary of her husband's descent into dementia at old age. A lifelong author, physically he appears healthy but his ego slips in and out, sometimes he can't remember his own name. It's heartwarming to see that even in lucid conciousness they find joy in love. A tearjerker to watch emotions flow. An argument for love as an insurance policy for comfort and happiness in the late years.

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Dan Knighton

2.0疲れた

2024年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

チリの有名なジャーナリスト・アウグスト・ゴンゴラと、同じくチリの国民的女優で同国初の文化大臣となった妻パウリナ・ウルティアの夫婦は、20年以上にわたって深い愛情で結ばれていて、古い家をリフォームし、読書や散歩を楽しみながら毎日を穏やかに暮らしていた。そんな中、アウグストがアルツハイマー病を発症し、少しずつ記憶を失っていった。やがてアウグストは、パウリナとの思い出さえも忘れてしまい・・・という話。 美しい話だが、アウグスト・ゴンゴラがパウリナと結婚したのはアルツハイマーとわかった後の2016年との事。それまでは事実婚だったのかな。 子供が出てこない理由も前妻との関係なのかと後からだけどなんとなくわかった。 絵や音楽は美しいが、ジャーナリストの一生、ってあまり興味無いし、アルツハイマー発症後の様子をずっと見せられてもなぁ、という感想。 疲れた。

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りあの

3.0免れない病気

2024年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

認知症の映画は色々あるが、洋画で観たドキュメンタリーは初めて。こんなに抗がん剤や免疫療法があるのに、決定的な治療が無いのが残念。ジャーナリストだった方があのようになるのは酷すぎる気がする。

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hanataro2

帰り道の「おはぎ」

2024年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 チリを代表するジャーナリストとして活躍した夫がアルツハイマーによって自分自身の業績も妻との思い出も忘れて行く様を妻の目線から記録したドキュメンタリーです。  「あれほど聡明だった人が・・」という哀しみも然ることながら、家族の思い出が夫の頭の中から消えていくのは辛いだろうな。勿論、辛すぎる場面は取り上げられていないのでしょうが、夫と相対する時の妻はいつも笑顔を絶やさず、それがとても愛らしいのです。  「死ぬまで一緒に居よう」 と呟く夫に頷く奥さんの姿にグッと来てしまいました。カメラがあるが故の「演技」にはとても見えず、お二人は互いにとても好きなんだなと言う事が強く伝わって来ました。  「今日は、帰り道に妻の好きなおはぎを買って帰ろう」 と、慌ててポケットの中の小銭を探ったのでした。

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La Strada